【日本ダービー2023予想】ダービー馬は2頭に絞れる 過去データ有

こんにちはsukeumaです。

牡馬クラシック2冠目東京優駿です。

馬券に絡む馬をデータと直感をもとに下記で説明しています。

■05/27 現在■
最終予想を公開しました。
 
 
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GⅠ日本ダービー(東京優駿)

コース芝2,400m
格付けGⅠ
条件3歳 定量戦

クラシック三冠レースの第二弾として行われる日本ダービーは、1932年に3歳限定の重賞「東京優駿大競走」として創設され、当初は目黒競馬場の芝2400mで行われていましたが、1934年から東京競馬場に舞台を移し現在に至ります。

レース名は幾度かの変更を経て、1964年に「東京優駿(日本ダービー)」と改称され、1984年のグレード制導入によりGⅠに格付けされています。

クラシック三冠レースについて、“皐月賞は最も速い馬”が、“日本ダービーは最も幸運に恵まれた馬”が、“菊花賞は最も強い馬”が勝つと言われており、日本ダービーを勝利する事は全てのホースマンが憧れる最高の栄誉とされています。

東京2400m【芝左回り】特徴

スタンド前からスタートするこのコースは比較的早く1コーナーを迎える為、かなりの確率で先行争いが繰り広げられます。

バックストレッチの中盤には上り坂があり、ブレーキがかかりペースが緩みやすい為いったん馬群が固まることが多いです。

3コーナーにかけては緩やかな下りとなり、そのまま直線に入るとすぐ高低差2mの急坂が待ち構える為、ラストの直線では急坂でスタミナを使った後に、後半残りの直線でキレ味を競うかなりタフなコースです。

距離のロスを避けるコース取りや、馬群を捌ける器用さ、中距離以上を走り切れるスタミナと屈指の長さである直線を抜け出せるキレのある末脚など競走馬として多様な能力が要求される事になります。

新時代のコース傾向や馬場状況を分かりやすく馬券に活かしてくれる解析本です↓

改めてコースの奥深さが分かる一冊です。

過去データ【過去5年】

 着順馬齢馬名人気前走
221牡3ドウデュース3皐月賞(GⅠ)3着ハーツクライ
2牡3イクイノックス2皐月賞(GⅠ)2着キタサンブラック
3牡3アスクビクターモア7皐月賞(GⅠ)5着ディープインパクト
211牡3シャフリヤール4毎日杯(GⅢ)1着ディープインパクト
2牡3エフフォーリア1皐月賞(GⅠ)1着エピファネイア
3牡3ステラヴェローチェ9皐月賞(GⅠ)3着バゴ
201牡3コントレイル1皐月賞(GⅠ)1着ディープインパクト
2牡3サリオス2皐月賞(GⅠ)2着ハーツクライ
3牡3ヴェルトライゼンデ10皐月賞(GⅠ)8着ドリームジャーニー
191牡3ロジャーバローズ12京都新聞杯(G)2着ディープインパクト
2牡3ダノンキングリー3皐月賞(GⅠ)3着ディープインパクト
3牡3ヴェロックス2皐月賞(GⅠ)2着ジャスタウェイ
181牡3ワグネリアン5皐月賞(GⅠ)7着ディープインパクト
2牡3エポカドーロ4皐月賞(GⅠ)1着オルフェーヴル
3牡3コズミックフォース16プリンシパル(OP)1着キングカメハメハ

人気データ【過去10年】

単勝率連対率複勝率
1~3人気【7-8-4-11】23%50%63%
4~6人気【2-2-0-26】7%13%13%
7人気以下【1-0-6-110】1%1%6%

3人気内の連対率、複勝率が優秀。

面白いのは7人気以下、3着に粘りこむケースが多いですが拾えそうなデータもありそうですね。

予想オッズ

1.ソールオリエンス

2.スキルヴィング

3.ファントムシーフ

4.タスティエーラ

5.サトノグランツ

6.ドゥラエレーデ

レース傾向【過去10年】

多少の誤差は生じる可能性が有ります💦

前走タイム差 1着or負け0.5秒差内 【9-10-8-80】
 負け0.6秒差以上  【1-0-2-67】
前走人気 9人気以内      【10-10-10-111】
 10人気以下     【0-0-0-37】
通算キャリア 6戦以内      【9-9-9-98】
 7戦以上      【1-1-1-50】

負け0.6秒差以上で馬券に絡んだ3頭は前走皐月賞1人気か、ホープフルSで連対していた馬でした。

勝負付けは済んでいるようです

負け0.6秒差以上【評価下げ対象】

グリューネグリーン

シャザーン

ショウナンバシット

トップナイフ

フリームファクシ

ベラジオオペラ

ホウオウビスケッツ

例外はありません

前走10人気以下【評価下げ対象】

グリューネグリーン

ショウナンバシット

メタルスピード

成長力が重要なファクター

7戦以上【評価下げ対象】

トップナイフ

メタルスピード

注目馬【データクリア馬】

サトノグランツ

シーズンリッチ

スキルヴィング

ソールオリエンス

タスティエーラ

ドゥラエレーデ

ノッキングポイント

パクスオトマニカ

ハーツコンチェルト

ファントムシーフ

ここからさらに絞ります

皐月賞5人気以内軸対象

ソールオリエンス

タスティエーラ

ファントムシーフ

ここからさらに

前走上り2位以内優勝馬対象

ソールオリエンス

ファントムシーフ

やはりデータは信頼出来そうです。

ただ2着以下は順当にいくでしょうか。

最終予想

本命◎ソールオリエンス

あの能力を見せつけられましたからね、そのレースが皐月賞なれば続く広い東京コースではもう一段階上の末脚を魅せてくれるのではと期待してしまいますし、それくらい圧倒的な存在感とパフォーマンスを出しているというオーラはまさにダービー馬に相応しいと思っています。

距離は未知ですが、血統だけ見るとキタサンブラック産駒ですし昨年は同じ産駒のイクイノックスがダービー2着ですから対応可能と予想できますし、新馬戦では東京で秀逸なレースで勝っていますからその点は信じて良いと思っています。

枠に関しては極端ではない位置ですからアクシデントというのは考えづらいです。ただ直線の短い皐月で一番後ろから大外回して勝ったのですから何かあっても差し切るだけの能力はあります

気になる状態面でも最終追切では皐月時と比べてもほぼ同様の時計、左を気にする様子は見られましたがここまでキープ出来ていれば問題ないです。

良馬場でも重馬場でも圧倒的な勝利をしているこの馬はもはや死角がなさそうですが、不安要素を探るとすれば中山(右回り)でのパフォーマンスがずばぬけ過ぎているという点でしょうか。

過去日本ダービー1人気アンライバルドはスプリングS、皐月賞を怪物のような末脚で勝利すると左回りの東京ダービーではパフォーマンスが落ち大敗しています。ただこの時は歴史にも残る大雨不良馬場でしたから参考外かもしれませんが、右も左も同じ能力値という馬はなかなかいないのも事実です。

とはいえ、この馬の懸念点を探すよりは2冠獲得でHEROになった姿を見たいのが競馬ファンとして望んでいる事なので信じる事にします。

対抗〇タスティエーラ

Sukeumaがデビューからダービー馬候補としてきた存在で、共同通信杯では本命にするも幼さ全開で惜敗。

続く弥生賞を積極策で勝利すると皐月賞でも自身の持ち味を100%活かし完璧なレースを披露しましたが、怪物の末脚に敗れ惜敗。

東京コースでの共同通信杯負けは単なる成長度にあると思っていますので、ここ2戦で問題は解消されたと思っていますし、真ん中枠で自身のパフォーマンスは発揮できるはずの今回はソールオリエンスにアクシデントがあればファントムシーフとの叩きあい予想だと思っています。

父サトノクラウンは弥生賞1着⇒皐月賞6着⇒日本ダービー3着ですから、タスティエーラはすでに父を超えていると解釈すればダービー2着以上には入って来てもおかしくないと思います。

懸念とすれば父もそうであったように共同、弥生、皐月と今年3戦している所でお釣りがなさそうにも思えますが、最終追切をみてその不安もなくなりました。馬なりでラスト11.1を出している様子を見ればまさに絶好調。時計の出やすい東京で能力が爆発しそうな予感です。

相手▲ファントムシーフ

ダービーでも相性の良い共同通信杯勝ち馬で、皐月賞では重馬場に苦労し後方待機となるも上手く馬群を捌き3着。あの状況で伸びてくるのは確かな能力の証ですし、立ち回り一つでは着順は上げられたと思っています。

走法的に右回りは違和感がある印象ですので左に替わればその辺解消してくるでしょうし、今回は東京2400mのコース上先行したいこの馬にはフィットした枠を引きましたから前走のような詰まった競馬にはならないはずです。

1週前追切で1杯、最終では馬なりも11.3のラストで締めている様子をみても状態は問題なさそうですね。

距離は正直微妙ですし、1人気を封じ込めるだけの武器があるわけでもない馬ですが、魅力なのはとにかく立ち回りの上手さとダービー実績の多いジョッキー経験ですので“日本ダービーは最も幸運に恵まれた馬”が勝つ所以を見せつけて欲しいです。

相手☆スキルヴィング

注目のキタサンブラック産駒らしく東京コースでのオーラは別格。

大型馬で飛びも大きく、広く長い東京コース専用といった印象ですのでまさしく今回は絶好の舞台だと思いますし、ルメール騎手との相性がとてもよくとにかく操縦性が良いのが一つ目の武器。

2つ目の武器はとにかくキレる末脚で、ここ2戦は34秒台とそこまではイメージにも見えますが、いずれも追い出しをまってのパフォーマンスですからメイチのここはソールオリエンスの猛追から逃れるため全力追いを解放するでしょうからギアはもう1段階あがるはずです。

最終追切では併せ馬を重点に仕上げていましたし、内枠対策も問題ないと見ています。

トータルでみても本命候補なのですが、やはり気になるのは青葉賞の呪い。過去10年青葉賞から参戦して馬券にからんだのは僅か3頭、勝ち馬で言えば1頭にまで数字が下がってしまいます。過去20年まで遡れば青葉賞組は8頭まで馬券に絡んでいますので、直近10年ではそれほど皐月賞のレースレベルが上がり青葉賞の比率が下がっているという現実。

過去を塗り替えるのが今年かもしれませんが、能力の底もみえず評価は下げることとしています。

相手△シーズンリッチ

デビューから素質に注目されていたドゥラメンテ産駒で、レースセンスで燻ぶっていた能力を前走毎日杯で解放。

他馬や馬群を気にしていたネガティブ要素をこのレースで一蹴し、一気に成長を遂げてきています。

ダービーに参戦出来ているのは、未勝利を勝ち上がってからあえて強豪とのレースを選択し成長を促してきたという要素がばっちり噛み合って来た証拠ですし、皐月賞をパスしてここを狙ってきた勝負気配も感じています。

レースを見る限り別馬と思わせるほどバランスが良くなっていますし、調教でもOP馬に先着していますからまずまず仕上がったという印象です。

とにかくタフな毎日杯を勝った馬がこの人気で走れるというアドバンテージにかけてみたいと思いますし、ダービー馬はダービー馬から生まれるともいわれますから血統や夢そのものにも注目です。

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トップナイフ

皐月賞での敗因は明らかに出遅れ。

3コーナーから直線では重馬場にしては手応えもよく、初めての展開にしては最後方から伸びている末脚は驚きでした。

1線級のレースで3度も連対実績がありますから単純に能力は通じると思いますし、この好枠で先行脚質なのは普通に有利だと思います。

オークスでもそうでしたが、前走大敗しただけでここまで人気が落ちる馬でもないですし、スタートさえ順調にこなせれば粘りこみを計れるのではないかと予想します。

調教に関しても前走がかなり調子が悪い様子なのに対し、最終追切で強め追いで3馬身先着。長く脚を使えていてとても良好そうです。

サイン分析

2023年もテーマはHERO IS COMING.す。

GⅠ初勝利ジョッキーやGⅠ初勝利の調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。

GⅠ初勝利騎手

津村騎手

岩田騎手


GⅠ初勝利調教師

武井調教師

奥村調教師

上村調教師