【セントライト記念2023予想】重要なのは馬体重とあのデータ

菊花賞の前哨戦として最も重要なレース。

近年では春から直行するローテーションも多くなってきましたが、基本的にはここか神戸新聞杯が王道ローテ。

確りと成長力を見極める必要がありそうです。

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GⅡセントライト記念

コース	芝2,200m
格付け	GⅡ
条件	3歳　定量戦

1947年に創設された3歳限定の重賞競走で、創設当時は東京競馬場・芝2400mを舞台に行われていたそうです。

幾度かの歴史を経て1980年から中山芝2200mに定着され、菊花のトライアルレースとしても指定されています。

3着までの馬に優先出走権が与えられる為、適性を見極めていた馬やタフな夏を乗り越えた勢いのある上り馬がここを目標にして状態を仕上げてきます。

レースの名前の由来としては日本競馬史上初の三冠馬であるセントライトを記念しています。

中山2200m【芝右回り】の特徴

スタート後スタンド前の坂を上ると、1コーナーまでの距離は430mと長い。

1～2コーナーを過ぎると、200mほどのバックストレッチを経て緩やかな3コーナーに入ります。

基本的にこの辺りから終始下り坂が続くため、2コーナーを過ぎてからはスピードが落ちず、なし崩し的にスパートをかけるタイミングが早くなりやすい。

スパートをかけたまま4コーナーの急カーブを曲がると、直線では急坂が待ち構えるタフなコース。

読んで想像できる通り末脚の持続力が必須で、スタミナとコースの経験が問われます。

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人気データ【過去10年】

		単勝率	連対率	複勝率
1～3人気	【6-7-5-12】	60%	43%	60%
4～6人気	【3-1-3-23】	30%	13%	23%
7人気以下	【1-2-2-83】	10%	3%	6%

人気が結果に直結しませんね。

中山のトリッキーなコースは能力だけでは勝ち切れません。

レース傾向【過去10年】

多少の誤差は生じる可能性が有ります💦

馬体重	459㎏以下　　　　　 【0-1-0-23】
	460㎏以上　 　　　　【10-9-10-94】
前走人気	5人気以内　 　 　　　【6-7-5-74】
	6人気以下　　　 　【4-3-5-43】
勝利数	2勝以上　 　　　　 【9-10-10-95】
	1勝以下　　　　 　　【1-0-0-22】

前走6人気以下で馬券に絡んだのは、前走ダービーor前走重賞勝ち。過去10年全てこのパターン

勝利数1勝以下で馬券に絡んだのは、昨年のアサマノイタズラのみ。

※この馬は●●という条件があり、激走の予感はあった模様。

注目馬

最終予想

本命◎ソールオリエンス

今後もGⅠをいくつか勝つであろう皐月賞馬。

中山での超絶パフォーマンスはもはや説明不要でしょうし、仕上がりも抜群の状態でステップレースとはいえ負ける画がみえません。

なにかあるとすれば外々を回される競馬で削られ直線届かないくらいでしょうが、皐月ではそれでも全馬差し切りましたし。

内に唯一のライバルがいる状況なのである程度のタイミングで仕掛けていくでしょうから、レーベンスティールをどの位置で飲み込めるのか楽しみです。

調教に関しても何も問題ないくらい仕上がったと思いますので菊花賞へ向けて好パフォーマンスを期待しています。

追切　評価　AA
時期	調教場所	6F	4F	3F	1F	状態
最終追切	美浦南W(良)	82.1	52.9	38.3	11.7	一杯

対抗○レーベンスティール

新馬戦で皐月賞馬ソールオリエンスにクビ差惜敗した期待の新星。

3着以下には5馬身差であった事から期待値はグングンあがり、勝利した2走とも非凡な能力で圧勝。

正直ここでくすぶっている馬ではないと思うのですが、不良馬場や展開など適性外のレースでは勝ち切れていない甘さもあるのが現状。

気難しさや幼さもあるのかもしれませんが、ステップレースとはいえオリエンス相手で懸念要素があるのはマイナス、とはいえ持ち合わせているエンジンやオーラは他馬とはあきらかに違いますので、スタートが決まりポジションさえ保てれば先行押し切りは可能とみています。

追切　評価　A
時期	調教場所	6F	4F	3F	1F	状態
最終追切	美浦南W(良)	80.9	50.2	36.3	11.6	馬なり

相手▲セブンマジシャン

デビューから全て右回りレースを使われている期待の能力馬。

毎回上りの末脚はキレがあるものの馬がまだ幼く、展開やペースに左右されやすい面や主戦ジョッキーが安定しない事から重賞やOP勝ちの称号を得てはいませんが、それでも相手なりに成績は残せていると思います。

今回は継続騎手ですし、上手く脚を溜める事が出来れば内外枠の差でソールオリエンスを封じるだけの潜在能力はあると信じています。

仕上がりはもともと地味ですから夏一叩きされた上昇気配は感じますし、前走詰まり過ぎた鬼脚で突き抜けて欲しいと思います。

追切　評価　A
時期	調教場所	6F	4F	3F	1F	状態
最終追切	栗東坂路(良)		54.4	38.7	12.4	馬なり

相手☆シャザーン

キレ味鋭いOP馬で、皐月賞・日本ダービーと上り2位をマーク。

まだまだ成長途上で道中がずぶく、追走力も乏しいため大きなレースになるとおいて行かれる展開からポジショニングが悪くなる傾向。

血統的に菊花賞へ向かうか微妙ですが、ローテーションはフレッシュで好感がもてますしいかにもステップレースで能力を発揮しそうなタイプ。

調教の雰囲気や時計は地味な印象ですが、最終ではピリッと整ったイメージ。

なにより春に感じていたズブさがなくなったのには驚きでした。

追切　評価　B
時期	調教場所	6F	4F	3F	1F	状態
最終追切	栗東坂路(良)		55.6	40.2	11.9	馬なり

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データブレイク馬【直感馬】

新時代の競馬に突入しています。

過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。

グリューネグリーン

データ通り相性の良い前走ダービー参戦組。

ここ4走の実績を見ればこの人気は仕方ないとも思えますが、2強以外は横一線のレースでマークが外れるのであれば重賞勝ちのある同馬は面白い。

もともと平均ペースには強い馬で2歳時には札幌記念2着のトップナイフも封じた先行馬。

現状本番では印を打ちにくいですが、ある程度ペースが流れつつスローな展開の今回は粘りこんで2・3着は全然ありそう。

天気の影響で時計の測定は不明、追切の本数も少なめですがラストのタイムやキレのある走法を見る限り悪くはなさそうです。

追切　評価
時期	調教場所	6F	4F	3F	1F	状態
最終追切	美浦南PT(良)				11.5	馬なり

菊花賞出走馬予想はこちら↓

【菊花賞2023】出走馬予想解析と有力馬解説

サイン分析

2023年もテーマはHERO IS COMING.です。

重賞・GⅠ初勝利ジョッキーや調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。

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