【毎日王冠2023予想】注目馬はJSS 伝説の毎日王冠に続け
天皇賞秋やマイルCSの前哨戦でもあるこのレース。
今年の主役2頭はマイラーですが内容次第ではイクイノックスを脅かすかもしれない能力の持ち主。
データで拾えるのか否か、良ければ見て行ってくださいね。
【10/08現在】 最終予想を公開しています。
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GⅡ毎日王冠
| コース | 芝1,800m |
|---|---|
| 格付け | GⅡ |
| 条件 | 3歳上 定量戦 |
当初は1950年に3歳以上の重賞競走として東京2500m戦として創設されました。
幾度かの距離と開催競馬場変更がなされ、1981年には天皇賞秋の前哨戦として定着するようになっています。
1984年に天皇賞秋が芝2000mに短縮されたことに伴い、前哨戦も芝1800mに短縮され現在に至っているそうです。
優勝馬には天皇賞秋の優先出走権が与えられることとなっている為、古馬だけでなく3歳馬も参戦し、中距離路線の実績馬たちが秋の始動戦として熾烈な争いを繰り広げます。
東京1800m【芝左回り】の特徴
2コーナー付近ポケットからスタートし、本線に合流していくコースレイアウトです。
スタートから2コーナーまでの距離が短い為、極端な外枠は不利となることが多い。
バックストレッチに入るとペースは落ち着きますが、後半の起伏を越え3コーナー途中までは下り坂となり、徐々にペースを上げながら直線に向かいます。
東京の直線は長く高低差2mの急坂が続きますので、ここに至るまで脚を温存していなければ勝利は掴めません。
マイルのようなワンターンに類似してはいますが、コーナーが1つ増えることでペースが緩みやすく息入れがしやすい。
どちらかと言えばマイラーよりも中距離馬が活躍する事が多くなっている印象です。
人気データ【過去10年】
| 単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
| 1～3人気 | 【8-5-1-16】 | 80% | 43% | 46% |
|---|---|---|---|---|
| 4～9人気 | 【2-4-8-46】 | 20% | 10% | 23% |
| 10人気以下 | 【0-1-1-28】 | 0% | 3% | 6% |
上位人気がかなり信頼のおけるレースです。
人気とデータを組み合わせて的中を目指しましょう。
当日予想オッズ
1．シュネルマイスター
2．ソングライン
3．ジャスティンカフェ
4．エエヤン
5．ウインカーネリアン
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
| 馬齢 | 5歳以下 | 【9-7-9-51】 |
|---|---|---|
| 6歳以上 | 【1-3-1-39】 | |
| 前走人気 | 9人気以内 | 【10-9-10-68】 |
| 10人気以下 | 【0-1-0-19】 | |
| 前走クラス | 重賞以上 | 【10-10-9-76】 |
| OP以下 | 【0-0-1-10】 |
6歳以上で馬券に絡んだのは、東京重賞勝利実績・前走東京コース、前走重賞勝利のいずれか
前走OP以下で馬券に絡んだのは、前走同コース勝利馬
6歳以上【評価下げ対象】
ウインカーネリアン
バビット
前走10人気以下【評価下げ対象】
ウインカーネリアン
前走OP以下【評価下げ対象】
アドマイヤハダル
ノースザワールド
注目馬
【データクリア馬】
エエヤン
エルトンバローズ
ジャスティンカフェ
シュネルマイスター
ソングライン
デュガ
バラジ
フェーングロッテン
過去10年勝ち馬10頭は以下に該当
・OP以上での東京コース勝利実績
【データクリア勝ち馬】
ジャスティンカフェ
シュネルマイスター
ソングライン
最終予想
本命◎ジャスティンカフェ
昨年レコード勝ちしたサリオスと0.1秒差の2着馬で、前走エプソムCを快勝した期待馬。
常に鬼のような末脚を使えるのですが、展開や適性・仕掛けどころがフィットせず期待された昨年から前走重賞を獲れるまで1年かかりました。
レースをみてもコーナー2つよりも3つ4つくらいの方が向いていると個人的には思っていますし、昨年・前走よりも内枠に配置された今回はまさに絶好のチャンスだとみています。
マイルでは2強より劣るとは思いますが1800~2000mでは今年最も期待している馬です。
| 追切 評価 B | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 栗東CW(稍重) | 54.6 | 38.7 | 11.7 | 馬なり | |
対抗○シュネルマイスター
2021年に勝利した時と同じ馬番での競馬で、ある意味試練を背負わされている印象。
あの時はNHKマイルを勝ち切った全盛期でのパフォーマンスでしたし、恐らく閉じ込められる今回も最後方から差し切れるかは疑問が残ります。
1200~1800mを使われ続けた結果今一つ距離へのフォーカスが上手くいっていない気がしますし、ここまで来たら欲しいのは古馬のGⅠ勝利でしょうからマイルCSへの叩きは濃厚です。
追切でもルメール騎手が対応していませんし、いわゆる腹回りにキレもありません。
調教タイム自体はさすがGⅠ馬という仕上がりで馬券には絡むでしょうが少し物足りないというのが正直な印象です。
| 追切 評価 A | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 美浦南W(稍重) | 52.5 | 37.4 | 11.3 | 強め | |
相手▲ソングライン
マイルGⅠ3勝という実績から完全に能力開花した期待の牝馬。
秋参戦自体が珍しく、恐らくマイルCSへのステップかと思いますが富士Sではなくこちらをチョイスした意味合いが最も重要。
折り合い的に200mの延長は対応可能とは思いますが、ここまでのマイラーが5歳になって距離延長は懐疑的。
負けても本番はBCマイルという印象しかないのでここを勝ち切るイメージはつきません。
ただ、驚いたのは調教のパフォーマンスで状態はGⅠと同等かそれ以上といってよいでしょう。
この現状が勝負気配なのかニュートラルな能力なのかレースが楽しみです。
| 追切 評価 AA | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 美浦南W(稍重) | 52.8 | 37.7 | 11.0 | 強め | |
相手☆フェーングロッテン
菊花賞が距離適性、七夕賞が出遅れだとすれば昨年から1年間重賞で全て馬券に絡んでいる馬。
勝ち切れるような大きな武器はないがラジオNIKKEI賞のような勝負根性はもともとあり、鞍上も固定ですのでいつかどこかでもう1勝2勝重賞は獲れそうなイメージはあります。
札幌記念を圧勝し天皇賞秋でも有力なプログノーシスの2着という実績をもつこの馬が8人気は美味しいですし、前走大敗でダメージが少ない状況も◎。
調教では鋭いピッチ走法で脚の回転も速い動き、今年1番の出来ともみえます。
| 追切 評価 A | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 52.8 | 38.2 | 12.5 | 馬なり | |
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
バラジ
ここ3走は昇級後の洗練を受けた形の結果。
明らかに馬場状態や位置取りと考えればこの馬自体パフォーマンスは出し切っているのは優秀。
人気薄という武器で箱根特別や湾岸Sのようなレースを再現できればタフな競馬を経験しているこの馬の粘りこみもありえそう。
好位置で競馬を出来るこのジョッキーへの乗り替わりも大変不気味です。
| 追切 評価 B | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 美浦南Ｗ(稍重) | 51.8 | 37.4 | 11.5 | 強め | |
天皇賞秋の出走予定記事はこちら↓
サイン分析
2023年もテーマはHERO IS COMING.です。
重賞・GⅠ初勝利ジョッキーや調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。
