【ヴィクトリアマイル2023】勝利の女神は東京巧者から
こんにちはsukeumaです。
GⅠシーズン到来ですね。
昨年はここに出走したソングラインが安田記念を勝利しました。
今後のマイル戦線にとって、非常に重要なレースとなるでしょう。
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GⅠヴィクトリアマイル
| コース | 芝1,600m |
|---|---|
| 格付け | GⅠ |
| 条件 | 4歳上 定量戦 |
優秀な牝馬の価値を高める事を目標に、4歳以上の牝馬の目標となるGⅠ競走として「ヴィクトリアマイル」が新設されました。
東京競馬場・芝1600mを舞台に、短距離・マイル・中距離路線から様々な強豪牝馬が集結し“春の女王決定戦”が開催されます。
競走名のヴィクトリア「勝利の女神」という意味。
東京1600m【芝左回り】の特徴
2コーナー付近からスタートし、直後は緩やかな下り坂になる為前半はスピードに乗りやすいコースで、3コーナーまでの距離は約540mと長く、3コーナーから4コーナーはカーブが緩やかなためスピードに乗ったままペースが落ちにくいです。
ゴール前の直線は525.9mあり、高低差2mのタフな坂も末脚を削ります。
ハイラップで流れる事が多いコースで、直線ではキレも求められる難解なコース。
脚が早いだけでは攻略できない総合的なコースで走った経験や適性も重要となります。
過去データ【過去5年】
| 着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 22 | 1 | 牝4 | ソダシ | 4 | フェブラリーS(GⅠ)3着 | クロフネ |
| 2 | 牝4 | ファインルージュ | 3 | 東京新聞杯(GⅢ)2着 | キズナ | |
| 3 | 牝5 | レシステンシア | 6 | 高松宮記念(GⅠ)6着 | ダイワメジャー | |
| 21 | 1 | 牝5 | グランアレグリア | 1 | 大阪杯(GⅠ)4着 | ディープインパクト |
| 2 | 牝5 | ランブリングアレー | 10 | 中山牝馬S(GⅢ)1着 | ディープインパクト | |
| 3 | 牝4 | マジックキャッスル | 5 | 阪神牝馬S(GⅡ)2着 | ディープインパクト | |
| 20 | 1 | 牝5 | アーモンドアイ | 1 | 有馬記念(GⅠ)9着 | ロードカナロア |
| 2 | 牝5 | サウンドキアラ | 4 | 阪神牝馬S(GⅡ)1着 | ディープインパクト | |
| 3 | 牝5 | ノームコア | 5 | 高松宮記念(GⅠ)15着 | ハービンジャー | |
| 19 | 1 | 牝4 | ノームコア | 5 | 中山牝馬S(GⅢ)7着 | ハービンジャー |
| 2 | 牝4 | プリモシーン | 4 | ダービーCT(GⅢ)2着 | ディープインパクト | |
| 3 | 牝6 | クロコスミア | 11 | 阪神牝馬S(GⅡ)5着 | ステイゴールド | |
| 18 | 1 | 牝5 | ジュールポレール | 8 | 阪神牝馬S(GⅡ)5着 | ディープインパクト |
| 2 | 牝4 | リスグラシュー | 1 | 阪神牝馬S(GⅡ)3着 | ハーツクライ | |
| 3 | 牝5 | レッドアヴァンセ | 7 | 阪神牝馬S(GⅡ)2着 | ディープインパクト |
人気データ【過去10年】
| 単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
| 1～3人気 | 【3-4-1-22】 | 10% | 23% | 27% |
|---|---|---|---|---|
| 4～5人気 | 【3-2-3-12】 | 16% | 26% | 37% |
| 6人気以下 | 【4-4-6-113】 | 3% | 6% | 11% |
単勝率でいうと横並びですが、複勝率では5人気以内がまずまずの結果ですので軸はここからが最適だと思います。
中穴～大穴で激走してくる存在もいますから確りとデータの見極めが必要です。
予想オッズ
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
| 前走人気 | 5人気以内 【10-6-6-91】 |
|---|---|
| 6人気以下 【0-4-4-53】 | |
| 馬齢 | 5歳以下 【8-9-9-119】 |
| 6歳以上 【2-1-1-28】 | |
| 東京コース適性 | 重賞3着内有り【9-6-6-58】 |
| 重賞3着内無し【1-4-4-89】 |
・重要なファクターは前走の人気。
データ外の馬には東京実績やGⅠからの参戦馬など激走するだけの理由があります。
馬齢やコース実績など信頼できるデータもありそうですね。
もともとの注目度が必要
実績や適性がなければ消し
何より相性が大切
注目馬【データクリア馬】
データ、印象共に人気馬をピックアップしていますね。
ここからデータブレイクな直感馬を探していきたいと思います。
最終予想
本命◎ソングライン
昨年も本命にしたマイラーで、3歳時にはNHKマイルでシュネルマイスターの2着ととんでもないポテンシャルを魅せてくれています。
高いクラスでの牡馬相手や海外重賞でも能力を発揮しているだけに間違いなく牝馬GⅠは獲れると思っていたのですが、昨年のヴィクトリアマイルでは内枠で詰まりハイペースで流れた結果ポジション取りを出来なかった事が敗因となってしまいました。
この馬の可能性を証明したのがその後の安田記念で、外枠で確り折り合うと直線完璧な追い出しで混合GⅠを勝利。
ある程度緩んだペース、ポジショニング次第と条件付きの本命ではありますが、今回は他馬もネガティブ要素がある状態ですし、勝ちか負けかの爆発的な末脚を発揮する馬ですのでここは能力と実績を加味して当馬に託したいと思っています。
対抗〇スターズオンアース
絶好調のルメール騎手のもと桜花賞馬がここへ参戦してきたとなればこの人気も納得ではありますが、どちらかといえば息入れが必要で整った状態での末脚が武器なタイプ。
ここ3戦中距離でのレース展開で競馬をしている状態でいきなり激流のマイルGⅠに対応出来るかが唯一のネガティブ要素でしょう。
それでも東京コースは全て馬券に絡んでいる2冠馬、能力だけで他馬を封じる事ができるポテンシャルには期待したいですね。
相手▲ソダシ
脚質や実績、距離適性や東京コースでの傾向を見るとこの馬が本命だったのですが、ここにきての乗り替わりと大外枠。
とにかくこの馬にとって重要なファクターは距離と折り合いで、外をじりじり回されると直線でのスタミナ切れやメンタル崩壊が懸念されますし、外国人ジョッキーでは好位置を獲りに行くと思いますので上手く内にいれる選択をしない限り4角周ったあとは純粋な能力勝負となる状況でしょう。
それでも牝馬同士でマイルなら飛びぬけた能力の持ち主ですのでこの苦しい展開でも勝ってしまうソダシをファンとして見てみたいですね。
相手☆ナミュール
古馬となり精神的なネガティブ面に改善が見られ、本来の能力に相応しい結果を残しつつあります。
血統や馬主、生産をみてもどこかでGⅠを獲れるオーラやトータルの能力を持っていると思いますし、もともと大きく崩れたのは1人気で凡走した桜花賞のみ。
実績を見れば高いクラスでも掲示板は確保していますし、なにより競馬では1800m⇔1600mに大きな壁があるといわれている距離不安があるなかで、前走いきなり600mの距離短縮に対応できたのはそもそもここのラインでの距離に適性があるという証拠でしょう。
東京コースは3戦して3回馬券に絡んでいますので復活の雰囲気のある横山騎手次第では大きな結果がついてくる可能性は大きいと思います。
相手△サウンドビバーチェ
ヴィクトリアマイルに必要なのは東京適性と近走マイルでの実績があるかどうかがPOINT。
2000mからの距離短縮に2走目でフィットしてきたこの馬のポテンシャルは未知ですし、先行馬には追い風となる内枠も良い。
渋った馬場で結果を残しているだけに雨が残っても自身のパフォーマンスは出し切れそうですし、覚醒したドゥラメンテ産駒は止まらないので人気のないここが狙い目と見ます。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ナムラクレア
デビューから高いレベルでの安定感のある馬で前走高松宮記念では完璧な騎乗をするも不良馬場で伸びきれず、GⅠ獲得まであと一歩の所まで能力の成長がみられています。
これだけの能力や実績があるのに人気に反映されないのは、距離適性への不安だと思いますが、もともと高いクラスでのマイル経験や桜花賞3着の結果がある通り対応は可能と見ています。
とにかくGⅠでのハイラップへ対応できる経験とスプリンターらしい末脚はとても魅力ですのでジョッキーさえ腹を括れれば直線突っ込んできそうな予感はします。
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サイン分析
2023年もテーマはHERO IS COMING.です。
GⅠ初勝利ジョッキーやGⅠ初勝利の調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。
