【宝塚記念2024予想】投票1位が負けるのは○○馬だった
春の頂上決定戦宝塚記念。
グランプリレースとして選ばれしメンバーが集い能力を競い合うこのレースは
人気が先行するが故多々穴馬が飛び込んでくる波乱の多いレースでもあります。
近年は頭数が少ない事もありデータが取りにくい側面もあるのですが
引きやすいデータを理解していれば馬券的中も近づくことでしょう
投票という人気に捉われず確実に好走する馬はどんな特徴があるのか、是非ご覧になっていってください
【06/22】最終予想を公開
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GⅠ宝塚記念
コース | 芝2,200m |
---|---|
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳上 定量戦 |
年末のGPレース「有馬記念」と同様に、上半期の締めくくりレースとしてファン投票で出走馬を選出し華やかなレース作りを実施しているのがこの「宝塚記念」です。
当初は3歳上・馬齢重量、阪神芝1800mで行われていましたが、1966年に現在の2200mに延長されています。
秋の大きなレースに向けてのスケジュールや夏休養の馬たち、サマーシリーズへ照準をむけている陣営がいるなか全ての有力馬が参戦できるわけではありませんが、それでもこの特殊なコースで数々の歴史に残るレースが繰り広げられています。
京都2200m【芝右回り】特徴
スタンド前からのスタートするこのコースは1コーナーまでの距離が長いので、内枠の差がさほど現れないのが実情。
バックストレッチ半ばまではほぼ平坦が続き、そこから3コーナーに向けて長い上り坂に入ることになります。
坂を上りきると4コーナーにかけて急な下り坂が待ち構えていて、スピードが加速したまま最後の4コーナーを回ります。
ゴール前の直線は398mと長くはない為、直線に向けて確りと加速してトップスピードに乗る必要があり、まずは長く脚を使えるスキルが重要です。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
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23 | 1 | 牡4 | イクイノックス | 1 | ドバイシーマC(GⅠ)1着 | キタサンブラック |
2 | 牝5 | スルーセブンシーズ | 10 | 中山牝馬S(GⅢ)1着 | ドリームジャーニー | |
3 | 牡4 | ジャスティンパレス | 2 | 天皇賞春(GⅠ)1着 | ディープインパクト | |
22 | 1 | 牡4 | タイトルホルダー | 2 | 天皇賞春(GⅠ)1着 | ドゥラメンテ |
2 | 牡6 | ヒシイグアス | 5 | 大阪杯(GⅠ)4着 | ハーツクライ | |
3 | 牝5 | デアリングタクト | 4 | Vマイル(GⅠ)6着 | エピファネイア | |
21 | 1 | 牝5 | クロノジェネシス | 1 | ドバイシーマC(GⅠ)2着 | バゴ |
2 | 牡5 | ユニコーンライオン | 7 | 鳴尾記念(GⅢ)1着 | No Nay Never | |
3 | 牝4 | レイパパレ | 2 | 大阪杯(GⅠ)1着 | ディープインパクト | |
20 | 1 | 牝4 | クロノジェネシス | 2 | 大阪杯(GⅠ)2着 | バゴ |
2 | 牡6 | キセキ | 6 | 天皇賞春(GⅠ)6着 | ルーラーシップ | |
3 | 牡4 | モズベッロ | 12 | 天皇賞春(GⅠ)7着 | ディープブリランテ | |
19 | 1 | 牝5 | リスグラシュー | 3 | QE2世C(GⅠ)3着 | ハーツクライ |
2 | 牡5 | キセキ | 1 | 大阪杯(GⅠ)2着 | ルーラーシップ | |
3 | 牡5 | スワーヴリチャード | 6 | ドバイシーマC(GⅠ)3着 | ハーツクライ |
GⅠにおいて外国人ジョッキーの取扱は超重要
人気データ【過去10年】
単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
1~3人気 | 【7-2-3-18】 | 70% | 30% | 40% |
---|---|---|---|---|
4~9人気 | 【3-5-4-54】 | 30% | 12% | 18% |
10人気以下 | 【0-3-3-53】 | 0% | 5% | 10% |
3人気以内の勝率は高めですが、
10人気以下の複勝率も10%と買い目から消すと痛い目をみそうなデータとなっています。
当日予想人気
人気 | 出走予定馬 | 想定騎手 | 血統(父馬) |
1 | ドウデュース | 武豊 | ハーツクライ |
2 | べラジオオペラ | 横山和生 | ロードカナロア |
3 | ローシャムパーク | 戸崎圭太 | ハービンジャー |
4 | ジャスティンパレス | ルメール | ディープインパクト |
5 | ブローザホーン | 菅原明良 | エピファネイア |
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
馬齢 | 5歳以下 | 【10-5-10-70】 |
---|---|---|
6歳以上 | 【0-5-0-51】 | |
前走着順 | 5着以内 | 【8-6-6-64】 |
6着以下 | 【2-4-4-55】 | |
前走人気 | 9人気以内 | 【10-10-8-76】 |
10人気以下 | 【0-0-2-29】 |
6歳以上での馬券絡みはGⅠ馬か1年以内にGⅡ勝利馬
前走6着以下での馬券絡みはGⅠ馬か天春から参戦
前走10人気以下での馬券絡みは前走連対かGⅠ勝利
6歳以上【評価下げ対象】
カラテ
ディープボンド
ヒートオンビート
ヤマニンサンパ
前走6着以下【評価下げ対象】
カラテ
ソールオリエンス
ヒートオンビート
プラダリア
前走10人気以下【評価下げ対象】
ルージュエヴァイユ
【大注目データ】
前走GⅡ以下は2着内か3人気内が条件
※以下は消し
カラテ
ヒートオンビート
ヤマニンサンパ
データ推奨馬
【データクリア馬】
ジャスティンパレス
シュトルーヴェ
ドウデュース
ブローザホーン
べラジオオペラ
ローシャムパーク
過去10年ファン投票1位の馬が負けたのは〇〇〇〇馬のみ
負けたのは菊花賞馬のみです
【過去データ勝ち馬候補】
最終予想
本命◎ドウデュース
1600m~2500mのGⅠを制しているダービー馬
走る際の脚の回転量がすさまじく本来であれば2000mをこなせるマイラーという印象で
東京優駿や有馬記念を勝利出来たのは、距離適性以外の能力が秀でているという点・騎手との相性が非常にフィットしているという2点だと思っています。
国内の非根幹距離でいえばGⅠ含めデビューから全てのレースで勝利しているという恐るべし適性力は信頼の証。
武豊騎手は【阪神よりも京都の方がポジティブ】だとコメント、未経験のコースにフィットしているという自身からレースイメージは出来ているでしょうし、父ハーツクライの実績を全て上回って走るドウデュースはハーツの2着を乗り越えてくると信じています。
対抗○ジャスティンパレス
昨年3着のディープインパクト産駒
1人気の雨不安と対比して昨年より強力な騎手を乗せてグランプリを獲りにくる勝負勘は信頼出来そうですし、稍重で天皇賞春を制している実績からも崩れる予感はしていません。
国内でのここ3走は全て後方から末脚届かずというのが敗因ですので、京都内回りという特性上ルメール騎手は位置取りをフィットさせてくるでしょうし、指示に応えられる操縦性も問題ないでしょう。
裏を返せばポジションや追走に能力を寄せすぎて本来の末脚が活きない可能性もあり、長距離を除けばどのPOINTがこの馬の武器なのかぼんやりした印象が強く、ゴール板手前で届かない・耐えきれないという結果が予想できるのも正直な所です。
相手▲シュトルーヴェ
せん馬で開花した絶賛連勝中の超新星
前走目黒記念で魅せた32秒台の末脚は可能性の塊で、GⅠという舞台でさえ突き抜けるような能力が覚醒している予感がしています。
このクラスは未経験ですのでスタートは恐らく馬なりでしょうが、この1枠1番という位置が非常に不気味にこの馬をブーストさせる気がしますし、ジャスティン・ドウデュースを外から差せる馬はいないと思いますのでここは最内のレーン騎手に期待しています。
気になる点があるとすれば今年4走目という状況と、ここ3走馬体重が減り続けている心配面。
当日大きく減っているのであればもう少し評価は落ちそうです。
相手☆べラジオオペラ
安定感のあるメンタルと操縦性が魅力の4歳馬
確実なる成長力と渋った馬場に強い実績からこのメンバーでも互角に戦えそうなポテンシャルは確かにあり、和生騎手も【こう乗る】と決めてレースに挑んでいますのでこの好枠から自身の競馬とポジティブなポジションを取りに行けるはずです。
切れる末脚を使えるタイプではないものの、経験したレースでは早い上りを使えている方ですので4コーナー先頭で飛び込んでこれるようであれば一発あっても不思議ではなさそう。
たた、どこまで伸びしろがあるかは疑問で2000mまでの距離でしか勝利実績がない点・ロードカナロア産駒と不安な要素も含め見極めが必要とみて相手評価としています。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ソールオリエンス
重馬場の皐月賞馬。
4歳世代の能力を懐疑的と評価する声もありますが、クラシック全入着と衝撃の末脚をもつGⅠ馬が7人気とは軽く見られているなという印象です。
ここ3走は古馬戦・乗り替わりと戸惑ったと思いますし正直ズブい面が出つつあるのでもう少し時間がかかるという意味で阪神コースなら消しと考えていましたが、ニューフィールドで生まれ変わった京都コースのような刺激であれば一変する可能性はありそう。
非根幹での安定感はありそうなのでマークされない今回は横山騎手含め人馬共に自身との戦いとなるでしょう。
まとめ
Sukeumaは雨だからというバイアスは限りなく捨てるようにしていますので、現状強いと思う馬を取り上げています。
データ推奨欄でもコメントしましたが過去10年投票1位の馬が出走した際、優勝できなかった対象は全て菊花賞馬。
ドウデュースの信頼度は高いでしょう。
過去10年、10番以降の馬番で馬券に絡んだのは主にGⅠ馬と前走勝利馬ですのでローシャムパーク・ブローザホーンは見送りとさせていただきました。