【高松宮記念2024予想】過去バイアスから重要データはコレ

昨年から混沌のスプリント界。

圧倒的なスピードを持つ新たなHEROが現れるのでしょうか。

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GⅠ高松宮記念

コース	芝1,200m
格付け	GⅠ
条件	4歳上　定量戦

1967年に3歳以上の重賞として創設され、1971年に高松宮殿下からの優勝杯を受け名称を「高松宮杯」に改称。

当初は芝2000mを舞台に、夏の中京を飾るレースとして開催していました。

1996年のスプリントレースの改善に伴い、開催時期を5月に繰り上げ、距離を芝1200mに変更の上、GⅡからGⅠに格上げされています。

中京競馬場としては初のGⅠ競走が誕生し、春のスプリント王決定戦が開幕するとともに1998年に現在のレース名「高松宮記念」に改称されました。

中京1200m【芝左回り】特徴

スタートから3コーナーまでの距離は300mほどで、中京らしくゴール前の直線の方が長くなっています。

バックストレッチ半ばから直線入口まで下り坂が続くので息が入りにくく、緊張感の途切れないまま直線を向くと高低差2mの上り坂が待つタフなコースになっています。直線が長いため脚を温存したいが、ラップが早くなるスプリント戦では上手くいかず、流れについていきながら瞬発力も発揮できるスピード＋スタミナが求められる。

過去データ【過去5年】

	着順	馬齢	馬名	人気	前走	父
23	1	牡7	ファストフォース	12	シルクロードS(GⅢ)2着	ロードカナロア
	2	牝4	ナムラクレア	2	シルクロードS(GⅢ)1着	ミッキーアイル
	3	牡8	トゥラヴェスーラ	13	阪神C(GⅡ)8着	ドリームジャーニー
22	1	牡6	ナランフレグ	8	オーシャンS(GⅢ)2着	ゴールドアリュール
	2	牝5	ロータスランド	5	京都牝馬(GⅢ)1着	Point of Entry
	3	ｾﾝ7	キルロード	17	オーシャンS(GⅢ)6着	ロードカナロア
21	1	牡6	ダノンスマッシュ	2	香港S(GⅠ)1着	ロードカナロア
	2	牝4	レシステンシア	1	阪急杯(GⅢ)1着	ダイワメジャー
	3	牡6	インディチャンプ	3	阪急杯(GⅢ)4着	ステイゴールド
20	1	牝5	モズスーパーフレア	9	シルクロードS(GⅢ)4着	Speightstown
	2	牝4	グランアレグリア	2	阪神C(GⅡ)1着	ディープインパクト
	3	牡5	ダイアトニック	4	阪急杯(GⅢ)3着	ロードカナロア
19	1	牡4	ミスターメロディ	3	阪急杯(GⅢ)7着	Scat Daddy
	2	牡6	セイウンコウセイ	12	シルクロードS(GⅢ)15着	アドマイヤムーン
	3	牡6	ショウナンアンセム	17	オーシャンS(GⅢ)5着	ジャングルポケット

GⅠにおいて外国人ジョッキーの取扱は超重要

【競馬データ】外国人ジョッキーGⅠ成績

人気データ【過去10年】

		単勝率	連対率	複勝率
1～3人気	【5-6-4-15】	50%	36%	50%
4～6人気	【2-2-1-25】	20%	13%	16%
7人気以下	【3-2-4-111】	30%	4%	8%

このレース人気で買うのは最適ではありません。

レース傾向【過去10年】

多少の誤差は生じる可能性が有ります

前走人気	5番人気以内	【8-8-8-75】
	6番人気以下	【1-2-2-68】
馬体重	480kg以上	【9-7-6-92】
	480kg未満	【1-3-4-57】
馬番	1～9番	【7-6-8-69】
	10～18番	【3-4-2-81】

前走6人気以下で馬券に絡んだのは5頭

少なくともGⅠ馬か、前走1200m重賞で掲示板付近の成績でないと厳しいデータです

当日480kg未満での馬券絡みは稍重以上の渋った馬場のみ

10馬番から外での馬券絡みは重馬場のみ

データ推奨馬

最終予想

本命◎トウシンマカオ

洋芝や適性の弱い1400m戦を除けばスプリント戦の重賞を3勝と実績や勢い・ルメール騎手というブースト面を含めると最も期待値の近い存在。

ここ2走外枠で結果を出していましたしここで内枠を引いた事で今年の主役を張れるだけの舞台は整ったと感じています。

中京のスパイラルカーブに完全に適応出来ているかは少し疑問ではありますが、京阪杯では1人気ルガル相手に＋2㎏で勝利していますので本命はこの馬でブレません。

東京1400ｍでの勝利実績があるのでタフな展開にも対応出来そうですし、稍重出の優勝経験・重馬場での入着実績も加え土曜段階でも軸馬として信頼できそうです。

対抗○ビッグシーザー

父ビッグアーサーの跡を継ぐ期待の能力馬。

デビューから人気に応えてきていましたが、3歳秋から古馬の壁を超えられず凡走。

この敗走こそが馬体の成長やメンタルの改善、騎手替わりでのリフレッシュと良い方向に変わったと思いますし、年明け4歳からは一変58㎏でOPを勝利するとオーシャンSでは良くないスタートや稍重の状況で2着まで追い上げたポテンシャルは覚醒の証拠。

良い枠を引いたのですが乗り替わりは明らかにマイナス、展開からもマカオに勝利するのは難しいと予想し対抗とさせていただきます。

相手▲ナムラクレア

今最もスプリント界で安定感のある無冠の牝馬。

存在能力自体高いのでどのレベルどの相手でも馬なりに対応してくるパフォーマンスは素晴らしいですが、いわゆるスパッとキレる脚があるタイプではありませんので勝ち切れずにいるのも事実。

距離短縮で結果をだしているようですので1400mからの参戦は好印象ですし、昨年不良馬場でのあのパフォーマンスの様子から中京1200m自体への適性も◎

絶好の内枠を引きましたし勝負気配がトップなのはこの馬でしょう。

相手☆ソーダズリング

3歳時から期待の高かった馬ですがハーツクライ産駒らしく明け4歳にて覚醒。

ナムラクレア相手に完勝してみせた現状のポテンシャルは既にゾーン入りしていると思っていますし、32秒台の末脚を発揮できるこの能力は直線の長い中京ではプラスとみます。

2走前の中山での敗走は遠征とそれに付随する馬体減の影響とみて良さそうですが、重～稍重でのGⅠに適応してくるか否かが唯一の懸念かもしれません。

前走のレースを見る限り1200mはギリギリ対応できるでしょう。

データブレイク馬【直感馬】

新時代の競馬に突入しています。

過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。

マッドクール

前走香港以来の直行面と中京重賞での未勝利実績が不安ではありますが、スプリンターズSではママコチャとハナ差の2着とほぼGⅠ馬。

中京1200mの持ち時計も優秀で重馬場は鬼。

ビッグシーザーよりこちらを選択した瑠星騎手の勝負気配を加味しても5人気は買い時。

サインはある？

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