【秋華賞2024予想】1人気が馬券に絡むには○○条件が有り
乙女の秋を彩る最終レース秋華賞
春・夏を順調に越えてきた牝馬たちの集大成
今年は3冠の可能性がありませんので、なんとしてもここを目標にしてきた者と
既にこの先へ照準を向けている者との混沌が渦巻いている事でしょう
果たして新たな王女は生まれるのか、GⅠ開幕戦を彩るジョッキーにも注目です。
【10/12】最終予想と直感馬を公開
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GⅠ秋華賞
コース | 芝2,000m |
---|---|
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳牝 定量戦 |
1996年に新設された3歳牝馬限定のGⅠ競走で、今年は回収の兼ね合いで阪神ですが、基本的には京都競馬場・芝2000mでの競争となります。
以前は桜花賞・オークスに続く牝馬三冠レースとしてエリザベス女王杯が設けられていましたが、1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放された為新たな3歳牝馬限定のGⅠ競走として秋華賞が設立されました。
クラシックの最終レースでありますが、ここから11月のエリザベス女王杯へ向かう馬も多く、秋華賞を前哨戦として調整してくる馬も少なくありません。
秋華賞・エリザベス女王杯を連勝した馬は、2002年のファインモーション、2007年のダイワスカーレット、2013年のメイショウマンボと後の名馬となる3頭のみとなっています。
京都2000m【芝右回り】特徴
スタンド前の直線の半ばからスタートして、内回りコースを一周するコース。
1コーナーまでの距離は300mと平均的で、2コーナーに差し掛かる頃には隊列やペースも落ち着きやすいです。
3コーナー付近から丘状も増え、バックストレッチ半ばから上り坂が続くと残り800m付近から下り坂が続くのが京都の特徴。
ここからラストスパートが始まることが多いのですが、直線は328mと短いため差し馬にとっては直線だけでの逆転は難しく、下り坂でポジションを上げながら4コーナーを回る必要があるフレキシブルコース。
特徴に慣れていない馬や外を回しすぎると距離ロスが発生しやすい為、コーナーリングの対応力と一瞬の加速力が求められます。
過去レース【過去5年】
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
23 | 1 | ❻ | リバティアイランド | 1 | オークス(GⅠ)1着 | ドゥラメンテ |
2 | ❼ | マスクトディーヴァ | 3 | ローズS(GⅡ)1着 | ルーラーシップ | |
3 | ❷ | ハーパー | 2 | オークス(GⅠ)2着 | ハーツクライ | |
22 | 1 | ❼ | スタニングローズ | 3 | 紫苑S(GⅡ)1着 | キングカメハメハ |
2 | ❽ | ナミュール | 2 | オークス(GⅠ)3着 | ハービンジャー | |
3 | ❾ | スターズオンアース | 1 | オークス(GⅠ)1着 | ドゥラメンテ | |
21 | 1 | ⓬ | アカイトリノムスメ | 4 | オークス(GⅠ)2着 | ディープインパクト |
2 | ⓮ | ファインルージュ | 2 | 紫苑S(GⅡ)1着 | キズナ | |
3 | ❾ | アンドヴァラナウト | 3 | ローズS(GⅡ)1着 | キングカメハメハ | |
20 | 1 | ⓭ | デアリングタクト | 1 | オークス(GⅠ)1着 | エピファネイア |
2 | ⓬ | マジックキャッスル | 10 | 紫苑S(GⅡ)4着 | ディープインパクト | |
3 | ❽ | ソフトフルート | 9 | 夕月特別(2勝)1着 | ディープインパクト | |
19 | 1 | ❺ | クロノジェネシス | 4 | オークス(GⅠ)3着 | バゴ |
2 | ❽ | カレンブーケドール | 2 | 紫苑S(GⅡ)3着 | ディープインパクト | |
3 | ⓮ | シゲルピンクダイヤ | 10 | ローズS(GⅡ)4着 | ダイワメジャー |
人気データ【過去10年】
単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
1~3人気 | 【8-5-4-13】 | 80% | 43% | 56% |
---|---|---|---|---|
4~9人気 | 【2-4-5-49】 | 20% | 10% | 18% |
10人気以下 | 【0-1-1-81】 | 0% | 1% | 2% |
3人気以内の勝率・複勝率は信頼度がかなり高め
紐も9人気内で完結している事から10人気以下の出番はほぼほぼなさそうです
当日予想人気
人気 | 出走予定馬 | 想定騎手 | 血統(父馬) |
1 | チェルヴィニア | C.ルメール | ハービンジャー |
2 | ステレンボッシュ | 戸崎圭太 | エピファネイア |
3 | クイーンズウォーク | 川田将雅 | キズナ |
4 | ボンドガール | 武豊 | ダイワメジャー |
5 | クリスマスパレード | 石川裕紀人 | キタサンブラック |
GⅠでは外国人ジョッキーに注意↓
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
前走レース | GⅢ以上 | 【9-9-8】 |
---|---|---|
OP以下 | 【1-1-2】 | |
前走人気 | 5人気以内 | 【10-8-8】 |
6人気以下 | 【0-2-2】 | |
前走着順 | 5着以内 | 【10-10-9】 |
6着以下 | 【0-0-1】 |
前走OP以下で馬券に絡んだのは前走1人気2着以上
前走OP以下【評価下げ対象】
チルカーノ
ランスオブクイーン
前走6人気以下【評価下げ対象】
アドマイヤベル
セキトバイースト
チェレスタ
ラヴァンダ
ラビットアイ
前走6着以下【評価下げ対象】
アドマイヤベル
キャットファイト
ホーエリート
ラヴァンダ
ラビットアイ
【大注目データ】
1番人気の成績は(4-1-1-4)
オークス馬だと(4-1-1-0)、それ以外だと(0-0-0-4)
ステレンボッシュが1人気なら危険?
データ推奨馬
【データクリア馬】
クイーンズウォーク
クリスマスパレード
コガネノソラ
ステレンボッシュ(当日のオッズに注意)
タガノエルピーダ
チェルヴィニア
ボンドガール
ミアネーロ
【過去データ勝ち馬候補】
最終予想
本命◎コガネノソラ
人馬の夢を乗せてゴールドシップ産駒が黄金に輝く
右回り左回り・馬場関係なく結果を残している実力馬で、前走クイーンSでは古馬の重賞馬相手に押し切った勢いは見事
1800mまでが結果を残している限界距離ではあるものの、オークスでは脚が止まった様子はなく敗因はスタートと直線での進路ミス
血統的にも伸びてよしと思っていますし、秋華賞勝ち馬に重要なファクターであるレース経験が多いのも魅力的
調教の様子や馬をみても全くもって順調で走りも軽快、ここに向けて少しリフレッシュできた感じが見受けられます
今の京都は上がりが速くなる感じではないと思いますので、距離もあうこのコースで長くいい脚が発揮できれば古馬を一蹴したアヴェンチュラと同様クイーンS馬から秋華賞勝ち馬が出ると思っています
個人的には丹内騎手のGⅠ初制覇応援です!!!
対抗○チェルヴィニア
ルメール騎手で開花する東京の星
ようやくGⅠで1人気となったオークス馬で、いずれの勝利もキレる末脚で圧勝、血統的にも父ハービンジャーから優勝馬も出ていますし母父キングカメハメハ内包は心強い印象です
アルテミスSを快勝後、軽微なケガにより桜花賞直行でレースも結果は大敗、これが半年の間隔が原因なのか騎手変更が合わなかったのか読み解きにくいのですが、不安視されている右回りに関しては現状ネガティブ要素としては持たなくてよいと思っています
オークス直行は近代競馬のトレンドですし、過去10年でもものすごい結果を残していますから気にしていないのですが、間隔が空いた状態で遠征先でのレースは桜花賞と同じというのは無視できなそう
それでもTOPジョッキー×GⅠ馬という事実はとてつもないブーストをもたらしてくれると思っていますのでこの評価としています
相手▲クリスマスパレード
右回り無敗のキタサンブラック産駒
右回りを先行して作り上げれた時は無双の強さを誇る馬
勝ったレース・惜敗したフローラSをみても本当に強いのは直線に入ってからの二の足で父ブラックにイメージも重なります
セキトバが逃げると思いますので見ながら好位置につけられると思いますし、追走力もあるので置いて行かれる心配もなさそうで、前走紫苑Sのレコードレースは前半が淀みなく流れたのにも限らず後半加速ラップ、2・3着が後方から追い込んだ状況で終始前目で突き抜けた能力は規格外
印象的には秋華賞馬に近いのですが、京都阪神コースの経験がないのはマイナスポイントで、少しでも不安要素がある中でGⅠ馬2頭を相手にどれだけ走れるかは正直未知の為3番手予想となりました
相手☆ミアネーロ
枠の強運を後押しされたドゥラメンテ産駒
1800~2000mでは全て連対している重賞馬で、前走紫苑Sでの後傾ラップを上がり33.0で駆け上がったパフォーマンスがさらに成長を感じさせる走り
ロングスパート能力があり中山2000の消耗戦を2着という実績をもって京都コースにもフィットするキレを魅せてくれたこの馬はまさに絶好調という印象
絶好の内枠を引いたので同じ展開を刻めれば馬券に絡む確率は高いと思いますが、あとはレースとメンバーの格が上がって単純に能力が通用するかどうか
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
タガノエルピーダ
朝日杯3着の不気味なダークホース
朝日杯ではGⅠ2勝馬ジャンタルマンタル・セントライト3着のエコロヴァルツに次ぐ着順で、神戸新聞杯2着のジューンテイクを負かしている実績があります
2000mの忘れな草を快勝・オークスでは大敗も秋初戦ローズSでは終始荒れた内側を通っての4着とレガレイラにも先着している様子から距離適性に影響されていると予想
先行できる強み・内枠・京都コースでの勝利実績を加えこの中穴人気なら自身の競馬に集中できる可能性は大で頭まであると思っています
まとめ
桜花賞馬ステレンボッシュ
オークス馬チェルヴィニア
ここにひと夏越えた強豪達が挑みます
現状王道ローテを刻んできた馬たちが秋も活躍している状況ですので、極端な別路線組上がり馬というのは正直ないかなと思います。
注目はやはり変則な京都コース、小回りGⅠというのがPOINTとなってきそうではあります。
スプリンターズSでも話題になりましたが、騎手にフォーカスを当ててGⅠを楽しむ方向性もありますので初GⅠや2024年度にGⅠ未勝利ジョッキーには注目しておくとよいかもしれません。