【マイルチャンピオンシップ2023予想】ダイワメジャーの最高傑作が連覇を狙う
マイル王決定戦。
安田記念を勝利したソングラインは不在ですが、今年も3歳馬が参戦。
新星誕生となるか王者の連覇か確りと過去データを元に予習しておきましょう。
【11/18現在】 最終予想を更新しました
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GⅠマイルチャンピオンシップ
コース | 芝1,600m |
---|---|
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳上 定量戦 |
1984年の創設以来、11月の京都開催の第3週目に、芝1600mを舞台に変わりなく行われており、秋のマイル王決定戦に位置付けられています。
クラシック路線からの3歳有力馬や、天皇賞秋からの参戦もみられ、例年多彩なメンバーが揃うレースにもなっています。
2008年に創設された秋季国際GⅠ競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定されているのもレースの格を挙げている一つの要素です。
京都1600m【芝右回り】の特徴
バックストレッチ奥の、いわゆる引き込み線と呼ばれる個所からスタートし、外回りをまわって長い直線を走るコースです。
特徴的なのはバックストレッチから3コーナーにかけては上り坂、3コーナーと4コーナーの中間までは急な下り坂に変化するコース形態で、一気に上り坂で脚を使った後に加速しながら4コーナーに向かう為、確実なスタミナや一瞬で切り替えられるキレ味とロングスパートに耐えられるだけの持久力が大切。
レベルが高ければ自ずと展開は早くなり、仕掛けどころを失うと一瞬で置き去りにされるため必要なのは道中の息入れが最重要ファクターとなります。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
22 | 1 | 牡3 | セリフォス | 6 | 富士S(GⅢ)1着 | ダイワメジャー |
2 | 牡4 | ダノンザキッド | 8 | 毎日王冠(GⅡ)3着 | ジャスタウェイ | |
3 | 牝4 | ソダシ | 2 | 府中牝馬(GⅡ)2着 | クロフネ | |
21 | 1 | 牝5 | グランアレグリア | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)3着 | ディープインパクト |
2 | 牡3 | シュネルマイスター | 2 | 毎日王冠(GⅡ)1着 | Kingman | |
3 | 牡3 | ダノンザキッド | 5 | 富士S(GⅢ)4着 | ジャスタウェイ | |
20 | 1 | 牝4 | グランアレグリア | 1 | スプリンターズS(GⅠ)1着 | ディープインパクト |
2 | 牡5 | インディチャンプ | 3 | 安田記念(GⅠ)3着 | ステイゴールド | |
3 | 牡4 | アドマイヤマーズ | 5 | スワンS(GⅡ)3着 | ダイワメジャー | |
19 | 1 | 牡4 | インディチャンプ | 3 | 毎日王冠(GⅡ)3着 | ステイゴールド |
2 | 牡4 | ダノンプレミアム | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)2着 | ディープインパクト | |
3 | 牡5 | ペルシアンナイト | 6 | 毎日王冠(GⅡ)4着 | ハービンジャー | |
18 | 1 | 牡3 | ステルヴィオ | 5 | 毎日王冠(GⅡ)2着 | ロードカナロア |
2 | 牡4 | ペルシアンナイト | 3 | 富士S(GⅢ)5着 | ハービンジャー | |
3 | 牡4 | アルアイン | 4 | 天皇賞秋(GⅠ)4着 | ディープインパクト |
人気データ【過去10年】
単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
1~3人気 | 【5-9-3-13】 | 50% | 46% | 56% |
---|---|---|---|---|
4~6人気 | 【4-0-4-22】 | 40% | 13% | 26% |
7人気以下 | 【1-1-3-109】 | 10% | 2% | 4% |
6人気内の決着が多いですね。
※7人気以下で馬券に絡んだのは右回り重賞勝ち馬
当日予想オッズ
1.セリフォス
2.シュネルマイスター
3.ソウルラッシュ
4.ナミュール
5.エルトンバローズ
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
前走人気 | 5人気以内 | 【10-10-9-84】 |
---|---|---|
6人気以下 | 【0-0-1-60】 | |
前走着順 | 5着以内 | 【9-10-10-81】 |
6着以下 | 【1-0-0-63】 | |
前走距離 | 1600m以上 | 【8-7-8-104】 |
1400m以下 | 【2-3-2-40】 |
前走6人気以下で馬券に絡んだのは前走GⅠ
前走6着以下で馬券に絡んだのは前年馬券に絡んだ馬のみ
前走6人気以下【評価下げ対象】
エエヤン
セルバーグ
ソーヴァリアント
ダノンザキッド
ビーアストニッシド
マテンロウオリオン
前走6着以下【評価下げ対象】
エエヤン
ジャスティンカフェ
セルバーグ
ダノンザキッド
ダノンスコーピオン
バスラットレオン
ビーアストニッシド
前走1400m以下【評価下げ対象】
バスラットレオン
データ推奨馬
【データクリア馬】
イルーシヴパンサー
エルトンバローズ
シュネルマイスター
セリフォス
ソウルラッシュ
ナミュール
レッドモンレーヴ
【過去10年勝ち馬は以下どちらかに該当】
・同年GⅠで4人気内に支持
・昨年同レースで馬券内
【データクリア勝ち馬】
シュネルマイスター
セリフォス
ナミュール
3頭が勝ち馬のファクターに該当しました。
注目馬ピックアップ
①セリフォス
馬齢 | 牡4歳 |
馬主 | GⅠレーシング |
生産 | 追分ファーム |
父 | ダイワメジャー |
母 | シーフロント |
母父 | Le Havre |
主な勝鞍 | マイルCS1着、富士S1着 |
昨年の覇者で、今年は国内初戦安田記念で2着。
海外ではなくこちらを選択している点から、最後方から全馬抜き去ったパフォーマンスと適性は信頼出来そうですし、前走先行している点も好印象。
京都ニューフィールドへの適性は不明ですがよほどの事がない限り馬券には絡みそうです。
②ソウルラッシュ
馬齢 | 牡5歳 |
馬主 | 石川達絵 |
生産 | 下河辺牧場 |
父 | ルーラーシップ |
母 | エターナルブーケ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝鞍 | マイラーズC1着、京成杯オータム1着 |
昨年新星として現れた際はGⅠを獲れる大器として期待していた馬で、昨年のマイルCSでは圧倒的好位置で4角をまわったものの伸びきれず4着。
メンバーがほぼ同等の今年上積みが望めるかは微妙ではあるが、マイラーズCのような鬼脚を発揮できるような展開であれば突き抜けるだけの潜在能力はありそう。
③ダノンザキッド
馬齢 | 牡5歳 |
馬主 | ダノックス |
生産 | ノーザンファーム |
父 | ジャスタウェイ |
母 | エピックラヴ |
母父 | Dansili |
主な勝鞍 | ホープフルS1着、マイルCS2着 |
2年連続同レースで馬券に絡んでいるGⅠ馬。
本質的にコーナーがあった方がフィットしそうではありますが、1600mに限っては5戦してほぼ掲示板を確保しており展開がはまれば中距離より爆発的な脚は使えます。
父ジャスタや、祖父ハーツは晩成型でしたのでキッドもここにきて覚醒の可能性はありそう。
最終予想
本命◎セリフォス
昨年3歳でマイル界の王者となったダイワメジャー産駒。
古馬になってから参戦した前走安田記念では直線進路を確保するのが遅れ追い出し不足による2着と惜敗。
負けた相手は東京1600mの鬼ですから海外帰り初戦とすれば上々の結果ですし、懸念されていた58㎏でも能力を落とすことなくパフォーマンスを発揮できたのはなによりの自身へと繋がった事でしょう。
絶賛無双中のルメール騎手が相手となりそうではありますが、セリフォスは1週前から調教が超絶仕上がり。
父ダイワメジャーも連覇を達成しているという歴史も背中を押してくれると思いますし、恐らくこの馬昨年より強くなっていると思います。
追切 評価 S | |||||
時期 | 調教場所 | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 50.9 | 36.3 | 11.3 | 馬なり |
対抗○ソウルラッシュ
爆発的な末脚とロングスパートが武器の能力馬。
昨年は絶好の位置取りで4コーナーを迎えるも加速まで時間がかかる影響も重なり伸びきれずの4着。
善戦するも勝ち切れないイメージでいましたが、今年に入りマイラーズCで58㎏を背負い3着。
前走は右回り重賞59㎏を背負って勝利を手にし徐々に才能を開花させている印象です。
東京コースのような平坦馬場が苦手で阪神・中山のような起伏のあるコースに適性があるとすれば今の状態でモレイラ騎手への乗り替わりは絶好のチャンスですし、そもそもマイラーズCでの【1:31.6】はマイルCSレコードと0.1秒差。
シュネルマイスターはそのレース1着なので評価はそちらの方がという意見もありそうですが、ここは上昇度にかけてみる方が面白い。
なんといっても1週前から最終追切にかけて仕上がりが鬼。
1週前では1.5秒先着する状態で、ここにきて遂に覚醒した可能性はありそうです。
勝つイメージのない1枠1番ですが、雷神モレイラが怖すぎるので逆転があるとすれば彼だと思っています。
追切 評価 S | |||||
時期 | 調教場所 | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 39.7 | 12.2 | 馬なり |
相手▲シュネルマイスター
3歳時にNHKマイルを勝利し次世代エースと呼ばれた血統含め生粋のマイラー。
GⅠマイルで2着・3着が続いている状況ですが、負けた相手がグランアレグリア、ソングライン、セリフォスと納得の能力馬ですから悲観するような状態ではないでしょうし、調教をみても気合をつけられると確りと伸びてくる末脚は相も変わらずGⅠ馬に相応しい雰囲気です。
全盛期と異なり上積みが期待できるわけではありませんし現状の上位勢との差が縮まっていないとなるとセリフォスに勝てるようには思えないのですが、今年は京都トリッキーコースという舞台ですからマイラーズCで魅せた加速力が武器となれば面白いと思っています。
追切 評価 A | |||||
時期 | 調教場所 | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 53.2 | 38.4 | 11.8 | 一杯 |
相手☆エルトンバローズ
4連勝で毎日王冠を制した3歳馬で、買った相手がソングライン・シュネルマイスターという現役TOPという実力。
マイル適性や京都コースも経験済みであとは超格上クラスのマイルという流れでどれだけ自身のパフォーマンスを発揮できるかどうかだけ。
キレ、が武器ではないですが先行できる操縦性はとてつもないポジティブ要素ですし連勝中の馬は負けるまで買うのが競馬の定石。
GⅠマイルでの高速ラップへの適応力は不明ですし、調教で特出した点はありませんから少なからず反動はある様子です。
その辺を加味しながら馬券の買い方を考える必要はありそうです。
追切 評価 B | |||||
時期 | 調教場所 | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.3 | 11.5 | 馬なり |
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ダノンザキッド
2年連続で馬券に絡んでいるGⅠ馬。
適性の有無がとてもセンシティブで走る時の予想がつきづらい馬なのですが、1600mに関していえばほぼ毎回好走してきます。
一瞬のキレが武器ですのであとは立ち回り一つなのですが3歳以降は1勝も出来ず才能を持て余している状況。
状態は1週前に仕上がっている印象ですので休み明けでもさほど気にならないというイメージ、こういった爆発力のある馬は買わないと後悔しますし、もう一度GⅠを勝つならここかなというのが本音です。
追切 評価 B | |||||
時期 | 調教場所 | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 38.2 | 11.4 | 馬なり |
サインはある?
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