【共同通信杯2024予想】1着候補はこの3頭　出るかダービー馬

近年クラシックやGⅠ馬輩出に大きく影響されると言われているこのレース。

2024年のHEROとなる存在に果たしてなれるのでしょうか。

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GⅢ共同通信杯

コース	芝1,800m
格付け	GⅢ
条件	3歳　定量戦

1967年に3歳重賞として創設され、第1回は東京競馬場・芝1400mで行われています。

幾度か開催場やレース条件が変更され、現在は2月に東京競馬場・芝1800メートルで行われており、春のクラシックレースの重要な前哨戦に位置付けられています。

日本ダービーを制す為、東京コースの経験を促す目的や2歳時点で活躍した有力馬が年明けの始動戦として参戦するケースも多々あり、過去の優勝馬にはダービー馬やクラシック三冠馬もいるため自ずと人気馬の走りには注目が集まるレースでもあります。

東京1800m【芝左回り】の特徴

2コーナー付近ポケットからスタートし、本線に合流していくコースレイアウト。

スタートから2コーナーまでの距離が短い為、極端な外枠は不利となることが多く、バックストレッチに入るとペースは落ち着きますが後半の起伏を越え3コーナー途中までは下り坂となり、徐々にペースを上げながら直線に向かいます。

東京の直線は長く高低差2mの急坂が続きますので、ここに至るまで脚を温存していなければ勝利は掴めません。

マイルのようなワンターンに類似してはいますが、コーナーが1つ増えることでペースが緩みやすく息入れがしやすい。

どちらかと言えばマイラーよりも中距離馬が活躍する事が多くなっている印象です。

人気データ【過去10年】

		単勝率	連対率	複勝率
1～3人気	【7-5-6-12】	70%	40%	60%
4～6人気	【3-4-2-21】	30%	23%	30%
7人気以下	【0-1-2-47】	0%	2%	6%

ほぼほぼ7人気以下に出番はなさそうです。

レース傾向【過去10年】

多少の誤差は生じる可能性が有ります

前走着順	4着以内	【10-8-9-45】
	5着以下	【0-2-1-35】
前走人気	5人気以内	【10-9-10-53】
	6人気以下	【0-1-0-27】
キャリア	4戦以内	【10-9-10-59】
	5戦以上	【0-1-0-21】

前走5着以下で馬券に絡んだのは3頭

前走GⅠ参戦、もしくは東京コース勝利実績有に該当

前走6人気以下で馬券に絡んだのは1頭

前走東京コース且つ、2着以内というケースのみ

データ推奨馬

最終予想

本命◎ジャスティンミラノ

以前新馬戦の記事にてこの馬を

と表現しましたが1週前追切では重賞2勝でカタールGⅠ参戦のサトノグランツに先着。

馬体も大きく脚が長いシルエットは恐らくダービーの2400mまで持ちそうですし、注目されている上り4F「45.9」の数字や直線のトップスピードの走りを見ても体幹が優秀でブレがありません。

2歳なので絶対はありませんがダノンベルーガやドゥレッツァの初勝利を記録で塗り替えているこの馬を本命とさせていただきます。

対抗○エコロヴァルツ

立ち上がり気味なスタート癖のある馬で前走朝日杯では先行するも直線ですぐに後方へさげての競馬。

マイル以下ではスタート後前に立ちたい馬も多く、馬群でのメンタル削りは避けたいと武豊ジョッキーも判断したのでしょう、結果直線最後方からまとめて差し切っての2着は能力の高さと、レース中に折り合い面を改善できる才能を感じました。

デビューの早さ故のアドバンテージは必ずこの時期出てきますし、夏と比べて馬体重や顔つきが明らかに成長していますので1800～2000mではもしかしたら大器である可能性は高いと思っています。

相手▲べラジオボンド

カナロア産駒特有の一瞬のキレという感じはまだありませんが、新馬戦ではコーナーリングも上手く4角で加速できる競馬も素晴らしかったです。

阪神の坂をグンと駆けてくるパワータイプの末脚が東京にフィットするかは微妙な所ですが、内枠で脚を溜められれば早め仕掛けでもスタミナは持ちそうですし、ロングスパートの追い出しとジャストで噛み合うジョッキーですから仕上がりさえ良ければ頭の可能性もありそうです。

相手☆ジャンタルマンタル

マイル重賞連勝中のGⅠ馬ですが、ここまで1600mで強すぎると距離延長は懐疑的。

前半ラップに強く先行力が武器のこの馬が東京1800m加速ラップの舞台で戦えるのかという不安は否めず、1番人気であれば紐扱いという評価です。

なぜここに参戦してきたかが一番のPOINTだと思いますが、結果によって皐月賞かNHKマイルに分岐するのでしょう。

データブレイク馬【直感馬】

新時代の競馬に突入しています。

過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。

ショーマンフリート

前走5着以下からの参戦はデータ上厳しいのですが、この馬は新馬戦での先行力やコーナーリング・加速力も素晴らしかったですし前走は成長期特有の太目残り感故の失速かと思われます。

デビュー戦をみてもゴールアフターのスピード感やタフな心臓をもっていそうですし、産駒的にも距離延長はプラス。

皐月賞参戦となれば面白そうな存在ですのでここはルメール騎手のブーストで賞金を狙ってきている印象です。

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