【スプリンターズステークス2023予想】最後に勝つ者が、勝者だ
秋初戦のGⅠレース。
今年のスプリンターのトップがここで決定します。
速いだけでは掴めない称号をどの馬が制すのでしょうか。
過去データと特注データを公開しています。是非ご覧になってください。
【10/01現在】 最終予想を公開しました。
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GⅠスプリンターズステークス
| コース | 芝1,200m |
|---|---|
| 格付け | GⅠ |
| 条件 | 3歳上 定量戦 |
1967年に3歳以上ハンデ戦として中山競馬場・芝1200mを舞台に創設され、当時は3歳馬が出走できる唯一のスプリント重賞でした。
1984年のグレード制導入に伴い本競走はGⅢに格付けされると、開催時期を3月に移し、当初は安田記念のステップレースに位置付け。
1987年にGⅡへ格上げされたあとは、スプリント界の充実を図る観点から、1990年にGⅠに格上げとなり、2000年には初秋の中山開催の最終週に開催時期が繰り上げられたあとは秋競馬最初のGⅠレースとして定着しています。
中山1200m【芝右回り】の特徴
スタート後300mほど直線を走るとすぐに3コーナーに差しかかります。
中山外回りの3コーナーは緩やかなコース体系ですので、残り3F(600m)標識付近まではスピードを落とさずに走れます。
スタート後下り坂になっている関係にて前半ラップは速くなりやすいが、ラストの急坂付近になると馬群が詰まりコース適性やパワーの差が顕著に出やすくなります。
印象としては前半と後半で展開やコースが大きく変化するコースで、スピードのみならずラストにはパワーと持久力が求められるGⅠらしいタフなコースです。
過去データ【過去5年】
| 着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 22 | 1 | 牡7 | ジャンダルム | 8 | 北九州記念(GⅢ)17着 | Kitten’s Joy |
| 2 | 牡3 | ウインマーベル | 7 | キーンランド(GⅢ)2着 | アイルハヴアナザー | |
| 3 | 牡6 | ナランフレグ | 5 | 安田記念(GⅠ)9着 | ゴールドアリュール | |
| 21 | 1 | 牡3 | ピクシーナイト | 3 | セントウルS(GⅡ)2着 | モーリス |
| 2 | 牝4 | レシステンシア | 2 | セントウルS(GⅡ)1着 | ダイワメジャー | |
| 3 | 牡6 | シヴァージ | 10 | パラダイスS(OP)5着 | First Samurai | |
| 20 | 1 | 牝4 | グランアレグリア | 1 | 安田記念(GⅠ)1着 | ディープインパクト |
| 2 | 牡5 | ダノンスマッシュ | 3 | セントウルS(GⅡ)1着 | ロードカナロア | |
| 3 | 牝4 | アウィルアウェイ | 10 | 北九州記念(GⅢ)3着 | ジャスタウェイ | |
| 19 | 1 | 牡4 | タワーオブロンドン | 2 | セントウルS(GⅡ)1着 | Raven’s Pass |
| 2 | 牝4 | モズスーパーフレア | 3 | 北九州記念(GⅢ)4着 | Speightstown | |
| 3 | 牡4 | ダノンスマッシュ | 1 | キーンランド(GⅢ)1着 | ロードカナロア | |
| 18 | 1 | 牡5 | ファインニードル | 1 | セントウルS(GⅡ)1着 | アドマイヤムーン |
| 2 | 牝3 | ラブカンプー | 11 | セントウルS(GⅡ)2着 | ショウナンカンプ | |
| 3 | 牡7 | ラインスピリット | 13 | セントウルS(GⅡ)5着 | スウェプトオーヴァーボード |
人気データ【過去10年】
| 単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
| 1～3人気 | 【8-6-1-15】 | 80% | 46% | 50% |
|---|---|---|---|---|
| 4～6人気 | 【0-1-2-27】 | 0% | 3% | 10% |
| 7人気以下 | 【2-3-7-97】 | 20% | 4% | 11% |
1～3人気は対抗までの信頼度が高く3着には7人気以下が入る傾向。
中人気はまったくといっていいほど馬券に絡みません。
当日予想オッズ
1．ナムラクレア
2．アグリ
3．ママコチャ
4．ジャスパークローネ
5．ピクシーナイト
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
| 前走着順 | 5着以内 【8-7-6-71】 |
|---|---|
| 6着以下 【1-2-3-57】 | |
| 前走人気 | 5人気以内 【9-9-4-79】 |
| 6人気以下 【1-1-6-45】 | |
| 馬番 | 1～10番 【8-7-8-66】 |
| 11～18番 【2-2-2-56】 |
前走6着以下で馬券に絡んだのは、○○○○か▲▲▲ ※新潟開催除く
前走6人気以下で馬券に絡んだのは、○○○○か▲▲▲
11番以降で馬券に絡んだのは過去10年で6頭
※該当馬は前走勝利、年内重賞で2度以上入着という条件があり、激走の予感はあった模様。
前走6着以下【評価下げ対象】
ウインマーベル
エイシンスポッター
キミワクイーン
ジュビリーヘッド
ドルチェモア
ナランフレグ
ピクシーナイト
マッドクール
メイケイエール
モズメイメイ
前走6人気以下【評価下げ対象】
ウインマーベル
エイシンスポッター
オールアットワンス
ジュビリーヘッド
テイエムスパーダ
ドルチェモア
メイケイエール
馬番11~18番【評価下げ対象】
ジュビリーヘッド
ドルチェモア
ジャスパークローネ
エイシンスポッター
キミワクイーン
モズメイメイ
データ推奨馬
【データクリア馬】
アグリ
ナムラクレア
ママコチャ
過去10年勝ち馬は全て以下に該当
・1400m以上のレースで入着
上記を踏まえて2種類に分類される
・前走重賞で1着
・前走負けた馬はGⅠ出走経験有
【データクリア勝ち馬】
アグリ
ナムラクレア
この2頭が勝ち馬のファクターに該当しました
注目馬ピックアップ
①ピクシーナイト
| 馬齢 | 牡5歳 |
| 馬主 | シルクレーシング |
| 生産 | ノーザンファーム |
| 父 | モーリス |
| 主な勝鞍 | スプリンターズS1着 |
2021年の覇者であるスプリンター。
香港でのアクシデントから復調の気配は感じられないが、本番でいきなり走る可能性はありそう。
②ナムラクレア
| 馬齢 | 牝4歳 |
| 馬主 | 奈村睦弘 |
| 生産 | 谷川牧場 |
| 父 | ミッキーアイル |
| 主な勝鞍 | 高松宮記念2着 |
3歳時スプリンターズSで5着と検討すると今年に入り高松宮記念で2着。
能力は開花しているはずなのであとは立ち回り一つ。
キーンランドCを圧勝し、もっとも王者にふさわしい馬。
③メイケイエール
| 馬齢 | 牝5歳 |
| 馬主 | 名古屋競馬 |
| 生産 | ノーザンファーム |
| 父 | ミッキーアイル |
| 主な勝鞍 | セントウルS1着 |
GⅡでは無双の能力を発揮するも未だGⅠ無冠の怪物。
いつかどこかでと期待はあるが、ここまでメンタルに問題があるともはや未知でデータは通用しない。
スプリンターズSへ直行の予定です
最終予想
本命◎アグリ
調教自体軽く流す程度ではありますが、前走セントウルで仕上がっていましたから良い状態をキープという印象です。
前走は完全に1着馬にペースを作られたのが敗因でこの馬自体まだ1200m3戦という状態。
それでも絶望的な位置から一瞬で伸びてきたパフォーマンスはスプリンターのそれで、急坂の阪神で上り32.4は鬼。
高松宮記念のような先行策でもある程度はやれるフィット感もある。
阪神というか右回りでの能力は全開といったイメージですし、真ん中枠でペースなどの状況をみての競馬も理想的。
今回は突き抜けるような気がしています。
| 追切 評価 B | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 38.4 | 12.5 | 馬なり | |
対抗○ナムラクレア
状況に左右されず1200mならばいつでも自身のパフォーマンスを発揮できる馬で、今回に限ってはさすがGⅠ仕様といった超抜調教。
間違いなく勝ち負けの状態だと思いますし、実績も十分。
この枠を引かなければ本命であったとは思いますし、中山や阪神のような坂のあるコースでは何かに差されるイメージがまだ残ります。
1人気・牝馬で完全マークだと思いますから、超絶プレッシャーの内枠で押し切れることが出来るならば引退までエースでしょうね。
| 追切 評価 A | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 栗東坂路（良） | 53.4 | 38.4 | 11.7 | 馬なり | |
相手▲オールアットワンス
調教では特注点や迫力もないように見えますが、時計そのものは前走より仕上がっていますし、いきなりで重賞を勝利するような馬ですからさほど気にするまでもないでしょう。前走くらいは走れるはずです。
1000mに特化している為1200mでは懐疑的な印象だとは思いますが、前走アイビスSDで魅せたパフォーマンスはもう今までの当馬とは別物。
もともとロングスパートが得意な馬ではありましたが、前走は異次元の追走力と末脚。
溜めのような我慢がきくようになったのであれば200m伸びるスプリントでも期待はかかりますし、人気のない分マークや位置取りも十分に確保できそう。
| 追切 評価 B | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 美浦南W（良） | 51.2 | 37.0 | 11.6 | 馬なり | |
相手☆テイエムスパーダ
前走は完全に変則ラップで他馬を封じるナイスパフォーマンス。
もともとCBC賞で逃げ勝っているだけにハマれば非凡な才能は開花する馬で、今回は勝った馬達との序列以上に阪神コースで逃げたったという実績の方が評価していいPOINTだと思っています。
セントウルSを勝って未だ10人気ですから、1枠スタートで前回の再現は出来るはず。
調教自体は前走と同様レベルはキープしていると思いますが、疲れがあるようにも見えるのが本音。
ご存じの通りあとは自身の競馬が出来るか否か。
| 追切 評価 | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.2 | 38.4 | 12.0 | 馬なり | |
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
メイケイエール
調教自体はずっと強めに追われている様子から前走と同様GⅠで走れるレベルには仕上がっているようです。
走法をみてもバネがあり軽やかで全身を大きく使った素晴らしい印象。
実績をみても明らかに存在力はナンバーワンで、重賞7勝のこの馬が欲しいのはもうGⅠだけ。
気性難のメイケイエールも5歳ですし、いきなり全てが解消され圧勝する姿は今日かもしれません。
| 追切 評価 B | ||||||
| 時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
| 最終追切 | 栗東CW（良） | 51.8 | 37.9 | 11.9 | 強め | |
サインはある？
10/01当日のイベント
いまの所ゲスト来場の予定はありません。
イベントでいえば生ファンファーレやバンド演奏など音楽に関する事が際立っていますね。
音楽などに関係するとすれば、【オールアットワンス】という馬は曲名そのものですからこの馬自体が狙いなのか、それとも同枠・隣の馬番などへのサインなんでしょうか。
10/01は凱旋門賞当日でもありますのでJRAさんも抽選会を開催するようです。
A賞として”クラミティーアナスタシア”という紅茶をプレゼント。
Paris産の茶葉ですから単純にフランス凱旋門になぞらえての物として、サインではないのかもしれませんが一応チェックしたいものです。
残念ながら出馬表をみても紅茶に関係ありそうなワードは見当たりませんが、ナランフレグの母【ケリーズビューティ】はぎりぎり示唆と言えばそうかもしれませんね。
CMやポスターなどで関係がありそうなサイン
・CMはテイエムオペラオーとデュランダル
重要なワードは【馬と騎手】との事ですから、主戦騎手であった和田騎手・池添騎手が思い当たるでしょう。
馬番はオペラオーが13番、デュランダルが8番でしたね。
池添騎手騎乗の【メイケイエール】がなんと8番、”その馬との出会いが強くする”というワードも思い当たるような気もします。
