【ジャパンカップ2024予想】前走○○は消し? 凱旋門賞馬に勝った怪物が来日
日本で開催される世界一決定戦ジャパンカップ
主役は今年引退宣言をしているドウデュース
イクイノックスが退いた今、彼に勝利したこの馬が真の世界一となるにはこのレースで勝つこと
天皇賞秋で完勝した能力はダービーと同じこの舞台でこそ活きるのか
果たして新たな王者は生まれるのか、GⅠ開幕戦を彩るジョッキーにも注目です。
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GⅠジャパンカップ
コース | 芝2,400m |
---|---|
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳上 定量戦 |
「世界に通用する強い馬作り」という目標を掲げ、外国から強豪馬を招待してレースを開催するようになったのが1981年に創設されたジャパンカップとなっています。
創設から10年間は、外国が8勝、日本馬は1984年のカツラギエースと翌1985年のシンボリルドルフによる2勝のみとなり世界との壁を認識。
1990年以降は偉大なるサンデーサイレンスが日本での種牡馬になったのをきっかけに能力値の底上げや競走馬作りのレベルが上がり日本馬の活躍が顕著となっています。
また、本競走は2008年に創設された秋季国際GⅠ競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」にも指定されているのが特徴。
東京2400m【芝左回り】特徴
スタンド前からスタートするこのコースは比較的早く1コーナーを迎える為、かなりの確率で先行争いが繰り広げられます。
バックストレッチの中盤には上り坂があり、ブレーキがかかりペースが緩みやすい為いったん馬群が固まることが多い。
3コーナーにかけては緩やかな下りとなり、そのまま直線に入るとすぐ高低差2mの急坂が待ち構える為、ラストの直線では急坂でスタミナを使った後に、後半残りの直線でキレ味を競うかなりタフなコースです。
距離のロスを避けるコース取りや、馬群を捌ける器用さ、中距離以上を走り切れるスタミナと屈指の長さである直線を抜け出せるキレのある末脚など競走馬として多様な能力が要求される事になるステージです。
過去レース【過去5年】
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
23 | 1 | ② | イクイノックス | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)1着 | キタサンブラック |
2 | ① | リバティアイランド | 2 | 秋華賞(GⅠ)1着 | ドゥラメンテ | |
3 | ⓱ | スターズオンアース | 5 | Vマイル(GⅠ)3着 | ドゥラメンテ | |
22 | 1 | ❻ | ヴェラアズール | 3 | 京都大賞典(GⅡ)1着 | エイシンフラッシュ |
2 | ⓯ | シャフリヤール | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)5着 | ディープインパクト | |
3 | ❸ | ヴェルトライゼンデ | 4 | オールカマー(GⅡ)7着 | ドリームジャーニー | |
21 | 1 | ② | コントレイル | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)2着 | ディープインパクト |
2 | ❼ | オーソリティ | 3 | アルゼンチン共和国杯(GⅡ)1着 | オルフェーヴル | |
3 | ❹ | シャフリヤール | 2 | 神戸新聞杯(GⅡ)4着 | ディープインパクト | |
20 | 1 | ❷ | アーモンドアイ | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)1着 | ロードカナロア |
2 | ❻ | コントレイル | 2 | 菊花賞(GⅠ)1着 | ディープインパクト | |
3 | ❺ | デアリングタクト | 3 | 秋華賞(GⅠ)1着 | エピファネイア | |
19 | 1 | ❺ | スワーヴリチャード | 3 | 天皇賞秋(GⅠ)7着 | ハーツクライ |
2 | ① | カレンブーケドール | 5 | 秋華賞(GⅠ)2着 | ディープインパクト | |
3 | ❷ | ワグネリアン | 2 | 天皇賞秋(GⅠ)5着 | ディープインパクト |
人気データ【過去10年】
単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
1~3人気 | 【7-6-6-11】 | 70% | 43% | 63% |
---|---|---|---|---|
4~9人気 | 【3-4-4-49】 | 30% | 11% | 18% |
10人気以下 | 【0-0-0-78】 | 0% | 0% | 0% |
3人気以内の勝率・複勝率は信頼度高め
10人気以下は迷いなく消しで良さそうですが、6人気付近がそこそこ絡んできますので頭固定から流す馬券が最適となるでしょう
当日予想人気
人気 | 出走予定馬 | 想定騎手 | 血統(父馬) |
1 | ドウデュース | 武豊 | ハーツクライ |
2 | チェルヴィニア | C.ルメール | ハービンジャー |
3 | オーギュストロダン | R.ムーア | ディープインパクト |
4 | スターズオンアース | 川田将雅 | ドゥラメンテ |
5 | ジャスティンパレス | C.デムーロ | ディープインパクト |
注目馬ピックアップ
オーギュストロダン
馬齢 | 牡4歳 |
馬主 | M Tabor & D Smith & Mrs J Magnier & Westerberg |
生産 | Coolmore |
父 | ディープインパクト |
母 | ロードデンドロン |
母父 | Galileo |
主な成績 | プリンスオブウィール1着・BCターフ1着 |
GⅠ6勝のディープインパクト産駒
ディープのラストクロップで今年引退を決めている海外代表馬
1600~2400でGⅠを制覇しているだけに能力に紛れはありませんし重~良まで各競馬場で結果を残していますのでステップを挟まないとはいえ馬券から外すのは最適ではなさそう
凱旋門ではなく日本のジャパンカップを選択して来日してくれるだけでも誇りに思いたいような存在
ドウデュース
馬齢 | 牡5歳 |
馬主 | キーファーズ |
生産 | ノーザンファーム |
父 | ハーツクライ |
母 | ダストアンドダイヤモンズ |
母父 | Vindication |
主な成績 | 東京優駿1着・有馬記念1着・天皇賞秋1着 |
最強世代とファンの夢を背負うダービー馬
秋古馬3冠(天皇賞秋・JC・有馬記念)を走り切り引退を宣言している事から多くのファンがその姿を焼き付けたいと思っているはず。
ダービーと同じ舞台・武豊騎手でジャパンカップが遂に見れるのかと楽しみな事でしょう
コースや距離適性は◎、極端な枠は引きたくないのが正直な印象
天皇賞秋馬の成績はこちら↓
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
枠順 | 1~4枠 | 【9-7-6】 |
---|---|---|
5~8枠 | 【1-3-4】 | |
前走人気 | 5人気以内 | 【10-8-10】 |
6人気以下 | 【0-2-0】 | |
馬齢 | 5歳以下 | 【10-10-10】 |
6歳以上 | 【0-0-0】 |
前走6人気以下で馬券に絡んだのは前走天皇賞秋のみ
5~8枠で馬券に絡んだのは前走東京コース・2500m上GⅠ連対実績・東京2400mGⅠ勝利馬
5~8枠【評価下げ対象】
シンエンペラー
オーギュストロダン
チェルヴィニア(データクリア)
ドゥレッツァ(データクリア)
カラテ(データクリア)
ソールオリエンス(データクリア)
ファンタスティックムーン
スターズオンアース(データクリア)
前走6人気以下【評価下げ対象】
カラテ
ジャスティンパレス(データクリア)
シュトルーヴェ
ソールオリエンス(データクリア)
6歳以上【評価下げ対象】
カラテ
【注目データ】
前走海外(0-1-0-25)
オーギュストロダン
ゴリアット
シンエンペラー
スターズオンアース
ドゥレッツァ
8枠(0-0-2-25)
ファンタスティックムーン
スターズオンアース
10人気以下(0-0-0-78)
※現状の予想オッズより
カラテ
ファンタスティックムーン
シュトルーヴェ
ダノンベルーガ
ブローザホーン
データ推奨馬
【データクリア馬】
ジャスティンパレス
ソールオリエンス
チェルヴィニア
ドウデュース
【過去データ勝ち馬候補】
最終予想
本命◎ドウデュース
第89代ダービー馬の名を背負い歴史に名を刻め
ドウデュースはマイラー気質なので消し
Sukeumaもダービーを迎えるまでそう思っていました
前走天皇賞秋の末脚をみてもスローペースで能力を出し切った1600m戦のような印象ではありますし、脚の回転・コーナーリングの秀逸な小回り適正をみても得意なのは1600~2000mなのでしょう
マイルを勝っているから東京2400mのようなタフな展開が続くレースは厳しいというバイアスはこの新時代の競馬では限りなく捨てなければなりませんし、そこの懸念点を少しでも払拭するために背中には騎手が乗っています
昨年のジャパンカップにおいては2:21.8のタイムで決着したレベルの高いレースで上がり2位(1位はイクイノックス)の末脚を発揮しての4着(2・3着とは2㎏~4㎏の斤量差)、この時は積極的にポジションを獲りに行ったなかでの結果でしたから今年はより後方でリズムよく精神を落ち着かせて走れれば突き抜ける以外の未来が見えません
もうシンプルに考えれば昨年秋天7着⇒JC4着であれば、今年秋天1着⇒JC3着以内と素直に考える事にしています
馬券を的中させる事も大切ですが、
嬉しい事も悲しい事もあった今年の競馬への恩返しと未来への希望として共に夢をみる事にします
対抗○ソールオリエンス
ダービーと同舞台で朝日は昇る
東京2400m東京優駿2着の皐月賞馬が遂に同じ舞台に帰ってきました
あのダービーは直線進路が開ききれないなかジリジリと良く伸びてきていましたし、4角好ポジションなら確実に突き抜けていた末脚
前走天皇賞秋は直線馬群を捌ききれず進路カットも多い中残り200m鋭い末脚を魅せていましたから切れ味事体は研ぎ澄まされている印象です
スタートも良い馬ですし古馬になり精神面も自身にフィットしてきたイメージがありますので、あとは止めることなく爆発力を出し切れるかがオリエンスの課題だと思っています
そういう意味で能力勝負に持ち込みやすい外枠よりの馬番でのスタートは個人的には絶好のポジションであると考えており、深く考えずに4角手前からロングスパートを仕掛けられればドウデュースの猛追を凌ぐ可能性は大きいと思っています
相手▲チェルヴィニア
今ならやれる3冠に匹敵する能力
例年オークスで結果を残している3歳牝馬が活躍している傾向にてクラシック2冠のこの馬も54㎏の今なら勝ちまであり得るチャンス
アクシデントがあった桜花賞も主戦が担当していたら勝っていた可能性も少なからず有り、ここへの参戦も3冠馬としてだったかもしれない
これまでのパフォーマンスをみても東京コースでは段違いの性能ですし、オークスと同じ枠の今回同じ競馬を成し遂げられれば確実に馬券内に飛んでくる能力なのは間違いないでしょう
東京コースでの絶対的信頼度とジャスティンパレス・ドゥレッツァよりこちらを選択したルメール騎手の相馬眼には逆らえない気がしていますがクラシックレース以外では歯車がかみ合っていない印象もありますのでいつもより評価下げでいきます
相手☆スターズオンアース
データが通用しない2冠の星
データ上ネガティブ要素が多い前走海外からの参戦・8枠スタートと点数を絞るのであれば真っ先に切りたい存在ではあるものの、昨年のJC・有馬共に絶望的な8枠位置から馬券に絡んで見せた大物
2点マイナスという要素を除けば東京2400mオークスを勝利している2冠馬で騎手や枠問わず国内全馬券内の牝馬(56㎏)
人気も位置も昨年と同じくらいであればイクイノックス・リバティアイランド不在の今回本命でも良いくらいの評価
今年は海外遠征帰りの馬が活躍できていない傾向にありますので8ヵ月振りでは2着までが限界か
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ドゥレッツァ
ドゥラメンテの血は東京でこそ
超絶変則ラップでの展開、逃げて先行して皐月賞馬・ダービー馬に勝利した絶対能力の持ち主
昨年の菊花賞から3戦とも見せ場なし、GⅡすら勝利出来ていない状態でここを選択するからには何かしらの改善点を見つけられた可能性はありそうですし、有馬記念へのステップだとしてもこの距離がポジティブに働く要素は少なからずありそう
2200~3000mの間であれば全て勝ち切っており東京コースでは上がり32秒台の末脚も発揮していますので人気薄でマークが外れるようであれば2・3着に飛び込んでくる可能性は十分有るとみています