【チャンピオンズカップ2024予想】今年も混沌注意報 信用できるのはレモンポップのみ

中央のダート王決定戦チャンピオンズカップ

日本のダート界は歴史でもトップクラスの存在が揃いつつありますが、近年ではここを目標という馬より海外挑戦というのがトレンド

適性を加味しつつ地方参戦に落ち着く陣営もいますので現状のダートメンバー全てが集結する訳ではないのが正直

中京コースでのGⅠという点を重要視し、ここを勝ちきりにくる馬を見極めるのが最も重要なファクターとなりそう

果たして新たな王者は生まれるのか、GⅠ開幕戦を彩るジョッキーにも注目です。

【11/29】最終予想と直感馬を公開

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GⅠチャンピオンズカップ

コース芝1,800m
格付けGⅠ
条件3歳上 定量戦

1995年に中央競馬・地方競馬相互間の交流が飛躍的に拡大され、ダートグレード競走で活躍した馬がドバイやアメリカの重賞に挑戦するようになった関係で、ダート競走においても「ジャパンカップ」として国際競走を開催する為、2000年に「ジャパンカップダート」として創設されました。

2014年に国際競走前提としたうえで、中京競馬場・ダート1800mに舞台を変更し、名称を「チャンピオンズカップ」へリニューアルされています。

2008年に創設された「ジャパン・オータムインターナショナル」)の最終週を飾るレースにもなっています。

中京1800m【ダ左回り】特徴

スタートから上り坂を迎えるコースで、2コーナーからバックストレッチにかけてもう一度上り坂を迎える珍しい形態。

坂を越えると4コーナーまではひたすら下り坂になっており、直線に向くと再度坂が待ち構えているという起伏に富んだコース形態で、ゴール前の直線も410mある為ダートとしては国内屈指のタフなコースと言えます。

想像の通りラストの直線で先行馬たちはバテますが、差し馬たちもトリッキーなコースで脚を使っているため、直線が長いとはいえ差し切れないレースが多々見られます。

脚質を問わずスタミナの有無がものをいうコースであり後方の馬はスパートの仕掛け所が最重要となっています。

過去レース【過去5年】

 着順馬番馬名人気前走
231レモンポップ1南部杯(GⅠ)1着Lemon Drop Kid
2ウィルソンテソーロ12JBCクラシック(GⅠ)1着キタサンブラック
3ドゥラエレーデ9セントライト(GⅡ)8着ドゥラメンテ
221ジュンライトボルト3シリウスS(GⅢ)1着キングカメハメハ
2クラウンプライド4JBCクラシック(GⅠ)2着リーチザクラウン
3ハピ6みやこS(GⅢ)4着キズナ
211テーオーケインズ1JBCクラシック(GⅠ)4着シニスターミニスター
2チュウワウィザード3JBCクラシック(GⅠ)3着キングカメハメハ
3アナザートゥルース14みやこS(GⅢ)3着アイルハヴアナザー
201チュウワウィザード4JBCクラシック(GⅠ)3着キングカメハメハ
2ゴールドドリーム3南部杯(GⅠ)6着ゴールドアリュール
3インティ10南部杯(GⅠ)9着ケイムホーム
191クリソベリル2日本テレビ盃(GⅡ)1着ゴールドアリュール
2ゴールドドリーム1南部杯(GⅠ)3着ゴールドアリュール
3インティ3みやこS(GⅢ)15着ケイムホーム

人気データ【過去10年】

単勝率連対率複勝率
1~3人気【6-6-3-15】60%40%50%
4~9人気【3-3-4-50】30%10%16%
10人気以下【1-1-3-63】10%2%7%

トータルで見れば3人気内の信頼度は高め

軸には最適でしょうが3連系の馬券で勝負するにはデータが少ない

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当日予想人気

人気出走予定馬想定騎手血統(父馬)
1レモンポップ坂井瑠星Lemon Drop Kid
2ウィルソンテソーロ川田将雅キタサンブラック
3サンライズジパング武豊キズナ
4ガイアフォース長岡禎仁キタサンブラック
5ペプチドナイル藤岡佑介キングカメハメハ

レース傾向【過去10年】

多少の誤差は生じる可能性が有ります

前走クラスGⅢ以上【10-10-10】
OP以下【0-0-0】
前走人気5人気以内【10‐10‐9】
6人気以下【0‐0‐1】
前走着順前走9着以内【10‐10‐8
前走10着以下【0‐0‐2】

前走OP以下【評価下げ対象】

グロリアムンディ

テーオードレフォン

前走6人気以下【評価下げ対象】

グロリアムンディ

前走10着以下【評価下げ対象】

ドゥラエレーデ

ミトノオー

【注目データ】

14馬番以降(1-0-0)

※勝利したレモンポップは前走GⅠ勝ちで当日逃げた馬(今回も同馬以外は消しとみる)

スレイマン

グロリアムンディ

ガイアフォース

前走JRAレース4着以下(0-1-3)

ガイアフォース

ドゥラエレーデ

ペイシャエス

ミトノオー

4歳以下で前走6着以下(0-0-0)

セラフィックコール

4歳以下で6.7.8枠(0-0-0)

ミトノオー

サンライズジパング

ミックファイア

データ推奨馬

【データクリア馬】

アーテルアストレア

ウィルソンテソーロ

クラウンプライド

ハギノアレグリアス

ペプチドナイル

レモンポップ

過去データ勝ち馬候補

最終予想

本命◎ハギノアレグリアス

7歳で覚醒した能力は黒枠で超覚醒へ

前走シリウスSを勝利してここへ臨むローテーションは同じも今年は59.5㎏を背負っての完勝、コースも中京の馬場とレベルアップ

昨年は明らかに枠が着順に直結したような展開で、スタートと共に隊列が決まったまま直線伸びきれなかったのが敗因

積極的に前に推進していくようなタイプでもないので仕方ないのですが、ダートGⅠの舞台では圧倒的な能力でもない限り先団をキープするか腹を括って経済コースでジッとできるかがマスト

前走では59.5㎏でそれが出来ましたし今年は2枠という絶好なポジションを引く運まで身につけましたので、クラウン・レモンより内ナイルに被せられても最内で脚を溜められればカーブの緩い中京では直線必ず前が空くはず

突き抜けるような馬ではないですがダートらしくジリジリ伸びてきてゴール前差し切る未来が見えています

対抗○ウィルソンテソーロ

昨年と同枠で初制覇の流れは止まらない

昨年は12人気ながら2着と好走した新星ではあるものの、重賞3連勝⇒JBC5着⇒という流れであの人気薄の方が疑問

既に能力は確かにあったはずで東京大賞典帝王賞と2着に健闘していますし、前走JBCクラシックではメイショウハリオをぶっちぎってのGⅠ制覇で完全に覚醒したでしょう

能力・人気共に申し分ないとは思いますが中京コースでの勝利はなく、昨年のチャンピオンズカップでも後方一気の作戦がこの馬の潜在能力を引き出し激走したとも考えられる

それでも前残りの展開で1頭のみ異次元の末脚を発揮できたのは大いに評価すべき点でありますし、昨年とは2周りくらいは武装力が違うので突き抜ける姿の方がより高いとみています

相手▲クラウンプライド

この距離この枠で初制覇は近い

3歳時に同レース2着と好走しているこの馬はここ2戦1800~2000mで2連勝、前走はウィルソンテソーロに完勝した事でさらなる能力の底上げを感じる様子

UAEダービーを制覇し、GⅠで3度連対している能力馬が5歳にして充実期を迎え、今回最内枠を引いた

近年GⅠ制覇のない横山騎手もここならなんとしても結果を残したいところでしょうしスタートから速い馬なので前回と同じイメージで押し切りたいのが正直

昨年は同じローテーションで体重が増えすぎ調整不足な印象もあったので、今回馬体重がきっちり抑えられているかがPOINT

相手☆レモンポップ

連覇を成せる能力は未だ消えず

昨年の覇者でGⅠ5勝ダート界のトップホース

懸念されていた枠に関するネガティブ要素も消え、残すは未だ残る距離への不安要素

好枠を引いたことで距離ロスも減り能力で全てを乗り越えられるイメージもありますが、時も過ぎ勢力図も変わりつつある状況ではなかなかそうもいかない

さすがにこの枠では前にいかせてもらえそうになく、昨年のように不利な外枠からいきなり逃げて見せるという奇策は今回通用しないと見ますので単純に実力勝負になると見ています

それでも頭2つくらいは抜けていそうなので馬券には絡みそうですが勝ち切るイメージはつかないのが正直

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データブレイク馬【直感馬】

新時代の競馬に突入しています。

過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬

ペプチドナイル

中央制覇の覚醒は続く

今年11人気でフェブラリーSを制覇すると続くGⅠ2戦でも入着し人馬共に完全に覚醒を成し遂げている馬

距離が長いという印象よりワンターンのようなシンプルなコースの方が向いているタイプだと思いますので、スタートでの進路予測や道中のメンタル維持が限りなく少なくて済むこの2枠は好ポジション

マークされる程の人気にはなりづらいと思いますので前回の東京コースの再現はしやすいはずで、良馬場であれば尚良しといったところ

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