【札幌2歳ステークス2023予想】クラシックで活躍する馬はこの馬　過去データ有

後のGⅠ馬を多数輩出している札幌2歳ステークス。

キレる馬というよりはタフな馬を見つけ出す必要があり、適性や新馬戦でのバイアスが非常に重要となる為、ある意味直感やデータを信じる事が結果に繋がるレースでもあります。

ジオグリフやソダシに繋がる過去データがきっとみつかるはずです、是非ご覧になっていってくださいね。

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GⅢ札幌2歳ステークス

コース	芝1,800m
格付け	GⅢ
条件	2歳　定量戦

1966年に2歳重賞競走として創設され、当初はダートコースで開催されていました。

1989年に札幌競馬場に芝コースが新設されたのをきっかけに芝1200mで行われるようになるとその後、早期から距離適性に合った競走を選択できるよう距離体系の整備が図られ芝1800mに変更、レース名も【札幌2歳ステークス】に改称されました。

札幌1800m【芝右回り】の特徴

1コーナーまでの距離は180メートルほどで、すぐにカーブに差し掛かるので前半のペースは速くなりにくく、比較的内枠の方が好位置を確保しやすい。

全体が平坦ということもあり3コーナー付近から展開が動き、4コーナーへ向かっていく。

ゴール前の直線は短く、加速しながらコーナーを回れるタイプが有利。札幌競馬場は洋芝の為スピードが出にくく、パワーが必要とされるのが特徴です。

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人気データ【過去10年】

		単勝率	連対率	複勝率
1～3人気	【6-2-3-19】	60%	26%	36%
4～6人気	【4-6-3-17】	40%	33%	43%
7人気以下	【0-2-4-66】	0%	3%	8%

1～3人気の単勝率は高めですが、複勝率は弱め。

昨年は揃って馬券外という結果ですから、波乱を呼ぶレースの側面もありそうです。

レース傾向【過去10年】

多少の誤差は生じる可能性が有ります💦

キャリア	1～2戦　　　　　 【9-7-7-77】
	上記以外 　　　　【1-3-3-20】
前走人気	3人気以内　　 　 【10-8-8-55】
	4人気以下 　　 　【0-2-2-47】

キャリア1～2戦以外で馬券に絡んだのは、前走OP洋芝コースで4着以内。

前走4人気以下で馬券に絡んだのは、前走OP洋芝コースで3着以内。

※該当しなかったのはユーバーレーベン(父ゴールドシップが同レースで連対実績)

面白そうなデータが1つ

・負けた経験がある馬は洋芝での勝利経験か前走洋芝OPクラス出走

注目馬

かなり絞れたようですね。

最終予想

本命◎ガイアメンテ

サンデーR・須貝厩舎・ドゥラメンテ産駒と2歳重賞にコミットする要素が揃ったこの馬。

今回と同様のコースを1人気で完了した様子は早くも大物感が漂いますし、小頭数とはいえ重馬場でムチ一つ入れなかった期待値も高い。

最終週の札幌コースは内もかなり荒れていますので外枠を引いた結果、前回同様のパフォーマンスは出しやすい点も◎。

最大のPOINTはやはり格上でのハイラップ適性となりそうで、この馬に重賞級の追走力があるかは不明ですからここで勝利できるようならクラシックでは主役となり得るでしょう。

本命にした理由として挙げるもう一つの要素は調教で、人気にもなりそうな僚馬ウールデュボヌールを馬なりで追走併入した追切は優秀。

前走から間隔は短いですが状態もよく、ネガティブ要素はみられません。

対抗〇セットアップ

この馬の強さを押し上げているのはデビュー戦の相手であるレガレイラ。

もはやクラシック主役級の注目である馬の2着という成績は見事ですし、数字以上にここ2走のパフォーマンスは圧巻。

前走のタイムは過去10年でみても馬券に入る時計という点と、3着以下を8馬身離しているという大物感にも期待が持てます。

期待の逃げ馬が絶好の内枠に入り、他馬を寄せ付けないスピードと変則ラップで逃げ続けることが出来れば恐らくガイアメンテを封じる事が可能。

ただ、前へ行きたい馬が多く札幌コース・洋芝という環境を考えても楽にポジションを取れるのかがPOINTとなりそうです。

個人的には2歳時のタイトルホルダーのようなイメージがありますので行かずとも絶対的な能力で馬券内には残ると思いますが、この馬の最大の武器はスタートから道中の高速ペースだと思っていますので、まずはそこまで到達できなければ勝ち切るのは難しいと予想します。

相手▲ウールデュボヌール

とにかく現状期待値が高いキタサンブラック産駒と札幌2歳Sに強い須貝厩舎。

新馬戦で直線あれだけの叩き合いを制する能力やフィジカルは秀逸ですし、3コーナー過ぎから長く追われながらゴールまで到達できたスキルについても他馬より抜けている点ではあると思います。

ただ勝利出来たという結果で言えば川田騎手が持っている能力が加味したと思いますし、ルメール騎手に乗り替わり恐らく前走とは異なる競馬でレースを組み立てるでしょうからその展開がこの格上レースで上手に出し切れるかがPOINTでしょうね。

スタート後斜行した仕草や折り合い面をみても距離短縮がポジティブに働くとも思えず少し評価を下げさせて頂きました。

相手☆トレミニョン

デビュー牡牝混合戦を勝利した社台ホース。

タイムやパフォーマンスに特出した点は見られませんが、430㎏台と小柄ながら16頭立てをインから差した能力は注目。

新馬戦から先行勢に置いて行かれない追走力は見事でしたし、小回りコースで魅せた一瞬のキレはここ札幌コースでも合いそうです。

ただ、近年は洋芝への適性が必須級ともなってきており、このファクターを覆せるだけのパフォーマンスが出来るか否か。

現状リアルインパクト産駒は2歳時の期待値が高くないですしこの段階ではなんともいえないのが正直です。

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データブレイク馬【直感馬】

新時代の競馬に突入しています。

過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。

カイコウ

キャリア5戦・前走4人気以下とデータ上買い要素は少ないのですが、負けた相手は札幌OPコスモス賞での2着馬。

この時の1着馬が怪物級のパフォーマンスでしたから、コスモディナーを水準に考えた時にこのメンバーではある程度の完成度にはいそう。

前走OPクラスながらスタートからゴールまで賢く、先行力や追走力も十分に発揮できたであろうレースだったと思います。

洋芝への適性や稍重経験、そもそもがダート出走馬ですから今週の雨予報へも対応可能ですし、この時期の小頭数なら3着は可能と予想しています。

サイン分析

2023年もテーマはHERO IS COMING.です。

重賞初勝利ジョッキーやGⅠ初勝利の調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。

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