【スプリンターズステークス2024予想】あの人気馬3頭は消しデータに該当
秋を告げる電撃スプリントレース
今年は順当に有力馬が集まり、豪華なGⅠ開幕戦となりそうです。
スプリント王2頭に新星のエース2頭が挑む形となり非常に面白そうな展開が予想されます。
果たして新たな王者は生まれるのか、GⅠ開幕戦を彩るジョッキーにも注目です。
【09/28】最終予想を公開しました
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GⅠスプリンターズステークス
コース | 芝1,200m |
---|---|
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳上 定量戦 |
1967年に3歳以上ハンデ戦として中山競馬場・芝1200mを舞台に創設され、当時は3歳馬が出走できる唯一のスプリント重賞でした。
1984年のグレード制導入に伴い本競走はGⅢに格付けされると、開催時期を3月に移し、当初は安田記念のステップレースに位置付け。
1987年にGⅡへ格上げされたあとは、スプリント界の充実を図る観点から、1990年にGⅠに格上げとなり、2000年には初秋の中山開催の最終週に開催時期が繰り上げられたあとは秋競馬最初のGⅠレースとして定着しています。
中山1200m【芝右回り】特徴
スタート後300mほど直線を走るとすぐに3コーナーに差しかかります。
中山外回りの3コーナーは緩やかなコース体系ですので、残り3F(600m)標識付近まではスピードを落とさずに走れます。
スタート後下り坂になっている関係にて前半ラップは速くなりやすいが、ラストの急坂付近になると馬群が詰まりコース適性やパワーの差が顕著に出やすくなります。
印象としては前半と後半で展開やコースが大きく変化するコースで、スピードのみならずラストにはパワーと持久力が求められるGⅠらしいタフなコースです。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
23 | 1 | 牝4 | ママコチャ | 3 | 北九州記念(GⅢ)2着 | クロフネ |
2 | 牡4 | マッドクール | 6 | CBC賞(GⅢ)9着 | Dark Angel | |
3 | 牝4 | ナムラクレア | 1 | キーンランド(GⅢ)1着 | ミッキーアイル | |
22 | 1 | 牡7 | ジャンダルム | 8 | 北九州記念(GⅢ)17着 | Kitten’s Joy |
2 | 牡3 | ウインマーベル | 7 | キーンランド(GⅢ)2着 | アイルハヴアナザー | |
3 | 牡6 | ナランフレグ | 5 | 安田記念(GⅠ)9着 | ゴールドアリュール | |
21 | 1 | 牡3 | ピクシーナイト | 3 | セントウルS(GⅡ)2着 | モーリス |
2 | 牝4 | レシステンシア | 2 | セントウルS(GⅡ)1着 | ダイワメジャー | |
3 | 牡6 | シヴァージ | 10 | パラダイスS(OP)5着 | First Samurai | |
20 | 1 | 牝4 | グランアレグリア | 1 | 安田記念(GⅠ)1着 | ディープインパクト |
2 | 牡5 | ダノンスマッシュ | 3 | セントウルS(GⅡ)1着 | ロードカナロア | |
3 | 牝4 | アウィルアウェイ | 10 | 北九州記念(GⅢ)3着 | ジャスタウェイ | |
19 | 1 | 牡4 | タワーオブロンドン | 2 | セントウルS(GⅡ)1着 | Raven’s Pass |
2 | 牝4 | モズスーパーフレア | 3 | 北九州記念(GⅢ)4着 | Speightstown | |
3 | 牡4 | ダノンスマッシュ | 1 | キーンランド(GⅢ)1着 | ロードカナロア |
人気データ【過去10年】
単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
1~3人気 | 【8-5-2-15】 | 80% | 43% | 50% |
---|---|---|---|---|
4~9人気 | 【1-3-5-50】 | 10% | 6% | 15% |
10人気以下 | 【1-2-3-65】 | 10% | 4% | 8% |
3人気以内の勝率・複勝率は信頼度高め
10人気以下も6頭存在している為3連系の馬券では1~2頭人気薄を絡めて組み立てるのが最適となるでしょう
↓穴データまとめてみました
当日予想人気
人気 | 出走予定馬 | 想定騎手 | 血統(父馬) |
1 | サトノレーヴ | 未定 | ロードカナロア |
2 | トウシンマカオ | C.ルメール | ビッグアーサー |
3 | ママコチャ | 川田将雅 | クロフネ |
4 | ナムラクレア | 未定 | ミッキーアイル |
5 | マッドクール | 坂井瑠星 | DarkAngel |
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
馬番 | 1~10番 | 【8-8-8】 |
---|---|---|
11~18番 | 【2-2-2】 | |
前走人気 | 5人気以内 | 【9-9-5】 |
6人気以下 | 【1-1-5】 | |
前走着順 | 5着以内 | 【8-6-8】 |
6着以下 | 【2-4-2】 |
11番以降で馬券に絡んだのは以下どちらか2点が重要
前走重賞で勝利/年内重賞にて2度以上入着
前走6人気以下で馬券に絡んだのは以下いずれか
前走重賞入着の牝馬/1枠1番/同年オーシャンS勝利
前走6着以下で馬券に絡んだのは以下いずれか
前走1人気当日6人気以内/同年高松宮記念連対/同年オーシャンS勝利
馬番11~18番【評価下げ対象】
ダノンスコーピオン
サトノレーヴ(データクリア)
ルガル
ビクターザウィナー(データクリア)
ヴェントヴォーチェ
ウイングレイテスト(データクリア)
前走6人気以下【評価下げ対象】
ヴェントヴォーチェ
エイシンスポッター
オオバンブルマイ(データクリア)
モズメイメイ(データクリア)
前走6着以下【評価下げ対象】
ヴェントヴォーチェ
ダノンスコーピオン
ピューロマジック
マッドクール(データクリア)
ルガル
【大注目消しデータ】
過去10年リピーターの条件は
当日1人気・前走重賞で勝利のみ
ママコチャ
マッドクール
ナムラクレア
データ推奨馬
【データクリア馬】
ウイングレイテスト
ウインマーベル
オオバンブルマイ
サトノレーヴ
トウシンマカオ
ビクターザウィナー
ムゲン
モズメイメイ
【過去データ勝ち馬候補】
最終予想
本命◎トウシンマカオ
遂にGⅠ制覇のチャンスが巡ってきたビッグアーサーの子
1200mの重賞を4勝・同じ舞台オーシャンSでも1人気で突き抜けた能力馬で、良でも重でもパフォーマンスが崩れない安定感と、相性の良いセントウルSで昨年の覇者に勝利した勢いが魅力
外から強襲してくる末脚が武器で今回も外枠寄りならもう少し人気になっていたと思いますが、とにかく1200m戦では重要なスタートが優秀な馬なので、中山スプリントという舞台でみれば前にいる事が前提条件のレースでこの枠は悲観する事ではないと思っています
恐らく1番のオオバンブルマイがスタート後下げるのでポジション取りで苦労する必要がないのと、3番~8番までのライバルが前に行く展開になりそうなのでメンタルを削られることなく先行追走しチャンスを狙う形になると予想します
結果最終コーナーで道が開けるのを見守る形にもなりますが、内枠が苦手というマインドでは今後もGⅠを勝てるわけがありませんのでここは今年GⅠジョッキーとなった鞍上に積極的なレースを期待したいと思い本命にさせて頂きます
対抗○サトノレーヴ
3連勝で覚醒したロードカナロア産駒の新星
3走前の春雷S(中山1200)のタイムがもはやスプリンターズS制覇の時計な上、その後重賞を2連勝しての参戦
実績から馬場に泣かされる事もなく、洋芝から急坂まで一蹴するスピードはまるで父ロードカナロアのよう
先行して追走して結果を残しているだけに大敗のイメージは沸きませんし、この為に来日したレーン騎手を乗せて中枠という絶好の見れる位置でスタートを切れるなら1人気も納得でしょう
圧倒的1人気を対抗とした理由としては、過去20年の勝ち馬記事でも書いたように6枠から一度も優勝馬が出ていないというデータと内枠に有力すぎる先行馬が密集しているという2点です
GⅠという初舞台でデータや強豪を一閃するようならしばらくスプリント王に君臨するでしょうね
相手▲ウインマーベル
1400m王のDanzig血統
ここ4走で重賞3勝と圧倒的な実績を持ちつつもその全てが1400mというアンバランスな能力馬
1200m重賞でも優勝経験は有りスプリンターズSでも2着6着と適正力は見せれていますし、ここ3年で一番内枠を引いた今回なにかやってくれそうな雰囲気がしています
逃げれるような馬ではないですし、少々息入れが出来た方がよいタイプなので3・4番手辺りで馬の後ろに付けることが出来れば自身のペースラップを刻めるでしょう、ママコチャやマッドクールという先行馬が近くにいるのでこの枠は絶好ポジションになれそうな予感もします
小回りの舞台ではキレるタイプでもないですし追って伸びる印象ですので以前からのような仕掛けでは1200m戦で勝ち切るのは難しいとも思います、この辺りはジョッキーも長い相棒で把握していると思いますし58㎏の斤量も慣れてきた頃合いだと思いますので一変するのを期待します
相手☆オオバンブルマイ
海外で覚醒した期待の4歳馬
2歳時に1400m重賞・3歳でアーリントンC優勝/NHKマイル3着と短距離路線での素質が開花する中昨年末には海外
OP戦を制覇しBIG賞金を獲得するまで成長
4歳となってからは海外GⅠではフィットせずも国内初戦では初スプリント戦・洋芝という環境でサトノレーヴ相手に0.3秒差と大健闘してみせました
脚質的に後方待機を選択せざるを得ない状況とはいえ上がり最速で追い込んだ潜在能力はさすが
今回も同じ位置でのスタートではありますがどの作戦展開となるか不明の状況でもあの豪脚を発揮したなら1発は怖い
武豊騎手以外であれば6人気という状況は妙味もなく消しとしたのですが、変幻自在のジョッキーだからこそ抑えておかなければ後悔するような可能性がある馬だと思っています
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
モズメイメイ
逃げる可能性のある不気味なダークホース
データ上スプリンターズSでの大敗経験のある馬が好走する条件として、前回二桁馬番で敗走⇒今回一桁馬番というのが唯一の条件であり、前走6人気以下で今回好走する馬の条件としても前走重賞入着の牝馬というデータも当てはまります
10人気という状況とはいえここ3走重賞で全て入着と調子は良いですし、重賞3勝・逃げて2勝という上がり馬は不気味でしかないというのが正直なところ
この絶好枠で他馬が控えるでしょうからここは逃げてほしいですし、逃げなければここでは勝てないでしょう
GⅠでは外国人ジョッキーに注意↓
まとめ
GⅠ馬2頭に上がり馬と香港馬が挑む形となる今回
距離が短くなればなるほど騎手による影響が少なくなり、定型なデータでは的中が難しくなります
香港馬がデータに当てはめられず終始不気味な存在故切りたくても切れない存在、、、
ただ過去を乗り越えてくる馬を取り入れる為にも基本のベースを確りと固めておく必要は非常に重要となるでしょうし、天気や枠のバイアスは果たして関わってくるのか秋のGⅠ開幕戦として相応しく荒れるレースとなる予感もしています