【秋華賞2023予想】史上7頭目の三冠牝馬誕生 POINTは京都コース
いよいよやってきた牝馬3冠目の秋華賞。
本命はリバティアイランドで決まりですが、紐が非常に難しい。
能力のみならず展開や騎手の重要性も必要になってきますから確りと復習が必要です。
過去データと特注データを公開しています。是非ご覧になってください。
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GⅠ秋華賞
コース | 芝2,000m |
---|---|
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳牝 定量戦 |
1996年に新設された3歳牝馬限定のGⅠ競走で、今年は回収の兼ね合いで阪神ですが、基本的には京都競馬場・芝2000mでの競争となります。
以前は桜花賞・オークスに続く牝馬三冠レースとしてエリザベス女王杯が設けられていましたが、1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放された為新たな3歳牝馬限定のGⅠ競走として秋華賞が設立されました。
クラシックの最終レースでありますが、ここから11月のエリザベス女王杯へ向かう馬も多く、秋華賞を前哨戦として調整してくる馬も少なくありません。
秋華賞・エリザベス女王杯を連勝した馬は、2002年のファインモーション、2007年のダイワスカーレット、2013年のメイショウマンボと後の名馬となる3頭のみとなっています。
京都2000m【芝右回り】の特徴
スタンド前の直線の半ばからスタートして、内回りコースを一周するコース。
1コーナーまでの距離は300mと平均的で、2コーナーに差し掛かる頃には隊列やペースも落ち着きやすいです。
3コーナー付近から丘状も増え、バックストレッチ半ばから上り坂が続くと残り800m付近から下り坂が続くのが京都の特徴。
ここからラストスパートが始まることが多いのですが、直線は328mと短いため差し馬にとっては直線だけでの逆転は難しく、下り坂でポジションを上げながら4コーナーを回る必要があるフレキシブルコース。
特徴に慣れていない馬や外を回しすぎると距離ロスが発生しやすい為、コーナーリングの対応力と一瞬の加速力が求められます。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
22 | 1 | 牝3 | スタニングローズ | 3 | 紫苑S(GⅢ)1着 | キングカメハメハ |
2 | 牝3 | ナミュール | 2 | オークス(GⅠ)3着 | ハービンジャー | |
3 | 牝3 | スターズオンアース | 1 | オークス(GⅠ)1着 | ドゥラメンテ | |
21 | 1 | 牝3 | アカイトリノムスメ | 4 | オークス(GⅠ)2着 | ディープインパクト |
2 | 牝3 | ファインルージュ | 2 | 紫苑S(GⅢ)1着 | キズナ | |
3 | 牝3 | アンドヴァラナウト | 3 | ローズS(GⅡ)1着 | キングカメハメハ | |
20 | 1 | 牝3 | デアリングタクト | 1 | オークス(GⅠ)1着 | エピファネイア |
2 | 牝3 | マジックキャッスル | 10 | 紫苑S(GⅢ)4着 | ディープインパクト | |
3 | 牝3 | ソフトフルート | 9 | 夕月特別1着 | ディープインパクト | |
19 | 1 | 牝3 | クロノジェネシス | 4 | オークス(GⅠ)3着 | バゴ |
2 | 牝3 | カレンブーケドール | 2 | 紫苑S(GⅢ)3着 | ディープインパクト | |
3 | 牝3 | シゲルピンクダイヤ | 10 | ローズS(GⅡ)4着 | ダイワメジャー | |
18 | 1 | 牝3 | アーモンドアイ | 1 | オークス(GⅠ)1着 | ロードカナロア |
2 | 牝3 | ミッキーチャーム | 5 | 藻岩山特別1着 | ディープインパクト | |
3 | 牝3 | カンタービレ | 3 | ローズS(GⅡ)1着 | ディープインパクト |
人気データ【過去10年】
単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
1~3人気 | 【8-5-3-14】 | 80% | 43% | 53% |
---|---|---|---|---|
4~6人気 | 【2-4-2-22】 | 20% | 20% | 26% |
7人気以下 | 【0-1-5-107】 | 0% | 1% | 5% |
6人気までの連対と考えて良さそうです。
3着付けで人気薄を狙うのが最適の様ですね。
当日予想オッズ
1.リバティアイランド
2.ハーパー
3.マスクトディーヴァ
4.モリアーナ
5.ドゥーラ
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
キャリア | 6戦以上 | 【8-8-9-113】 |
---|---|---|
5戦以内 | 【2-2-1-30】 | |
ノーザンF生産馬 | 4人気以内 | 【7-3-1-11】 |
5人気以下 | 【0-0-0-36】 | |
前走人気 | 5人気以内 | 【10-9-7-73】 |
6人気以下 | 【0-1-3-70】 |
キャリア5戦以内で馬券に絡んだのは3パターンに分類
※該当馬は2冠馬、前走勝利、ステップレース連対という条件があり、激走の予感はあった模様。
前走6人気以下で馬券に絡んだのは4頭
※該当馬は重賞3着内実績且つ前走ステップレース出走という条件があり、激走の予感はあった模様。
キャリア5戦以内【評価下げ対象】
グランベルナデット
コナコースト
ハーパー
マスクトディーヴァ
※過去10年データ▲▲▲をクリアしている馬は
リバティアイランド【当馬は評価下げなし】
ノーザンF生産馬で当日5人気以下【評価下げ対象】
※以下当日5人気前後
コナコースト
ドゥアイズ
ピピオラ
ラヴェル
前走6人気以下【評価下げ対象】
キタウイング
キミノナハマリア
ドゥアイズ
フェステスバント
マスクトディーヴァ
ミシシッピテソーロ
前走6着以下【評価下げ対象】
※前走6着以下に敗れて馬券に絡んだのはオークスの前哨戦を勝利し、オークス出走した馬のみ
エミュー
キタウイング
グランベルナデット
コナコースト
コンクシェル
ソレイユヴィータ
ドゥアイズ
ラヴェル
データ推奨馬
【データクリア馬】
ドゥーラ
ヒップホップソウル
マラキナイア
モリアーナ
リバティアイランド
【過去10年2冠馬が出走している年の勝ち馬は以下】
・2冠馬が3冠達成
・オークス2着且つ秋華賞ステップレースで連対馬
2023年はオークス2着且つ秋華賞ステップ連対馬不在
・オークス3着且つ秋華賞ステップ連対馬
※上記も可能性として含める事とする
【データクリア勝ち馬】
ドゥーラ
リバティアイランド
この2頭が勝ち馬のファクターに該当しました
注目馬ピックアップ
①リバティアイランド
馬齢 | 牝3歳 |
馬主 | サンデーレーシング |
生産 | ノーザンファーム |
父 | ドゥラメンテ |
主な勝鞍 | 桜花賞・オークス1着 |
すでに名馬の気配すらある牝馬2冠の称号を持った今年の主役。
先行しても控えても鬼のようなパフォーマンスを繰り出せる安定感と爆発力が魅力ですし、自身の能力を引き出せる騎手との相性も◎
もはや3冠濃厚といわれ年内もう1戦どこを選択するのかの方が話題になっている絶対的な存在。
②モリアーナ
馬齢 | 牝3歳 |
馬主 | 高橋文男 |
生産 | ノーザンファーム |
父 | エピファネイア |
主な勝鞍 | 紫苑S1着 |
3歳に強いエピファネイア産駒で前走紫苑Sでは目の覚めるようなキレる末脚で全馬を抜き去った上昇馬。
コスモス賞を含めコーナーを周る時間や息入れがある方が後半活きてくるタイプだと思いますので1800mなら今回も有力。
NHKマイルでも直線手応えは良かっただけにレースでロスがなければ馬券に絡む可能性は高いと思います。
③ドゥーラ
馬齢 | 牝3歳 |
馬主 | サイプレスホールディングス |
生産 | グランデファーム |
父 | ドゥラメンテ |
主な勝鞍 | オークス3着、クイーンS1着 |
前走クイーンSで古馬に勝利し、オークス3着という能力を証明した実績馬。
この馬もコーナーが多い方が活きてくるタイプですので春の凡走は一切忘れても良いと思っていますし、馬群に包まれるようなロスさえなければ対リバティとして有力候補と考えて良いでしょう。
枠には少なからず左右されると思いますので、その辺りにも注目。
最終予想
本命◎リバティアイランド
コメントのしようがないくらい全てのレースで圧倒的な勝利と数字を残している2冠牝馬。
正直調教の仕上がりが異次元過ぎて3冠濃厚といっていいと思っています。
競馬人生でも見たことのない、新馬戦で31秒台の末脚を繰り出す馬なのですがこの調教ではとにかく3F~2Fの加速が別格。
1.3倍の2冠馬の状態が絶好調とくれば本命は確実で、あとはニューフィールドへの適性といったところくらいでしょう。
正直多少ロスがあってもあの末脚をノータイムで発揮できるこの馬の勝利を信じたいと思っています。
追切 評価 S | ||||||
時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 52.2 | 37.2 | 11.7 | 馬なり |
対抗○ドゥーラ
個人的には唯一リバティに勝利する可能性があると思っているドゥラメンテ産駒。
2歳時にはGⅠ馬ドゥラエレーデ・ドゥアイズといった有力馬に勝利してきた馬でオークスでは上り3F34.1とリバティに次ぐ2位。
上り3位以下を突き放す末脚だっただけに位置取りが悔やまれる結果でしたし、同時に距離に対する適性がはっきりと表れた印象。
前走クイーンSでは古馬相手に1人気を背負って圧勝、3コーナーから早め追走抜け出す競馬で秋華賞へ向けてとてもポジティブな内容でもありました。
そもそもオークスでの15人気、3着という結果へのネガティブワードが不明ですしクイーンSを勝利して払拭したというのも単純すぎます。
初勝利から1800m以上ではGⅠ含め全て馬券内ですので息入れさえスムーズにいけば絶対能力値は明らかに上位。
最終追切の軽めはいつものローテーションですし、1週前が超絶仕上がりでしたのでここにきてラストの1冠へかなり近づいているでしょう。
追切 評価 AA | ||||||
時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.4 | 40.3 | 12.0 | 馬なり |
相手▲モリアーナ
もともと2歳時にはコスモス賞で能力馬ドゥアイズに快勝、クイーンCではハーパー・ドゥアイズとタイム差なしの競馬をしてきた馬。
恐らくコーナーが少ない忙しいレースよりも前走のような折り合いと脚を溜められる競馬が向いている可能性がありそうです。
父エピファネイア自体、産駒も京都コースでの成績は良いのでこの距離で能力開花という衝撃は見てみたい。
鬼脚が武器とはいえ、後方待機ではリバティには勝てないのでそこをどう組み立てるのかこの騎手には期待がかかります。
追切 評価 A | ||||||
時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 美浦W(稍重) | 51.5 | 36.6 | 11.4 | 馬なり |
相手☆ヒップホップソウル
キタサンブラック産駒の良血馬で前走目の覚めるような競馬。
新馬戦・フラワーCの実績から中山コースに適性がある可能性もありますが、秋ステップレースでハイラップの中1頭馬券内を確保した地力は評価したいです。
1勝馬という実績がここでネガティブに働く可能性はありそうですが、リバティに勝つとしたら前を行く馬しかないと思いますので横山騎手が勝ちに行く競馬をすれば2・3着残りはおおいにありそう。
外枠をひきましたので距離ロスはありそうですがスタートから自身の競馬を貫くことは出来るでしょう。
追切 評価 A | ||||||
時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 美浦W(稍重) | 53.8 | 39.3 | 11.7 | 馬なり |
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
マラキナイア
データ上クリアしている馬で、今回は直感馬という印象が強いです。
新馬戦から期待をされてきた馬で春のクラシックは叶わなかったものの4月に2勝目をあげると八ヶ岳特別では古馬相手に2着。
ここでは完全に直線位置取りの兼ね合いでの結果ですし、むしろ残り100mで追い上げた能力の方を評価したいです。
川田騎手が乗った際は全て馬券内ですので単純な解釈ではありますが確り乗れば結果がついてくる能力は備わっているという事かもしれません。
レコードのマスクよりは反動も少ないと思いますし、調教がいまいちなので人気落ちしていますが京都内回りは内枠がPOINTですので、するすると末脚を伸ばしてくる可能性はあるとみています。
追切 評価 B | ||||||
時期 | 調教場所 | 6F | 4F | 3F | 1F | 状態 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.1 | 39.8 | 12.8 | 馬なり |
サインはある?
10/15当日のイベント
当日”さや香”さん、”天才ピアニスト”さんが来場
それぞれの誕生日が
1月28日⇒マカヒキ
5月28日⇒ブライアンズタイム
といかにもサインらしきものが含まれています。
マカヒキは川田騎手がダービーを勝利した馬
ブライアンズタイムは3冠馬ナリタブライアンの父
秋華賞に関係がありそうなサイン
川田騎手と大久保洋吉元調教師は当日Birthday
・今年3冠馬ナリタブライアンを育成した大久保正陽元調教師が亡くなりましたが洋吉さんとはいとこの関係。
繋がり繋がって川田騎手の3冠を示唆しているような気もしてきます。