【有馬記念2023予想】HEROたちのドリームレース
競馬界における最後の大仕事有馬記念。
ファン投票とはいえ毎年上位の能力は抜けていますから勝ち馬の荒れはないものの、5人気以下が絡みやすいレースでもあります。
冬特有の適性と非根幹距離、この辺りを見極めて来年も良い年にしましょう。
【12/23現在】 最終予想を更新しました
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GⅠ有馬記念
コース | 芝2,500m |
---|---|
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳上 定量戦 |
創設当初は日本ダービーに匹敵する大レースをと提案し、当時としては他に例を見ないファン投票による出走馬の選定方法を用いて芝・内回りコースの2600mで行われていました。
1957年創設者である有馬理事長が急逝したため、功績を称える意味合いで同氏の名前をとり「有馬記念」と改称されると、1960年に芝・外回りコースに変更、1966年には芝・内回りの2500メートルに変更され現在に至っています。
有馬記念は、創設時から変わることなく中山競馬場を舞台に行われ、中央競馬の一年を締めくくるグランプリレースとして定着しているのが特徴。
幾多の名馬たちが中央競馬の歴史に語り継がれる名勝負を繰り広げてきている競馬の年納レース。
中山2500m【芝右回り】の特徴
外回りの3コーナー付近からスタートして、すぐに内回りコースに合流する変則コースです。
4コーナーまでの距離は200mと短い為ひたすら先行争いが起こり、ホームストレッチまで位置取りをする展開となることが多々あり、この状態でスタンド前の急坂を上るとまもなく1回目のゴール板を過ぎ、残りあと1周。
ゴール板を過ぎてからも1コーナー半ばまで上り続けた後、向こう正面にかけて下るというタフすぎる特殊コース。
コーナーを何度も回る為、外を回り続けると距離をロスし続けることもますし、スタミナも削られ、経済コースやロスのない競馬をしたいイメージもありますがラストの直線も長くはない為、内に居すぎると馬群が詰まるリスクもある変則タイプ。
坂やコーナーへの適性はもちろん仕掛け所がもっとも重要となるコース。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
22 | 1 | 牡3 | イクイノックス | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)1着 | キタサンブラック |
2 | 牡3 | ボルドグフーシュ | 6 | 菊花賞(GⅠ)2着 | スクリーンヒーロー | |
3 | 牝4 | ジェラルディーナ | 3 | エリザベス女王杯(GⅠ)1着 | モーリス | |
21 | 1 | 牡3 | エフフォーリア | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)1着 | エピファネイア |
2 | 牡4 | ディープボンド | 5 | 凱旋門賞(GⅠ)14着 | キズナ | |
3 | 牝5 | クロノジェネシス | 2 | 凱旋門賞(GⅠ)7着 | バゴ | |
20 | 1 | 牝4 | クロノジェネシス | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)3着 | バゴ |
2 | 牝5 | サラキア | 11 | エリザベス女王杯(GⅠ)2着 | ディープインパクト | |
3 | 牡5 | フィエールマン | 2 | 天皇賞秋(GⅠ)2着 | ディープインパクト | |
19 | 1 | 牝5 | リスグラシュー | 2 | コックスP(GⅠ)1着 | ハーツクライ |
2 | 牡3 | サートゥルナーリア | 5 | 天皇賞秋(GⅠ)6着 | ロードカナロア | |
3 | 牡3 | ワールドプレミア | 4 | 菊花賞(GⅠ)1着 | ディープインパクト | |
18 | 1 | 牡3 | ブラストワンピース | 3 | 菊花賞(GⅠ)4着 | ハービンジャー |
2 | 牡4 | レイデオロ | 1 | 天皇賞秋(GⅠ)1着 | キングカメハメハ | |
3 | 牡6 | シュヴァルグラン | 9 | ジャパンカップ(GⅠ)4着 | ハーツクライ |
人気データ【過去10年】
単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
1~3人気 | 【8-3-7-12】 | 80% | 36% | 60% |
---|---|---|---|---|
4~6人気 | 【1-4-2-23】 | 10% | 16% | 23% |
7人気以下 | 【1-3-1-94】 | 10% | 4% | 5% |
固い決着傾向も、7人気以下が意外と絡む印象
当日予想オッズ
1.ジャスティンパレス
2.ドウデュース
3.スルーセブンシーズ
4.タイトルホルダー
5.タスティエーラ
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
前走クラス | GⅠ | 【9-9-10-93】 |
---|---|---|
GⅡ以下 | 【1-1-0-35】 | |
前走人気 | 5人気以内 | 【10-7-10-77】 |
6人気以下 | 【0-3-0-67】 | |
馬齢 | 5歳以下 | 【10-10-9-98】 |
6歳以上 | 【0-0-1-32】 |
前走GⅡ以下で馬券に絡んだのは2頭
この2頭は菊花賞3着以内、且つ前走3着以内に該当しておりデータブレイクの予感はあった
前走6人気以下で馬券に絡んだのは2例
菊花賞連対実績、もしくはGⅠ馬が前走GⅠから参戦したケース
6歳以上で馬券に絡んだのは前年のリピーター
前走GⅡ以下【評価下げ対象】
アイアンバローズ
ヒートオンビート
プラダリア
ホウオウエミーズ
前走6人気以下【評価下げ対象】
アイアンバローズ
ウインマリリン
ジャスティンパレス(条件クリア)
ディープボンド
6歳以上【評価下げ対象】
アイアンバローズ
ウインマリリン
ディープボンド
ヒートオンビート
ホウオウエミーズ
8枠【評価下げ対象】
過去20年8枠の成績は【0-0-1-19】
スルーセブンシーズ
スターズオンアース
データ推奨馬
【データクリア馬】
シャフリヤール
ジャスティンパレス
ソールオリエンス
タイトルホルダー
タスティエーラ
ドウデュース
ハーパー
ライラック
【過去10年勝ち馬は以下いずれかに該当】
・前走GⅠ勝利
・前走GⅠ入着且つ当日1人気
・前走1人気
【データクリア勝ち馬】
シャフリヤール(前走GⅠ入着)
ソールオリエンス(前走1人気)
タスティエーラ(前走GⅠ入着)
ハーパー(前走GⅠ入着)
※ソールオリエンスを除く3頭から当日1人気が該当
注目馬ピックアップ
①タスティエーラ
馬齢 | 牡3歳 |
馬主 | キャロットファーム |
生産 | ノーザンファーム |
父 | サトノクラウン |
母 | パルティトゥーラ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝鞍 | 東京優駿1着、菊花賞2着 |
GⅠダービーで怪物ソールオリエンスを倒すと、菊花賞では距離不安を一蹴。
操縦性や折り合い面でも成長が見られる様子から斤量も軽いここは絶好のチャンス。
中山2500mの特性上枠を見てからとなりそうですが、馬券内は固いイメージです。
②スルーセブンシーズ
馬齢 | 牝5歳 |
馬主 | キャロットファーム |
生産 | ノーザンファーム |
父 | ドリームジャーニー |
母 | マイティースルー |
母父 | クロフネ |
主な勝鞍 | 宝塚記念2着、凱旋門賞4着 |
今年覚醒したドリームジャーニーの仔。
父が勝利した宝塚記念でイクイノックスと0.0秒差と能力を開花させると、凱旋門賞では4着と絶対能力が本物である事を証明。
中山重賞を勝利していますし、ドリームジャーニー産駒という有馬記念への適性付き。
③タイトルホルダー
馬齢 | 牡5歳 |
馬主 | 山田弘 |
生産 | 岡田スタッド |
父 | ドゥラメンテ |
母 | メーヴェ |
母父 | Motivator |
主な勝鞍 | 天皇賞春1着、宝塚記念1着 |
2200m以上のGⅠを3勝するなど距離適性はありそうですが、有馬記念は2戦して2戦とも惨敗。
中山コースは10戦して連対したのは5回とこちらの適性についても懐疑的。
ジャパンカップの結果次第ではありますが、跛行から復活したのか確りと見極める必要がありそうです。
最終予想
本命◎ソールオリエンス
この怪物の全ては皐月賞でのパフォーマンス。
菊花賞で距離が持つようであれば間違いなく有馬記念で本命にしようと決めていた存在で、1枠という恩恵を受けた今世界一を生んだキタサンブラック産駒に逆らう予想はありません。
セントライト記念ではレーベンスティールに屈しましたが内外枠での軽微な消耗と相手が中山適性◎であったという事実のみ。
重馬場でダービー馬を一瞬で差し切ったあの能力は間違いなく名馬の末脚ですし、調教でも3週続けて上り11秒台、コーナーリングもスムーズでリラックスしている様子。
イクイノックスとキタサンブラックの夢の続きは彼に託されました。
対抗○スルーセブンシーズ
有馬記念勝ち馬ドリームジャーニーの血を引いた上り馬、注目されている通り宝塚記念でイクイノックスの2着・今回1人気濃厚のジャスティンパレスに先着している期待の新星です。
凱旋門賞へ参戦すると能力を証明するかのように4着と大健闘、無敗で凱旋門賞を勝利した歴代最強ともいわれるエースインパクトの0.4差はもはや覚醒している可能性は高いでしょう。
宝塚記念では1人気が隣に配置されていた影響で後方待機となりましたが、本来は中断ポジションがヴィクトリーロードですのでここはある程度先行して位置取りをするのが理想ではありましたがなんと15番枠。。
一桁番号であればこちらが本命であっただけに残念ですが、覚醒し能力がゴールデンゾーンに入っていれば中山で33秒台の末脚はきっと活きてくるはず。
相手▲ジャスティンパレス
古馬となり覚醒したディープインパクト産駒で、展開に左右されない安定感あるメンタル・豊富なスタミナとキレる末脚が武器。
イクイノックスが不在であれば納得1人気だと思いますし、菊花賞3着・天皇賞春1着という実績と非根幹距離勝利の適性は文句がありません。
有馬記念で実績のあるジョッキーと10番枠で間違いなく自身のパフォーマンスは出来そうですが、中山適性だけが不安要素です。
昨年は圧倒的存在による乱ペースでしたから消耗は激しかったはずですし、直線無理に内へ突っ込んだミストラも凡走の原因ともとれますので、今回は去年よりは着順をあげてくると予想しますが、相手なりに走る馬ですので目標にされた時のレース展開に耐えられるか否かがPOINTでしょう。
相手☆タスティエーラ
クラシックで全て連対し中山適性も◎なダービー馬が2㎏ハンデは激アツな展開でしょうが、どうしてもダービー馬が有馬で活躍しているイメージも薄く、皐月賞でのキレ負けや菊花賞での追走力不足は古馬戦でのネガティブ要素になる可能性は高いと思っています。
枠・実績トータル面で安定しており先行できる馬ですから買い目には入れたい印象ですが、あくまで菊花賞が最大目標だったという事実と香港ヴァーズを回避した疲労が最も気になる所。
1週前に整っていた状態も最終追切では失速、やはり菊の反動がある可能性は加味したいと思っています。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ドウデュース
朝日杯を勝利した馬がダービー馬になるのはもはやデータブレイクでした、当時の馬体ですら筋肉質のマイラーの様子でしたからそもそもメンタルの強みや対応力が他馬とは別物という証拠。
朝日杯1着⇒有馬記念を勝利したのは、ナリタブライアン・グラスワンダー・ドリームジャーニーと回転力があり小回りにも対応できるような名馬たちでドウデュースもまた雰囲気とポジティブアクションも似ていると思っています。
豊さんは正直弥生賞・皐月賞と惜敗したレースを払拭できるイメージは出来ていると思いますし、イクイノックスを引き継ぐならこの馬でしょう。
サインはある?
12/24当日のイベント
長澤まさみさん、TIMさん、田口隆祐(新日本プロレス)さんが来場
⇒長澤さんはやはりCMでのワード「夢」がポイントでしょうか
⇒田口さんの誕生日4月15日は「ハーツクライ」と一緒
2023関係がありそうな出来事
今年のビッグニュースはやはり大谷選手の移籍
⇒背番号「17」移籍先「ドジャース」
巷でも噂の以下馬券に注目
ドウデュース
ジャスティンパレス
スルーセブンシーズ・スターズオンアース