【エリザベス女王杯2024予想】レガレイラ以外でデータをクリアしたのはこの1頭
秋の女王決定戦エリザベス女王杯
GⅠ馬の参戦が少ない今年は能力の見極めが必須
レガレイラの結果が問われる今回、エリ女の適性を理解するのがPOINT
果たして新たな王者は生まれるのか、GⅠ開幕戦を彩るジョッキーにも注目です。
【11/09】最終予想と直感馬を更新
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GⅠエリザベス女王杯
| コース | 芝2,200m |
|---|---|
| 格付け | GⅠ |
| 条件 | 3歳上 定量戦 |
1970年に3歳牝馬三冠競走の最終戦として創設された「ビクトリアカップ」が前身で、1975年にエリザベス女王が来日されたのを記念して、翌1976年に「エリザベス女王杯」として開催されました。
当初は京都競馬場の芝2400m、3歳牝馬限定の定量戦でしたが、1996年に3歳牝馬限定から3歳以上の牝馬限定に変更され、同時に距離も2200mへと短縮されています。
これにより3歳の実績馬と古馬の有力馬0集まり、1年の最強牝馬を競い合う一戦として華かなレースに設定、盛り上がりを見せています。
この競走は「ジャパン・オータムインターナショナル」というレースに指定されており、英国王室と縁の深いレースであるという背景から海外からの招待馬も参戦し、過去にはイギリスの馬の勝利もあるレースとなっています。
京都2200m【芝右回り】特徴
スタンド前からのスタートするこのコースは1コーナーまでの距離が長いので、内枠の差がさほど現れないのが実情。
バックストレッチ半ばまではほぼ平坦が続き、そこから3コーナーに向けて長い上り坂に入ることになります。
坂を上りきると4コーナーにかけて急な下り坂が待ち構えていて、スピードが加速したまま最後の4コーナーを回ります。
ゴール前の直線は398mと長くはない為、直線に向けて確りと加速してトップスピードに乗る必要があり、まずは長く脚を使えるスキルが重要です。
過去レース【過去5年】
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 23 | 1 | ① | ブレイディヴェーグ | 1 | ローズS(GⅡ)2着 | ロードカナロア |
| 2 | ❷ | ルージュエヴァイユ | 5 | 府中牝馬(GⅡ)2着 | ジャスタウェイ | |
| 3 | ❸ | ハーパー | 3 | 秋華賞(GⅠ)3着 | ハーツクライ | |
| 22 | 1 | ⓲ | ジェラルディーナ | 4 | オールカマー(GⅡ)1着 | モーリス |
| 2 | ⓭ | ウインマリリン | 5 | 札幌記念(GⅡ)3着 | スクリーンヒーロー | |
| 3 | ⓯ | ライラック | 12 | 秋華賞(GⅠ)10着 | オルフェーヴル | |
| 21 | 1 | ⓰ | アカイイト | 10 | 府中牝馬(GⅡ)7着 | キズナ |
| 2 | ❺ | ステラリア | 7 | 秋華賞(GⅠ)6着 | キズナ | |
| 3 | ② | クラヴェル | 9 | 新潟記念(GⅢ)1着 | エピファネイア | |
| 20 | 1 | ⓲ | ラッキーライラック | 1 | 札幌記念(GⅡ)3着 | オルフェーヴル |
| 2 | ⓭ | サラキア | 5 | 府中牝馬(GⅡ)1着 | ディープインパクト | |
| 3 | ⓫ | ラヴズオンリーユー | 3 | 府中牝馬(GⅡ)5着 | ディープインパクト | |
| 19 | 1 | ② | ラッキーライラック | 3 | 府中牝馬(GⅡ)3着 | オルフェーヴル |
| 2 | ❻ | クロコスミア | 7 | 府中牝馬(GⅡ)5着 | ステイゴールド | |
| 3 | ⓫ | ラヴズオンリーユー | 1 | オークス(GⅠ)1着 | ディープインパクト |
人気データ【過去10年】
| 単勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
| 1～3人気 | 【6-2-6-16】 | 60% | 26% | 46% |
|---|---|---|---|---|
| 4～9人気 | 【3-7-3-47】 | 30% | 16% | 21% |
| 10人気以下 | 【1-1-1-79】 | 10% | 2% | 3% |
一応3人気以内の勝率は高めではありますが、、、
連対率・複勝率共に50％を切る数字
10人気以下も1頭ずつ馬券に絡んでいる事から能力を見極めてバランスよく組み立てる馬券が最も最適でしょう
当日予想人気
| 人気 | 出走予定馬 | 想定騎手 | 血統(父馬) |
| 1 | レガレイラ | C.ルメール | スワーヴリチャード |
| 2 | ホールネス | 未定 | Lope de Vega |
| 3 | スタニングローズ | 未定 | キングカメハメハ |
| 4 | シンリョクカ | 未定 | サトノダイヤモンド |
| 5 | シランケド | 未定 | デクラレーションオブウォー |
レース傾向【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります
| 前走クラス | GⅡ以上 | 【10-10-9】 |
|---|---|---|
| GⅢ以下 | 【0-0-1】 | |
| 前走人気 | 9人気以内 | 【9-10-10】 |
| 10人気以下 | 【1-0-0】 | |
| 前走着順 | 7着以内 | 【10-10-9】 |
| 8着以下 | 【0-0-1】 |
※2022年は2着同着
前走GⅢ以下で馬券に絡んだ1頭はGⅢ勝利参戦馬
前走GⅢ以下【評価下げ対象】
エリカヴィータ
キミノナハマリア
ゴールドエクリプス
シランケド
シンリョクカ(データクリア)
スタニングローズ
ピースオブザライフ
ホールネス
ラヴェル
前走10人気以下【評価下げ対象】
シンティレーション
ルージュリナージュ
前走8着以下【評価下げ対象】
コスタボニータ
コンクシェル
ゴールドエクリプス
サリエラ
ハーパー
モリアーナ
ライラック
【注目データ】
関東馬で当日7番人気以下(0-1-0-27)
間隔3週以内(0-0-0-19)
エリカヴィータ
シランケド
ホールネス
データ推奨馬
【データクリア馬】
シンリョクカ
レガレイラ
【過去データ勝ち馬候補】
注目馬ピックアップ
レガレイラ
| 馬齢 | 牝3歳 |
| 馬主 | サンデーレーシング |
| 生産 | ノーザンファーム |
| 父 | スワーヴリチャード |
| 母 | ロカ |
| 母父 | ハービンジャー |
| 主な成績 | ホープフルS1着・東京優駿5着 |
牡馬混合GⅠを制した期待の新星
日本ダービーで2人気に支持されたこの馬は近年稀にみる期待度の現れだと思いますが、レベルが高いとはいえ3歳未勝利の状態は少し気になる所
ブレイディヴェーグや他3歳が出てこなければ1人気濃厚でしょうがそこまで特出した存在でもないのでオッズ状況には注目ですね
シンリョクカ
| 馬齢 | 牝4歳 |
| 馬主 | 由井健太郎 |
| 生産 | 下河辺牧場 |
| 父 | サトノダイヤモンド |
| 母 | レイカーラ |
| 母父 | キングカメハメハ |
| 主な成績 | 中山牝馬3着・新潟記念1着 |
遂に重賞制覇を成し遂げた牧場の星
2歳時阪神JFでリバティアイランドの2着という成績を残してから毎レース不気味に能力を期待されてきた馬
雰囲気的にも長く活躍できるようにも思えませんので、きっかけを掴んだ今勢いそのままにGⅠでも上り詰める可能性は高いと思います
最終予想
本命◎レガレイラ
不安要素は関係ない女王に相応しい馬
ホープフルSで牡馬全頭ねじ伏せ、皐月賞・ダービーでトップホース相手に上位に食い込んだ実績を見るだけでも本命は決まりました
前走ローズSで結果を残せなかっただけに展開頼みの印象も多く、今回も末脚不発の可能性が付きまとうのも理解できます
ジョッキーがミドルポジションでのレースを公言しているだけにある程度スタートから位置をとりにいくと思います、レガレイラについては取りに行きたくても取りにいけないくらいスイッチが固い馬ですので、この辺りをどう攻略してくるのか本番で答え合わせだと思いますが今までと違いスタートが平坦・下り寄りなのでここ3走よりは期待していいのではないかと個人的には思っています
中途半端な枠を引きましたので少し難しいレースになるとは思いますが、京都は3～4コーナー下りでスピードが上がり直線付近ではほぼ馬群はばらけますのでルメール騎手であれば捌けるでしょう
対抗○シンティレーション
タキオンの血が閃光の如く開花する
8月に3勝クラスを勝利しようやくOP入りしたこの馬は前走府中牝馬Sで衝撃の末脚を披露
後方一気のようにも思えますが2走前の新潟日報賞では最終コーナーでの追走力が秀逸で追い出しを指示される前にいくべきポイントを理解しているような賢さが特徴的でしたし、直線狭いスペースを抜ける際他馬と接触しても途切れないフィジカルとメンタルの強さは既に超重賞級です
加速のかかりやすい京都コースではエンジンの入り易さとオートでギアが変えることのできるこの馬の特性が十分活きるとみています
相手▲シンリョクカ
覚醒の血はとまらない
GⅠ2着の実績もあるこの馬はクラシック・古馬戦とちぐはぐな結果となりましたが、年明け4歳となってからはスタートも良くなり前半から先団から遅れることも少なくなりました
日経新春杯では斤量の恩恵もあってかレースを作った形になったものの、4角ではやや息切れ感は否めなく直線瞬発力勝負となってしまった為この馬の本来の展開ではなった面が敗因
トラブルのあった福島牝馬Sも含め1800m～2000mでは息も入りやすく持ちやすい、重賞を勝利した今なら200mの延長にも十分対応してくるとみていますので中枠のいい位置からポジションを確保出来れば押し切るイメージも自ずと見えてくるでしょう
相手☆ハーパー
ハーツの血とブリンカーで復活の狼煙はあがる
クイーンCを勝利しクラシックからエリザベス女王杯まで全て4着以内と高い身体能力に期待されてきた馬
昨年末に牡馬含む古馬戦を経験してから明らかにストレスが蓄積している様子で、走り事体が単調で興味がない印象
牝馬にはよくある兆候であると思いますしこのまま結果を残せない可能性もありそうですが、装着予定のブリンカーによって生じる着火効果が少なからずあると思っていますしハーツクライ特有の晩成型覚醒力がここで発揮すると予想しています
POINTは道中でいかに内枠に潜り込めるのか、レジェンドに期待
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データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ライラック
エリ女に好かれた北の花
エリザベス女王杯2年連続掲示板の実績がある当馬は現状5歳でGⅠ制覇はラストチャンスな状況
重賞勝利実績も有りクラシックも完走している事からベースの能力は高いとみていますし、好条件なら復活してもよさそうなのですがここ4走は凡走続きでどこに好条件がありそうなのかがハッキリしないのも正直
GⅠで唯一掲示板を外していないのがエリ女で、阪神・京都コースや良・重問わず走っている様子からこの時期の非根幹距離が何故か本人にとって走りやすい可能性は十分にありそうなので近走云々は気にせず素直に一番激走してくると予想しました
自身の展開に持ち込める事のみがこの馬の勝利ポイントですので包まれやすい内枠はマイナスイメージですが腹をくくるという意味では分かりやすい競馬はできそうです
