【中山記念2023】中山の鬼はこの馬! 前年度の重賞実績が大切
こんにちはsukeumaです
年明けGⅡになかなか面白い馬達が集まりましたね。
適性も重要ですが、それ以上に強い競馬をして欲しいものです。
GⅡ中山記念
開催競馬場 | 中山競馬場 |
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コース | 芝1,800m |
格付け | GⅡ |
条件 | 4歳以上 別定 |
1936年に中山競馬場・芝3200mのハンデ戦として創設され、当初は春と秋の年2回行われていましたが、1952年から秋のみの開催となっています。
その後、度重かの条件変更を経てなる距離や条件、開催時期の変更を経て、現在は年明け2月に芝1800mで行われるようになりました。
上半期のGⅠへ向けてステップレースとして参戦する有力馬や、海外レースへの調整レースとして使用してくる馬もいる中で熱い戦いが注目となります。
優勝馬には大阪杯の優先出走権が付与されることとなっています。
中山1800m【芝右回り】の特徴
直線が短く内回りコースを1周するコースです。
スタート地点は急坂の途中にあり、1コーナーまでの距離は約200mと短い。
2コーナーの手前まで上り坂になっている為、前半のペースは遅くなりがちで、バックストレッチにかけての下り坂で徐々にペースアップしていきます。
3~4コーナーを周るとゴール前の直線は310mと比較的短く、直線半ばの急坂ではスタミナやメンタルが削られる。
内回り、急坂の特性上好位置でレースを進めたいが、前半いかにスタミナと脚を残すかがPOINTで、パワーのある馬や中山適性がある馬が流れに乗りやすい。
人気データ【過去10年】
人気 | 成績 | 単勝 | 連対 | 複勝 |
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1~3番人気 | 【9-3-4-14】 | 30% | 40% | 53% |
4~6番人気 | 【1-6-3-20】 | 3% | 23% | 33% |
7番人気以下 | 【0-1-3-59】 | 0% | 1.5% | 6% |
軸は圧倒的に3番人気で良いでしょう。
2、3着固定で中穴を選択するのが最適です。
要チェックデータ【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
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重賞経験 【条件有り】 |
条件クリア 【10-9-8-26】 |
条件達成せず 【0-1-2-67】 | |
キャリア |
19戦以内 【10-8-6-39】 |
20戦以上 【0-2-4-54】 | |
馬齢 |
5歳以下 【9-7-5-36】 |
6歳以上 【1-3-5-56】 |
重賞経験は条件をクリアしているか否かによって馬券内率に違いがでます。
クラシックを経験してきた馬が年明け4歳本格化という事もあり、やはりキャリアが浅くフレッシュな馬が有利。
新勢力の底上げがきつい
高齢馬が近走成績が良くないと
重賞経験は必須
注目馬【データクリア馬】
最終予想
本命◎ダノンザキッド
古馬になりメンタルや状態も安定してきた印象で馬力のあるエンジンと大きな走法が特徴のGⅠ馬です。
中山での重賞を勝利していますから適性に問題はないでしょうし、マイルCSを見てもわかる通り積極的な競馬もこなせるようになっていますから、1番枠という懸念も払拭してくれると信じています。
とにかく加速が遅いので内回りの中山で判断さえ間違わなければよいのですが。
対抗〇スタニングローズ
こちらも中山重賞勝利があるGⅠ馬で、唯一の牝馬の恩恵もあり55kg出走。
古馬や牡馬と戦っていないという懸念は消えませんが、勝利が内回りに偏っているという点と積極的なレースをする馬ですからここでは有力と見ています。
外枠寄りを引きましたが1800mであればむしろ適性のあるベストな距離を保てると思いますし、使い詰めよりもフレッシュな方が走る馬ですから期待です。
相手▲シュネルマイスター
実績や完成度的に1800mはもつと思いますし、ここまでマイルで勝利を残せていないのをみるとむしろ少し長い距離の方があう可能性も出てくるでしょう。
どうしてもGⅠを獲ってからマイルのエースとしてどっしりとレースを組み立てる競馬が続いてきましたがイレギュラーな展開や底力には乏しい印象ですので騎手変わりの今回一度積極的な競馬をしてみるのではないかと予想しています。
タイトルホルダーの2着に迫った弥生賞の時の様なイメージが出来れば抜けた能力でねじ伏せる事が出来るでしょう。
相手☆イルーシヴパンサー
とにかく息入れが入るようなレースよりもハイラップな展開となるレースが得意な馬で、ハマれば爆発的な末脚を長く使えます。
2000mは持たないと思いますが内枠を引いた今回1800mならパフォーマンスが落ちる事はないと予想しています。
前走のような一変した立ち回りは今後のGⅠ勝利に向けてよいきっかけになったと思いますし、必ず伸びてくる馬ですからどんな展開になっても諦めないレースをして欲しいです。
相手△ラーグルフ
今年の明け4歳馬はかなりの強豪揃いですし、実際にこの馬も初戦で重賞初勝利。
2走前の東京での末脚は見事でしたし、前走中山4コーナーでの加速力は素晴らしいパフォーマンスでした。
ただ単純に中山の外枠は未だ割引きなイメージですし、内2頭が同タイプのスタイルをしそうなのですんなりスタートを切れて中断につけれれば、という条件付きになってしまいそうなので評価は下げています。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ヒシイグアス
データ上買いにくい馬ではありますが、人気も示す通りGⅠで安定した走りを続けており、中山に限っては重賞含む7レース中6レースで連対している中山巧者。
展開的や騎手の特性上不利になるような事はなさそうですし外枠寄りなのでゆったりと競馬が出来そうです。
懸念は6月以来というだけなので仕上がっていればいきなりも有り得そう。
サイン分析
2023年もテーマはHERO IS COMING.です。
重賞初勝利ジョッキーやGⅠ初勝利の調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。