【チューリップ賞2023】重要なのは経験よりも可能性 未来の花はこの馬
こんにちはsukeumaです
牝馬クラシックに直結するステップレースです。
本番と入れ替わる可能性もありますが基本的にはここでの結果が重要。
GⅡチューリップ賞
開催競馬場 | 阪神競馬場 |
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コース | 芝1,600m |
格付け | GⅡ |
条件 | 3歳 別定 |
1993年までOPレースだったチューリップ賞は1994年にGⅢに格上げされると、3着以内の馬に桜花賞への優先出走権が与えられ、いわゆる桜花賞トライアルとしてのレースが成り立つこととなっています。
2018年にはGⅡへ格上げ、クラシックへの道筋をより濃くするものとなっています。
競走名のチューリップ、花言葉は「永遠の愛情」「愛の告白」。
阪神1600m【芝右回り】の特徴
スタートから4コーナーに至るまではほぼ平坦に近く、コーナーもゆったりしている為、ペースが緩むことなく展開は進みます。
向正面は約473mと長いですが、残り600m付近から下り坂が始まりますので、直線に向く前から徐々にペースが上がることになります。
前でレースを引っ張っている馬たちはこの場面で焦るとラストが持ちません。
4コーナーの下りで差し馬たちは外から捲るようにスピードを出してきますから、広いコースらしく直線は内外広がっての追い比べになるのが常です。
ゴール直前に坂がありますので、前につけている馬が有利という事もなく最後はスピードと底力が問われるコースです。
人気データ【過去10年】
人気 | 成績 | 単勝 | 連対 | 複勝 |
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1~3番人気 | 【8-4-5-13】 | 26% | 40% | 56% |
4~6番人気 | 【2-2-3-23】 | 6% | 13% | 23% |
7番人気以下 | 【0-4-2-70】 | 0% | 5% | 7.8% |
圧倒的に上位人気の信頼度が高いですね。
中穴から2頭、大穴から1頭選ぶのが最適でしょう。
要チェックデータ【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
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前走レース |
阪神JF 【9-1-6-12】 |
上記以外 【1-9-4-95】 | |
キャリア |
4戦以内 【10-8-9-75】 |
5戦以上 【0-2-1-32】 | |
前走距離 |
1600m出走 【9-8-10-62】 |
1600m以外 【1-2-0-44】 |
レースの格、可能性、そして距離適性。
昇級でのコース実績
経験よりも可能性
距離適性は必須
注目馬【データクリア馬】
最終予想
本命◎ドゥーラ
唯一GⅠである阪神JFからの参戦馬で、この馬自体も重賞を勝利している能力のある馬です。
前走は出遅れと外枠が敗因と言わざるを得ないレース展開でそれでも直線上り最速で伸びてきた様子をみると同じ舞台の今回もっとも有力だと思います。
真ん中枠に配置されましたので本来のポジションで競馬が出来れば問題ないとは思いますが、そもそもスタートにネガティブな要素が出てきているとすればやはり不安は残るというのが正直ですが、あくまでステップレースですしメンバーも手薄ですのでここは連対を外さないとみてはいます。
対抗〇モズメイメイ
マイル戦を2勝している馬でスタートも悪くなく今回も自身の競馬を組み立てる事が出来ると見ています。
新馬戦以来馬券を外していなく、連対を外した1400m戦では少し忙しい印象もありましたので前走1600mに戻すと確りと折り合い、7頭立てとはいえ直線ノーステッキで快勝した様子は見事でした。
逃げ先行のイメージかと思いますが、新馬戦では2番手から33秒台で差し切り勝ちを披露していますし、父リアルインパクトや祖父frankelの血が濃く出ているとすればマイルでのパフォーマンスには注目でしょう。
相手▲キタウイング
唯一の3勝馬。唯一の重賞2勝馬で全てマイルでの実績があります。
阪神JFで大敗した時と同じ2番での出走ですからメンバーの能力低下を加味したとしても前回のような立ち回りでは出番はないと思っています。
ただ前走フェアリーSでみせた腹を括ったような競馬が出来れば急坂も克服出来ていますし、年明けの55kgでの勝利経験がありますからここではポジティブPOINTと捉えて良いかと思います。
相手☆ペリファーニア
とにかく注目点はエフフォーリアの妹という肩書。
この旗を塗り替えるには今回大外枠での不利を克服し桜花賞へのチケットを獲りにいくしかないでしょう。
新馬戦では不利や外傷のアクシデントも関係ないようなパフォーマンスで圧勝。
4角で寄せられながら伸ばしてきた末脚は間違いなく本物でしょうし、同期の中では能力は抜けていると思います。
予想とは別に競馬ファンとしてはもっとも勝って欲しい馬。
相手△ダルエスサラーム
データ的にマイル以外からの参戦は成績が乏しいのですが、前走の競馬をみてももう少し距離が伸びてパフォーマンスが上がりそうな馬だと思いますし、未勝利戦のレースをみても阪神の方がゆったり走れそうで、高速馬場でも対応できると思います。
ここまで人気がないとは思いませんでしたが、出やすい馬番なのでよっぽどスローな展開で豪脚を出してくる馬がいなければ馬券に絡みそうな予想です。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
バースクライ
前走マイル以外で勝ち切れていない馬は評価下げではありますが、この馬左と右、阪神と中京ではまったくパフォーマンスが異なる馬ですので、単純にこの舞台に戻ってスローペースになれば最も早い末脚を持つこの馬の出番かなと思っています。
サイン分析
2023年もテーマはHERO IS COMING.です。
重賞初勝利ジョッキーやGⅠ初勝利の調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。