【秋華賞2022予想】☆美浦所属にネガティブ要素?☆ サイン分析有り
こんにちはsukeumaです。
いよいよ秋クラシックの開幕ですね!
3冠の可能性のある馬が参戦してきますが、他馬もラストの1冠を目指して調整してきますので、今年はより楽しみなレースとなりそうです。
気になるデータやサインなども掲載してありますので是非ご覧ください。
良ければエリザベス女王杯の記事もご覧ください。↓
GⅠ秋華賞
開催競馬場 | 阪神競馬場 |
---|---|
コース | 芝2,000m |
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳 定量戦 |
1996年に新設された3歳牝馬限定のGⅠ競走で、今年は回収の兼ね合いで阪神ですが、基本的には京都競馬場・芝2000mでの競争となります。
以前は桜花賞・オークスに続く牝馬三冠レースとしてエリザベス女王杯が設けられていましたが、1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放された為新たな3歳牝馬限定のGⅠ競走として秋華賞が設立されました。
クラシックの最終レースでありますが、ここから11月のエリザベス女王杯へ向かう馬も多く、秋華賞を前哨戦として調整してくる馬も少なくありません。
秋華賞・エリザベス女王杯を連勝した馬は、2002年のファインモーション、2007年のダイワスカーレット、2013年のメイショウマンボと後の名馬となる3頭のみとなっています。
阪神2000m【芝右回り】の特徴
スタート直後にゴール前の坂を通過するコースです。
坂を上り切ると1~2コーナーを迎えるため、ブレーキがかからい前半のペースは速くなりにくくなっています。
向こう正面はほぼ平坦にはなりますが、3コーナー付近から緩やかな下り坂となる為、じわじわペースが上がっていき、大きく回る3コーナーと4コーナーを通過する際にはかなりのスピードに乗ったまま捲って直線に向かう形になります。
ゴール前の直線は約356mと長くはありませんので、直線のキレだけでは届きません。
レース展開への柔軟な対応力とロングスパートをかけられる末脚が必要となっています。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
21 | 1 | 牝3 | アカイトリノムスメ | 4 | オークス(GⅠ)2着 | ディープインパクト |
2 | 牝3 | ファインルージュ | 2 | 紫苑S(GⅢ)1着 | キズナ | |
3 | 牝3 | アンドヴァラナウト | 3 | ローズS(GⅡ)1着 | キングカメハメハ | |
20 | 1 | 牝3 | デアリングタクト | 1 | オークス(GⅠ)1着 | エピファネイア |
2 | 牝3 | マジックキャッスル | 10 | 紫苑S(GⅢ)4着 | ディープインパクト | |
3 | 牝3 | ソフトフルート | 9 | 夕月特別(2勝)1着 | ディープインパクト | |
19 | 1 | 牝3 | クロノジェネシス | 4 | オークス(GⅠ)3着 | バゴ |
2 | 牝3 | カレンブーケドール | 2 | 紫苑S(GⅢ)3着 | ディープインパクト | |
3 | 牝3 | シゲルピンクダイヤ | 10 | ローズS(GⅡ)4着 | ダイワメジャー | |
18 | 1 | 牝3 | アーモンドアイ | 1 | オークス(GⅠ)1着 | ロードカナロア |
2 | 牝3 | ミッキーチャーム | 5 | 藻岩山特別(2勝)1着 | ディープインパクト | |
3 | 牝3 | カンタービレ | 3 | ローズS(GⅡ)1着 | ディープインパクト | |
17 | 1 | 牝3 | ディアドラ | 3 | 紫苑S(GⅢ)1着 | ハービンジャー |
2 | 牝3 | リスグラシュー | 4 | ローズS(GⅡ)3着 | ハーツクライ | |
3 | 牝3 | モズカッチャン | 5 | ローズS(GⅡ)7着 | ハービンジャー |
主にステップレースからの参戦が大多数を占めています。
当日人気がなくても前哨戦で掲示板に入着していた馬はやはり実力が上位という判断で良いかと思います。
人気データ【過去10年】
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 【4-1-0-5】 | 40.00% | 50.00% | 50.00% |
2番人気 | 【0-4-0-6】 | 0.00% | 40.00% | 40.00% |
3番人気 | 【4-0-2-4】 | 40.00% | 40.00% | 60.00% |
4~9番人気 | 【2-4-6-47】 | 3.30% | 10.00% | 20.00% |
10番人気以下 | 【0-1-2-82】 | 0.00% | 1.10% | 3.50% |
意外とばらけた人気が絡む傾向ですね。
ただ1~3人気は軸や紐に絡めた方が良さそうです。
要チェックデータはこちら
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
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所属厩舎 | 美浦所属 【2-4-0-63】 |
栗東所属 【8-6-10-82】 | |
前走着順 | 5着以内 【10-10-8-89】 |
6着以下 【0-0-2-56】 |
やはり3歳GⅠですから遠征の微妙な負担や調整が結果に表れているようですね。
美浦所属で結果をだしているのは国枝厩舎か前哨戦で勝利した馬のみのようですね。
過去10年、前走6着以下の連対は有りません。
2冠馬スターズオンアースがネガティブデータに入っていますが、アーモンドアイもこのデータで勝利しましたから2冠馬にはこのデータは該当しない可能性があります。
注目馬
スターズオンアース
牝馬2冠馬であり阪神コースでの衝撃の末脚が印象的です。
桜花賞では馬群に包まれながら、オークスでは大外枠から勝利していますのでこの時期でも能力と勝負根性は抜けている存在だと見ていいでしょう。
ドゥラメンテ産駒は阪神と相性が良いですし、ぶっつけでも期待は出来そうです。
懸念としては相性の良くない美浦所属、骨折明け、緩い仕上がりでしょうか。
この1週間でどこまで調整してくるかがPOINTですね。
アートハウス
前哨戦のローズSを先行押し切って快勝。
春には同舞台の忘れな草賞を素晴らしいパフォーマンスで勝利していますので、右回りや阪神での適性に問題はないでしょう。
本番では確り追うとは思いますが、前走2着以下に詰められていた点は少々気になる所かなと思います(加速ラップでしたのでサリエラが優秀でもあります)
馬体重も増えていませんので成長面でも上積みは望めなそうです。
スタニングローズ
オークス2着からステップレースの紫苑Sを勝利した馬。
とても賢く操縦性が優秀で自身で積極的なレースが出来るのが強みです。
内回りの秋華賞はとにかく抜け目ない立ち回りをした馬が有利ですので、当馬は軸には最適な能力や実績ではないでしょうか。
気になる点とすれば中山や阪神の坂で少し足が止まってしまう点でしょうか。
適性がない訳ではないと思いますが、坂をぐんっと上がってくるイメージではないですね。
最終予想
本命◎スタニングローズ
オークス2着の実績をもって前哨戦の紫苑Sを勝ち切った馬で、安定した能力値と仕上がりが武器となっています。
3歳になってから成長がみられ連対も外していないですし、先行できる操縦性も魅力です。
キレ負けしますので直線勝負ではない秋華賞の舞台はピッタリですし、ロングスパートをかけられるこのコースでは押し切れると思っています。
馬主、調教師共に多頭出しというのは非常に勝負気配を感じます。
対抗〇スターズオンアース
牝馬3冠の可能性があるクラシック2冠馬です。
アクシデントがありオークスからの直行となってしまった点は大きな懸念ですが、成績はレースを見ても能力値は信頼できますし、馬券から外す選択肢はなさそうです。
毎回異なるジョッキーでも結果を出しているのは操縦性や高く馬が賢い証拠ですからここでもそのアドバンテージを活かせると思っています。
評価を下げた理由としてはこの馬自身人気を背負って重賞を勝った事がないのと今年1人気が勝利出来ない呪いを加味しました。
相手▲サウンドビバーチェ
ドゥラメンテ産駒の期待馬で、オークスでは他馬に蹴られてしまうというアクシデントにより放馬⇒怪我になってしまい除外に💦
チューリップ賞でもナミュール相手にしぶとく粘っていましたし、長い距離で見てみたかったのですが、休養明けの紫苑Sでは軽快に逃げて2着を確保。
負けた相手がオークス2着のスタニングローズ、勝った相手がフェアリーS勝ち馬のライラックですから確実な能力は示せたはずですし、確りと馬体重も増えていましたので成長にも期待できます。
外枠引いたしまいましたし隣に逃げそうな馬がいますので得意の競馬にもっていけるかは本番次第ですが、人気がないなら狙い目です。
相手☆アートハウス
オークスでは調整も上手くいかずライバルに完敗という状況でしたが、秋の前哨戦では確りと自身の競馬をして完勝。
折り合いに苦労する馬にも見えませんし、毎回先行できるレースをしていますので偶数番号を引いた今回、良い位置で競馬は出来るはずです。
同舞台の忘れな草でのパフォーマンスの印象が強すぎて人気を背負っていますが、懸念なのは、こちらも同舞台のエリカ賞での意味不明な凡走と、1着⇒着外⇒1着が続いていますので2走ボケするタイプかもしれません。
今週の直感馬
ライラック
急坂でも強烈な末脚を使える馬で、サインが発動しそうな馬名。
実績を見ても遠征に難がある可能性があるので阪神コースでの影響がどうでるかやってみなければという印象ですが、休養明けの前走あれだけのパフォーマンスが出来たという事は成長の証。
馬体重も増えていますのでさらに調子が上がっている事に期待です。
※ライラックという花は紫色。
紫苑Sという紫が関係あるレースでもサインが発動した通り、今月亡くなられた偉人のイメージカラーともフィットしそうです。
サイン分析
※競馬を楽しみたいsukeumaの個人的見解です。
果たして結果はどうなるでしょうか。
府中牝馬ステークスにも注目です。↓