【富士ステークス2022予想】6歳以上は消し 逆襲のソウルラッシュ レース概要と過去データ
こんにちはsukeumaです。
富士ステークスはマイルCSに続くステップレースです。
叩きに使う馬が多いとはいえ重賞での実績がないと出番がありません。
明らかに3強で決まりそうな時は1頭穴馬が抜け出してくる印象がありますのでそちらもピックアップして予想してみました。
良ければエリザベス女王杯の記事もご覧ください。↓
GⅡ富士ステークス
開催競馬場 | 東京競馬場 |
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コース | 芝1,600m |
格付け | GⅡ |
条件 | 3歳以上 定量戦 |
1981年当時は「国際招待競走」として3歳以上のオープン競走として設けられ、同年11月上旬頃に東京競馬場の芝1800メートルで行われていました。
1984年、このオープン競走に「富士ステークス」と名付けられたのが始まりで、1997年に距離を芝1400メートルに短縮、11月下旬に開催時期を移され、当時はスプリンターズSの前哨戦に位置付けられていました。
翌1998年に重賞に昇格し、GⅢに格付けされた後は2000年に距離が芝1600メートルに延長され、10月開催に変更、2014年からマイルCSの前哨戦として優勝馬に優先出走権が与えられることとなった。
2020年にはGⅡへ格上げされた為、賞金を狙う馬達も多く集まるようになっています。
東京1600m【芝左回り】の特徴
2コーナー付近からスタートし、直後は緩やかな下り坂になる為前半はスピードに乗りやすいコースで、3コーナーまでの距離は約540mと長く、3コーナーから4コーナーはカーブが緩やかなためスピードに乗ったままペースが落ちにくいです。
ゴール前の直線は525.9mあり、高低差2mのタフな坂も末脚を削ります。
ハイラップで流れる事が多いコースで、直線ではキレも求められる難解なコース。
脚が早いだけでは攻略できない総合的なコースで走った経験や適性も重要となります。
人気データ【過去10年】
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
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1番人気 | 【3-1-0-6】 | 30.00% | 40.00% | 40.00% |
2番人気 | 【3-0-1-6】 | 30.00% | 30.00% | 40.00% |
3番人気 | 【1-4-1-4】 | 10.00% | 50.00% | 60.00% |
4~9番人気 | 【3-4-4-49】 | 5.00% | 11.60% | 18.30% |
10番人気以下 | 【0-1-4-61】 | 0.00% | 1.50% | 7.50% |
人気はばらけていますね。
非常に難解なレースではありますが、有力な過去データはありますのでsukeumaの予想と絡めながら参考にしてみて下さい。
要チェックデータはこちら
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
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馬齢 | 5歳以下 【10-9-10-78】 |
6歳以上 【0-1-0-48】 | |
前走レース | 重賞 【9-9-7-90】 |
OP以下 【1-1-3-34】 |
顕著にデータに表れていますね。
6歳以上や前走OP以下は人気があっても評価は下げて良いでしょう。
前走OP以下ではよほどのパフォーマンスをしていない限り馬券には絡みづらいです。
注目馬
ダノンスコーピオン
今年のNHKマイル優勝馬で今後のマイル界を背負う可能性のある馬です。
NHKマイル上位組含めほぼ秋初戦ですので、結果も出ていなく古馬との能力値の判断はしにくい状況。
ただ優勝時のタイム1:32.3は安田記念1~3着馬と同タイム(ソングライン、シュネルマイスター、サリオス)という破格の時計。
このパフォーマンスをこのメンバーでも出せる事が出来れば圧勝でしょう。
セリフォス
NHKマイル4着でダノンスコーピオンに敗れてはいますが、安田記念に出走すると古馬トップマイラーたちに続く4着と大健闘。
2歳時の朝日杯では上記のダノンスコーピオンに先着、ドウデュースに0.1秒差で惜敗と世代の能力は示しています。
ここも斤量の恩恵を味方に出来ますので仕上がり次第では逆転も可能でしょう。
ソウルラッシュ
4連勝でマイラーズCを勝利すると安田記念へ参戦。
外枠の利を活かせずに直線馬群に包まれると右往左往しながらコースを見つけられず、、他馬にも接触しながら末脚不発となってしまいました。
オーラや末脚的にはマイラー界の新星と思っていますので、春の仕切り直しで良いパフォーマンスを見せて欲しいものです。
最終予想
本命◎ソウルラッシュ
マイルに転向してから4連勝でGⅡを制覇した力は覚醒の証。
前走大敗した原因はコース取りと直線の判断ミスだと判明していますので東京コースへの適性はまた別の話。
騎手も変わり仕切り直しで考えて良さそうですので1.2番人気が3歳馬であればここは素直にこの馬を軸に考えてみます。
対抗〇ダノンスコーピオン
今年のNHKマイル優勝馬でタイムは安田記念と同タイム。
両レースに出馬したセリフォスが安田4着ですから単純に能力値は古馬にも通用するとみています。
3歳ですから前走より斤量減で走れますし外枠を引いたことで自身の競馬は出来ると予想します。
ダノン、調教師さん共にマイルに強いイメージですが、目標はマイルCSだと思いますので仕上がりには注目です。
相手▲セリフォス
デビューから3連勝でマイル重賞を2つ勝利。
朝日杯ではダービー馬ドウデュースの2着と能力値に紛れはないと思いますし、3歳になってからはGⅠ2つで掲示板を確保していますので確実に相手なりには走れるタイプ。
確実に強いと思いますし、古馬にも通用するとは思いますが、勝ち切れていないのは何かしらの原因があると思っています。
軸には最適ですし成長力次第では押し切る可能性もあるとは思いますが1人気であれば評価は下げたいと思います。
相手☆ラウダシオン
東京マイルGⅠの勝ち馬で近走は成績が悪いため今回人気薄となっていますが、昨年からスプリントよりのレース選択や、今年は海外遠征と、遠征明けレース、ダートと適性を試すかのようなレースばかりでしたしジョッキーも据え置きでしたので一辺倒の競馬しか出来ない状況で燻ぶっていました。
東京での勝鞍も多く富士ステークスでは連対実績もあります。
昨年の同レースでも直線半ばまで悪くない手応えでしたので乗り替わりの今回積極的なレースが出来れば穴馬として残ると予想します。
今週の直感穴馬
ピースオブエイト
馬体的にも明らかにマイラーでここは適性がありそうです。
前走負けた相手は骨っぽいメンバーでしたので積極的に前に行ければ面白い存在でデビューから1800mを3連勝しているタフさは東京マイルで活かせるはずです。