【桜花賞2023予想】桜の女王が誕生する 注目は前走距離と馬体重 過去データとサイン有
こんにちはsukeumaです。
いよいよクラシックの開幕です。
ここを勝利した馬だけが牝馬三冠の権利を得る事が出来ます。
GⅠ桜花賞
| 開催競馬場 | 阪神競馬場 |
|---|---|
| コース | 芝1,600m |
| 格付け | GⅠ |
| 条件 | 3歳 定量戦 |
優秀な繁殖牝馬を発掘するためのレースとして、1939年に3歳牝馬限定、中山競馬場・芝1800mを舞台に創設されたのが始まりのようです。
1947年には舞台を京都に移すと、距離を芝1600mに変更、レース名を「桜花賞」に改称し、1950年に現状である阪神競馬場へ移動。
満開の桜をバックにクラシックの主役たちがターフを駆け抜けます。
数々の名レースが繰り広げられてきた桜花賞は牝馬三冠レースの1冠目であり、5着までの馬にオークスの優先出走権が与えられます。
過去の名馬には、1986年のメジロラモーヌ、2003年のスティルインラブ、2010年のアパパネ、2012年のジェンティルドンナ、2018年のアーモンドアイ、2020年のデアリングタクトの6頭が牝馬三冠制覇を成し遂げています。
阪神1600m【芝右回り】の特徴
スタート直後にゴール前の坂を通過するコースです。
坂を上り切ると1～2コーナーを迎えるため、ブレーキがかからい前半のペースは速くなりにくくなっています。
向こう正面はほぼ平坦にはなりますが、3コーナー付近から緩やかな下り坂となる為、じわじわペースが上がっていき、大きく回る3コーナーと4コーナーを通過する際にはかなりのスピードに乗ったまま捲って直線に向かう形になります。
ゴール前の直線は約356mと長くはありませんので、直線のキレだけでは届きません。
レース展開への柔軟な対応力とロングスパートをかけられる末脚が必要となっています。
過去データ【過去5年】
| 着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 22 | 1 | 牝3 |
スターズオンアース | 7 | クイーンC(GⅢ)2着 | ドゥラメンテ |
| 2 | 牝3 | ウォーターナビレラ | 3 |
チューリップ賞(GⅡ)5着 | シルバーステート | |
| 3 | 牝3 | ナムラクレア | 6 |
フィリーズレビュー(GⅡ)2着 | ミッキーアイル | |
| 21 | 1 | 牝3 | ソダシ |
2 | 阪神JF(GⅠ)1着 | クロフネ |
| 2 | 牝3 | サトノレイナス | 1 | 阪神JF(GⅠ)2着 | ディープインパクト | |
| 3 | 牝3 | ファインルージュ | 8 | フェアリーS(GⅢ)1着 | キズナ | |
| 20 | 1 | 牝3 | デアリングタクト | 2 | エルフィンS(OP)1着 | エピファネイア |
| 2 | 牝3 | レシステンシア | 1 | チューリップ賞(GⅡ)3着 | ダイワメジャー | |
| 3 | 牝3 | スマイルカナ | 9 | チューリップ賞(GⅡ)7着 | ディープインパクト | |
| 19 | 1 | 牝3 | グランアレグリア | 2 | 朝日杯(GⅠ)3着 | ディープインパクト |
| 2 |
牝3 | シゲルピンクダイヤ | 7 | チューリップ賞(GⅡ)2着 | ダイワメジャー | |
| 3 | 牝3 | クロノジェネシス | 3 | クイーンC(GⅢ)1着 | バゴ | |
| 18 | 1 | 牝3 | アーモンドアイ | 2 | シンザン記念(GⅢ)1着 | ロードカナロア |
| 2 | 牝3 | ラッキーライラック | 1 | チューリップ賞(GⅡ)1着 | オルフェーヴル | |
| 3 | 牝3 | リリーノーブル | 3 | チューリップ賞(GⅡ)3着 | ルーラーシップ |
人気データ【過去10年】
| 人気 | 成績 | 単勝 | 連対 | 複勝 |
|---|---|---|---|---|
| 1～3人気 | 【6-8-3-13】 | 20% | 46% | 56% |
| 4～6人気 |
【1-0-3-26】 | 3% | 3% | 13% |
| 7人気以下 |
【3-2-4-109】 |
3% | 4% | 8% |
上位人気馬は複勝率はそこそこ信頼出来そうですが、単勝率ではそれほど信頼は置けませんね。
人気よりも実績や前走どんなレース展開であったかが焦点となりそうです。
要チェックデータ【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
| 参考データ | |
|---|---|
|
前走着順 | 3着以内 【10-7-7-98】 |
| 4着以下 【0-3-3-50】 | |
| 前走人気 | 3番人気以内 【9-8-6-78】 |
|
4番人気以下 【1-2-4-70】 | |
| 前走レース | 重賞 【9-10-10-112】 |
| OP以下 【1-0-0-36】 | |
OPからの参戦で勝利したのは三冠馬デアリングタクト。
前走右回りで上り最速でした。
直近の実績は大切
そもそもの格は必要
経験が重要なファクター
注目馬【データクリア馬】
かなり絞れてきましたね。
ただデータ外にも魅力的な存在がいそうです。
最終予想
本命◎リバティアイランド
実績、ローテ、馬格全てが桜花賞に合致しているイメージで好位置で立ち回れる賢さと必ず伸びてくる末脚が魅力。
怖いのは別路線組ではありますが、ライバルにも不安要素も多く現状この馬に先着出来る存在はいなそうです。
唯一気になる点と言えば馬体重。
過去10年プラス体重は前走ステップレースの馬だけ、リバティは調教後がプラス16kgでしたので輸送のないこの馬がどこまで当日着地出来るのか注目ですね。
対抗〇ドゥアイズ
デビューから5戦全内で好走している馬で、その中には阪神JFや牡馬混合の札幌2歳Sも含まれることから、間違いなく能力値は上位。
加速力が遅い為、立ち回り次第でなるべく早めにトップスピードに上げる事が出来れば今回チャンスは十分にありそうな存在ですし、どの展開からもロングスパートで走れる事からここでも馬券内の可能性は高いと思います。
正直ここ2走ではポジショニングや仕掛けタイミングで重賞を獲りこぼしている印象もありますので継続騎手でその点を払拭できるのかという不安も加味して対抗にしています。
相手▲コナコースト
もしかしたらリバティに勝てるかもしれないと思わせる馬で、ここ2走のラストの伸び脚は恐らく世代トップクラス。
上り自体ゴール後に伸びている印象が強くありますので、仕掛けのタイミング次第では強く早く伸びてくる豪脚の持ち主。
チューリップ賞と同じでテンが早く、後半ジリジリ伸びるタイプがレース相性が良いですからまさにこの馬にあてはまりそう。
先行できる馬ですので真ん中枠から内の上位人気馬を見ながらレースを出来ますし、気持ち早めに仕掛けてしまえば後ろから差される馬ではないと思っています。
デビューから継続して手綱を握っているこの騎手なら前走より面白い競馬は出来るでしょう。
相手☆モズメイメイ
チューリップ賞を逃げて勝利している連勝馬で、ここ2走は同コースで安定したパフォーマンスを見せていますので、ここも自身の競馬は出来そう。
GⅠですのである程度ハイペースになると思いますし、展開に対応出来るのか否かがPOINTとはなっていますが、3走前に早い展開で馬券内に絡んでいますからそこまで崩れはしないと予想。
こういう逃げ実績馬はレース次第になってしまうので買わずにはいられないというのが一番正直なところです。
相手△キタウイング
桜花賞の穴馬は前走1人気で凡走して人気を落とした馬か、実績馬がステップレースで敗走したケースが主。
毎度とはなりますが唯一の重賞2勝馬で、競馬にならなかった阪神JF以外は全て上り最速の末脚を出していますし、前走チューリップ賞では完全に枠と位置取りが敗因。
馬格も小さいですし、ここで輝けるかは疑問ですがキレがある実績馬を外すことはできません。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ラヴェル
とにかくリバティアイランドに勝てる馬を探すだけ。
となると別路線で衝撃の勝ち方をした馬か、リバティに先着した事のある馬。
正直前走の負け方があまりに凡走であった為、人気は下がっていると思いますし、見る限り馬場への適性や同じ外枠という条件をみても一変するのかという疑問。
そうでも前回と同じ競馬はしないだろうというポジティブ要素とキタサンブラック産駒という圧倒的な期待感。
下記に記載した面白そうなサインとあわせて楽しんでみたい1頭です。
サイン分析
2023年もテーマはHERO IS COMING.です。
重賞初勝利ジョッキーやGⅠ初勝利の調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。
