【大阪杯2023】絞れた馬は4頭 データブレイクがやってくる 過去データ有
こんにちはsukeumaです。
ドバイの影響か小粒なGⅠです。
元がGⅡというGⅠは盛り上げ方に工夫が必要だと思います。
GⅠ大阪杯
開催競馬場 | 阪神競馬場 |
---|---|
コース | 芝2,000m |
格付け | GⅠ |
条件 | 4歳上 定量戦 |
1957年に4歳以上のハンデ戦として創設され、1989年には名称を「産経大阪杯」に改称、2017年より現在の「大阪杯」となっています。
当初は芝1800mで行われていましたが、幾度かの距離変更を経て、1972年に距離を2000mに、1981年には開催時期を桜花賞の前週に移されています。
上半期の大レースに向けたステップレースとして開催されていましたが、2017年にGⅠに昇格されここを目指す馬達も徐々に表れるようになっています。
阪神2000m【芝右回り】の特徴
スタート直後にゴール前の坂を通過するコースです。
坂を上り切ると1~2コーナーを迎えるため、ブレーキがかからい前半のペースは速くなりにくくなっています。
向こう正面はほぼ平坦にはなりますが、3コーナー付近から緩やかな下り坂となる為、じわじわペースが上がっていき、大きく回る3コーナーと4コーナーを通過する際にはかなりのスピードに乗ったまま捲って直線に向かう形になります。
ゴール前の直線は約356mと長くはありませんので、直線のキレだけでは届きません。
レース展開への柔軟な対応力とロングスパートをかけられる末脚が必要となっています。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
22 | 1 | 牡5 | ポタジェ | 8 | 金鯱賞(GⅡ)4着 | ディープインパクト |
2 | 牝5 | レイパパレ | 3 |
金鯱賞(GⅡ)2着 | ディープインパクト | |
3 | 牡4 | アリーヴォ | 7 |
小倉大賞典(GⅢ)1着 | ドゥラメンテ | |
21 | 1 | 牝4 | レイパパレ |
4 | チャレンジC(GⅢ)1着 | ディープインパクト |
2 | 牡5 | モズベッロ | 6 | 京都記念(GⅡ)8着 | ディープブリランテ | |
3 | 牡4 | コントレイル | 1 | ジャパンカップ(GⅠ)2着 | ディープインパクト | |
20 | 1 | 牝5 | ラッキーライラック | 2 | 中山記念(GⅡ)2着 | オルフェーヴル |
2 | 牝4 | クロノジェネシス | 4 | 京都記念(GⅡ)1着 | バゴ | |
3 | 牡4 | ダノンキングリー | 1 | 中山記念(GⅡ)1着 | ディープインパクト | |
19 | 1 | 牡5 | アルアイン | 9 | 金鯱賞(GⅡ)5着 | ディープインパクト |
2 |
牡5 | キセキ | 2 | 有馬記念(GⅠ)5着 | ルーラーシップ | |
3 | 牡4 | ワグネリアン | 4 | 神戸新聞杯(GⅡ)1着 | ディープインパクト | |
18 | 1 | 牡4 | スワーヴリチャード | 1 | 金鯱賞(GⅡ)1着 | ハーツクライ |
2 | 牡4 | ペルシアンナイト | 6 | 中山記念(GⅡ)5着 | ハービンジャー | |
3 | 牡4 | アルアイン | 2 | 京都記念(GⅡ)2着 | ディープインパクト |
人気データ【過去10年】
人気 | 成績 | 単勝 | 連対 | 複勝 |
---|---|---|---|---|
1~3人気 | 【6-4-4-16】 | 20% | 33% | 46% |
4~6人気 |
【2-5-5-18】 | 7% | 23% | 40% |
7人気以下 |
【2-1-1-48】 |
4% | 6% | 8% |
10人気以下は馬券に絡んでいませんから不要で良いでしょう。
まだデータ不測のレースですから中穴には注意です。
要チェックデータ【過去6年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
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GⅠ実績 2000m上 | 3着以内有 【4-6-4-15】 |
3着以内無 【2-0-2-52】 | |
性別 | 牡馬・セン 【4-4-6-62】 |
牝馬 【2-2-0-5】 | |
馬齢 | 5歳以下 【6-5-6-42】 |
6歳以上 【0-1-0-25】 |
※GⅠに格上げされてからのデータです。
過去データを信用
※現時点での予想
ここは新勢力の出番
格上の実績が大切
注目馬【データクリア馬】
かなり絞れてきましたね。
ただデータから外れた馬に怖い馬も潜んでいそうです。
最終予想
本命◎ジェラルディーナ
阪神コースの適性はエリ女で証明済みですし、能力値の疑問も有馬記念で払拭できたとなれば単純に考えてもここは固いと予想します。
脚質が安定しませんがそれでもここ4走は馬券内から外れていない様子をみると自在性や柔軟性も加わったという証拠。
若干の不安といえば今回予想されるハイペースへの対応ですが、ここは最内枠を引きましたから折り合いにさえ集中出来れば問題ないでしょう。
その内枠がポジションや追走力に影響を与える可能性もありそうなのですが、そこは覚醒した能力値で乗り越えると思っています。
対抗〇キラーアビリティ
過去データをご覧の通りここは特にディープインパクト産駒が強い。
キレがなく東京や中山でのGⅠ勝利イメージのない点は昨年のポタジェと良く似ていますし、ここ4走の馬柱を見ても戦ってきた相手や実績も悪くない。
まだ成長していくタイプとみていますので明け4歳のここは昨年よりも格上の重賞は十分狙えると思っていますが、懸念としては脚質で、以前のような後方待機では阪神内回りではまず間に合わないです。
2歳時のホープフルSを見ても先行力や追走力のポテンシャルはあるとみていますし、前走の京都記念のようなイメージで且つ馬群にいなければ先行押し切りも可能性はありそうです。
相手▲ラーグルフ
こちらも充実期の明け4歳。
前走は展開に戸惑い2着と敗れましたが、後方大外を回ってあのパフォーマンスは圧巻でしたし、今回も似たようなペースになり激しい展開にはなりそうですが、今日の戸崎騎手を見てもある程度イメージは出来たはず。
2走前のような理想的な競馬が出来ればこのメンバーこの枠なら通用しそうです。
懸念としては斤量と追走力。
タフな競馬経験が少ない状況で如何にこの2点を身に付けられているかPOINTですし、克服できるとみています。
相手☆スターズオンアース
3歳時にはクラシック2冠を制し充実期を迎えている馬です。
デビュー以来馬券内を外していませんし、ルメール騎手が継続騎乗となれば1人気も納得ではあるのですが、古馬との対戦や混合GⅠでのタフなレース経験がない状況では正直能力関係の把握が微妙。
レースで強い勝ち方をしたのは桜花賞/オークスともに広いコースでの末脚を発揮できる状況でのパフォーマンスが条件ですし、案の定秋華賞では届かずに不発という結果。
追走力があるタイプにも見えず、今回も前走のような出遅れがないとはいえません。
トップクラスの逃げ馬がいる阪神内回りでどれほどの潜在能力を発揮できるかがPOINTとなっているため、不安要素も含め評価を下げています。
相手△ノースブリッジ
とにかく調教がSSS級。
岩田騎手のコメントにもある通り5歳のここにきて折り合い面での解消がみられるようになったのが最も推せるPOINTです。
デビュー時から気性が荒く、展開や実績でも極端なレースをみせる反面、展開とメンタル状況が伴えば鬼のような先行力を出せる馬。
ただ阪神内回りは向いているとはいえ、そもそもAJCCと大阪杯ではレースの性質も違う為、ペースや馬場も加味して走ってみなければ…というあいまいな評価になるのが正直な印象ですね。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ダノンザキッド
過去10年GⅡ時代から含めても10人気以下は一度も馬券に絡んでいませんので正直買い辛くはありますが、マイルCSで魅せた復調気配のあるGⅠ馬であればここは買い。
今日の阪神の時計をみても本番でも早い時計を出せる馬でなければ勝負になりそうにありませんので、マイル適性がありハイペース経験のあるこの馬はスタートもよく先行できる脚質が強み。
マークが外される今回面白い存在にはなりそうです。
サイン分析
2023年もテーマはHERO IS COMING.です。
重賞初勝利ジョッキーやGⅠ初勝利の調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。