【ホープフルステークス2022】未来の皐月賞馬はコレだ サイン分析有
こんにちはsukeumaです。
年末最後のGⅠです。
最近までGⅡだったこのレースですが、2019年には3冠馬コントレイルを輩出したように後に名馬となりうる可能性を秘めたレースでもありますし、皐月賞へ向けて適性を計る為のレースでもありますね。
GⅠホープフルステークス
開催競馬場 | 中山競馬場 |
---|---|
コース | 芝2,000m |
格付け | GⅠ |
条件 | 2歳 定量戦 |
2014年に2歳中距離路線の頂点に位置する競走として、阪神・芝2000mで行われていたGⅢ「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」を、皐月賞と同じコース・距離である中山・芝2000mに移し、「ホープフルステークス」に変更しました。
格付けは前身のラジオNIKKEI杯2歳Sの競走実績を踏まえGⅡとなったが、2017年にGⅠへ昇格、過去には3冠馬も輩出しています。
競走名のホープフル(Hopeful)とは、英語で「希望に満ちた」「望みを持つ」という意味。
中山2000m【芝右回り】の特徴
直線入口からスタートして内回りコースを1周するこーすです。
最大のPOINTはゴール前に急勾配の上り坂があるところ。
スタート地点から1コーナーまでの距離は400mほどで、坂を上りながらポジション争いをする形になり、ポジションが揃ったあとは向こう正面にかけて下り坂。
残り600m付近になると、スピードに乗ったまま小回りコーナーを走るため、馬群が膨らみやすく、外の馬はどうしても距離ロスが大きくなります。
最後の直線は310mと長くない為、先行馬は序盤に脚を使うと再度の急坂で脚色が鈍り、差し馬のターンとなる。
坂に負けないパワーと器用な脚が必要でよほどの能力が備わっていないとこの世代にはキツイレースとなります。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
21 | 1 | 牡2 | キラーアビリティ | 2 | 萩ステークス(OP)2着 | ディープインパクト |
2 | 牡2 | ジャスティンパレス | 4 |
黄菊賞(1勝)1着 | ディープインパクト | |
3 | 牡2 | ラーグルフ | 8 |
芙蓉S(OP)1着 | モーリス | |
20 | 1 | 牡2 | ダノンザキッド |
1 | 東スポ2歳(GⅢ)1着 | ジャスタウェイ |
2 | 牡2 | オーソクレース | 3 | アイビーS(OP)1着 | エピファネイア | |
3 | 牡2 | ヨーホーレイク | 4 | 紫菊賞(1勝)1着 | ディープインパクト | |
19 | 1 | 牡2 | コントレイル | 1 | 東スポ2歳(GⅢ)1着 | ディープインパクト |
2 | 牡2 | ヴェルトライゼンデ | 3 | 萩ステークス(OP)1着 | ドリームジャーニー | |
3 | 牡2 | ワーケア | 2 | アイビーS(OP)1着 | ハーツクライ | |
18 | 1 | 牡2 | サートゥルナーリア | 1 | 萩ステークス(OP)1着 | ロードカナロア |
2 |
牡2 | アドマイヤジャスタ | 2 | 紫菊賞(1勝)1着 | ジャスタウェイ | |
3 | 牡2 | ニシノデイジー | 3 | 東スポ2歳(GⅢ)1着 | ハービンジャー | |
17 | 1 | 牡2 | タイムフライヤー | 1 | 京都2歳(GⅢ)2着 | ハーツクライ |
2 | 牡2 | ジャンダルム | 4 | デイリー2歳(GⅡ)1着 | Kitten’s Joy | |
3 | 牡2 | ステイフーリッシュ | 8 | 2歳新馬 | ステイゴールド |
この世代ですから血統や前走レースはまちまちですね。
ただ人気に関してはある程度信頼して良さそうです。
人気データ【過去5年】
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 【4-0-0-1】 | 80.00% | 80.00% | 80.00% |
2番人気 | 【1-1-1-2】 | 20.00% | 40.00% | 60.00% |
3番人気 | 【0-2-1-2】 | 0.00% | 40.00% | 60.00% |
4番人気 | 【0-2-1-2】 | 0.00% | 40.00% | 60.00% |
5番人気以下 | 【0-0-2-51】 | 0.00% | 0.00% | 3.80% |
※GⅠに格上げしてからのデータです。
1人気は信頼出来ますね。軸で良いでしょう。
5人気以下で絡んだ2頭は前走2000m戦で勝利、上り3Fが1位でした。
要チェックデータ【過去5年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
---|---|
前走着順 | 2着以内 【5-5-5-40】 |
3着以下 【0-0-0-18】 | |
前走上り3F | 2位以内 【5-4-5-29】 |
3位以下 【0-1-0-28】 | |
前走人気 | 4人気以上 【5-4-4-39】 |
5人気以下 【0-1-1-16】 |
はっきりとしたデータが出ますね。
前走5人気以下で馬券に絡んだ2頭は重賞勝利して参戦した馬。
もちろん結果や能力を示した馬が有利です。
中山とはいえキレのある馬が有利。
当日よりも前走の人気が大切。
注目馬【データクリア馬】
基本的にはデータをクリアした馬から軸馬を決めたいと思います。
1人気の複勝率は高いのでこの中に該当馬がいれば軸で良さそうですね。
最終予想
本命◎ファントムシーフ
データ的にも勝ち馬に最も近い馬ですし、中山コースはもちろん内枠有利。
脚質的にも前で競馬をする馬ですので絶好のポジションを取りに行けるのではないでしょうか。
前走体重も増えていましたし、2走とも上り最速での勝利は素直に評価してよいでしょうし、まだムチを一発も叩いていないのは今後の期待の表れかと。
調教を見ても走法が大人びていて完成度は高いと思います。
対抗〇セブンマジシャン
デビュー戦は中山、すんなりとスタートして先行し、かなり荒々しい競馬で勝利を挙げると、続く黄菊賞では今度は最後方から8頭ぶち抜き勝利。
展開的に荒れていない外馬場を通ってのレースでしたが、この時の馬場がかなりの重馬場でしたからあの環境でのパフォーマンスには驚きました。
捌くのが上手いジョッキーですので馬自体の絶対能力は引き出せると思いますし、枠もちょうどよいのではないでしょうか。
スタートや道中の折り合いが上手くいけば馬券内には入ってくるでしょう。
相手▲シーウィザード
こんなに人気がないとは驚きましたが、新潟2歳Sでは勝ち馬と0.1秒差の3着。
続く芙蓉Sでは今回と同じコースのOPを勝ち上がっていますから単純な能力で考えても重賞では好走しそうですし、確実に体重も増えていますのでさらなる成長にも期待。
函館の洋芝や中山の急坂を克服した経験は同世代ではアドバンテージとなりそうですし、内枠で脚を溜めれば直線で他馬がブレーキがかかったタイミングで抜け出せそうな予感もします。
加速が遅いのでこの枠でどうジョッキーが促していくのがPOINTです。
相手☆トップナイフ
萩ステークスはホープフルとも相性の良いステップレースで、右回り急坂を体験したという経験値はこの馬にとってもプラスと働きそうですし、前走の京都2歳Sでは4角で他馬にぶつけられ追い出しのタイミングが少し遅れたことが敗因でしょう。
それでも上り最速で2着に入った結果を見ると右回りでのパフォーマンスは安定しそうです。
とにかくスタートが良いのでレースを組み立てやすい点もプラスです。
相手△ジェイパームス
新馬戦しか走っていませんからなんともいえませんが、そのレースを拝見しただけでも期待は持てそうな馬です。
行きっぷりが良くスタートから先頭に立ってしまいましたが、ジョッキーが指示すると折り合い2番手直線ではすんなりと抜け出し3馬身差で圧勝ととにかく優等生競馬でした。
右回りでの経験がありませんが、レースを見てもとても真面目ですのでいきなりパフォーマンスが落ちる事はないでしょうし、調教でも坂路を走らせているとを見ると調子も良いのでしょう。
キラーアビリティの弟がどれくらいの能力を魅せるのか楽しみです。
LINEに友だち追加するだけでレース前日までに無料予想が確認できます。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ガストリック
とにかく新馬戦での直線一気が衝撃的で前走いきなり東スポ2歳Sを勝利。
ダノンザタイガーやハーツコンチェルトを抑えての勝利は能力の証でしょう。
競馬が安定しませんが前走のように能力だけで勝ち切ってしまう可能性があり、馬券からは外せない。
サイン分析
基本的には2022年のテーマであるHERO IS COMING.がベースです。
今年はGⅠ初勝利ジョッキーも複数生まれていますのでまさにヒーローの誕生ですね。
ホープフルステークスも初GⅠ制覇のジョッキーに注目したいです。