【凱旋門賞2022】日本馬とサインが当てはまるエリザベス女王と縁のある馬

Bonjour tout le monde. Je suis sukeuma.

みなさんこんにちはsukeumaです。

いよいよ凱旋門賞ですね!日本馬4頭も応援していますので是非頑張って欲しいです。

「即PAT」「A-PAT」会員さんは当日から購入が出来ます。

■レース放送及び関連テレビ中継はこちら■

フジテレビ系列26局ネット
「Mr.サンデー×S-PARK 超合体SP」
10月2日(日曜) 22時00分から24時40分(予定)

注記:    番組内にて凱旋門賞(G1)を生中継します。
注記:    放送時間等が変更となることがあります。

 

グリーンチャンネル
「2022凱旋門賞中継」
10月2日(日曜) 22時00分から24時00分【無料放送(注記)】

 

「Go Racing!2022 凱旋門賞徹底解説!」
9月30日(金曜) 20時30分から21時30分

 

「2022凱旋門賞参考レース」
9月28日(水曜) 21時00分から21時30分

 



GⅠ凱旋門賞【芝右回り】

開催日10月2日(日)
開催時間日本時間23時05分
格付けG1
開催競馬場パリロンシャン競馬場
コース芝2,400m

凱旋門賞は芝2400メートルの外回りコースを使用して行われます。

スタート直後の約400mは平坦な芝を走りますが、向正面になると急に上り坂が続くため一つ目の消耗POINTのなります。

ひたすら真っすぐの勝負を展開した後は3コーナー過ぎにて今度は下り坂に変化してしまう為、一旦ブレーキをかけるのかここから積極的にポジション取りにいくのか重要な2つ目のPOINTとなります。

3コーナーを曲がると待ち構えるのが、ロンシャン競馬場の名物であるフォルスストレート(偽りの直線)と呼ばれる直線です。

フォルスストレートとはいわゆる日本の競馬場でいえば最終の4コーナーです。

通常の考え方であれば3角を曲がった後4角に向けてポジション取りやスパートをかける勝負所なのですが、このロンシャン競馬場は4コーナーを曲がった後に伝説の5コーナーが存在します。ジョッキー目線での当コース映像をご覧になると理解が追い付きますが、【え、さっき最終コーナー曲がりませんでした?】という錯覚に陥った時にはもうすでに競走馬たちには呪いにかかっている事でしょう。

ここがこのコースの最大のクセの強い特徴で多くの日本馬を苦しませてきています。

コース全体の高低差は10mと日本最大勾配のある中山競馬場のほぼ倍に相当します。

スタート直後は世界一のポジティブ争いが繰り広げられる為、密集した馬群でのジョッキーの技術や競走馬のメンタルも重要です。

勝利への道筋として、メンタルを維持するための前半の折り合い、道中の下り坂で脚を温存するためのリズム、ラスト前フォルスストレートで力みすぎないストロングで冷静な判断力、ラストの直線世界の強豪を差し切る末脚と人馬の呼吸が重なったもののみが凱旋門賞馬の称号を受け取ることが出来るのです。

傾向【過去100年】

最も優勝回数の多い国は開催国フランスです。

フランス – 68回
イギリス – 15回
アイルランド – 8回
イタリア – 6回
ドイツ – 3回
欧州以外の国で調教を受けた馬が優勝したことはありません

馬齢【過去100年】

最も優勝回数が多いのは意外にも3歳馬です。括弧内は牝馬の数。

斤量が極端に違いますからね、3歳と4歳以上で最大4.5kgも違います

3歳 – 60頭(13頭)
4歳 – 31頭(10頭)
5歳 – 8頭(1頭)
6歳 – 0頭
7歳 – 1頭

日本馬【過去100年】

日本馬の最高着順は2着が4回です。

1999年エルコンドルパサーがモンジューから半馬身差の2着。

2006年ディープインパクト(3冠馬)も挑みましたが、直線2頭に差され3着(実績としては失格)

2010年ステイゴールド産駒の宝塚記念馬ナカヤマフェスタが2着。

2012年オルフェーヴル(3冠馬)が一度先頭に立つも直線で急失速してソレミアの2着。

2013年オルフェーヴルキズナ2頭が出走しましたが、2着・4着と完敗でした。

日本調教馬による2着4回という最高着順は、欧州外からの挑戦としては大健闘の評価だそうです。

★注目馬★

ドゥデュース

2022年のダービー馬。

世代が屈指の能力と実績をもっていますので、当馬の能力も過去の参戦馬と比べても遜色はないでしょう。

ダービーを勝った実績馬を日本の経歴を蹴ってまでここにもってきた陣営は素晴らしいですし、恐らくチャンスは斤量が軽い今年のみだと思います。

回転力のあるピッチ走法ですし、頭も沈み込むように欧州向きの走りです。

ニエル賞では人馬共に絶好のポジティブと展開だったと思いますが、何故差せなかったのか、、手前をスムーズに変えれなかったとも言われていますが、この辺り順応出来なかったのが本番にどう影響するのでしょうか。

皐月賞⇒ダービーでも陣営ジョッキーともにピッタリと照準を合わせてきましたが今回もその辺りに期待できると良いですね。

タイトルホルダー

恐らく現在の日本では中長距離で最強でしょう。

逃げても先行しても結果を出してきましたし、武器である超絶変則ラップで凱旋門賞を走れたらもしかしたらもしかするかもしれないと思っています。

懸念として挙げれば馬がこのコースを走っていない、経験していないという事と、斤量です。

59.5kgというのは伊達ではないですし、なにより3歳馬牡馬とは3kg、3歳牝馬とは4.5kgも違います

※エルコンドルパサー、ディープインパクト、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルは、全て斤量が軽い馬に差されて負けています。

ただ、今までの日本馬が結果を残せていないなら今まで以外の方法で勝つというのも一つの道筋だとは思っています。

先行出来る強みや回転のある走法ももしかしたらこのコースにあっている可能性はあります。

トルカータータッソ

昨年の凱旋門を人気薄で勝ち切った芝2400mGⅠ3勝馬

今回は昨年よりも人気となりそうですが、今年に入ってからキングジョージ2着、バーデン大賞2着と勝ち切れていません。

昨年はしっかりと勝ち切っての参戦であったため、この辺りを衰えととるか本番に向けての叩き台と考えるか難しい所です。

ただ凱旋門賞でのあの末脚をみると連覇の可能性はかなり高いと予想しています。

直線ノーステッキで4.5頭かわした後ムチ1発で有力馬を一気に飲み込んだあの走りは恐らくロンシャンの洋芝に適している証拠。

能力以外にも注目するところがありまして、実はこの馬先日崩御されたエリザベス女王2世と同じ誕生日

想いを繋ぐという意味でもここは勝利してほしいですね。

アダイヤー

昨年の凱旋門賞では良い展開で先頭抜け出しましたが、長い直線とタフな洋芝に脚を使われてしまい差されています。

しかしキングジョージでの突き抜けるような末脚は休養後の前走でも感じましたし、昨年は重馬場であったことを考えれば状況次第ではリベンジは果たせる可能性はありそうです。

ただ、今年は59.5kgという斤量を背負いますのでネガティブ要素をカバーできるくらいの成長が見込まれるのかに注目ですね。

ルクセンブルク

2歳時の成績から、英ダービーの最有力候補と目されながら、故障でダービーを回避した「幻のダービー馬」

8月に復帰を果たすと、古馬を一蹴してロイヤルホイップ【G3芝2000m】、愛チャンピオンS【G1芝2000m】を連勝しています。

血統が凱旋門血統である事や実績の期待から恐らく1人気になると予想されますが、陣営が調整についてあまりポジティブでない点と、2400mが未経験というのが懸念。

まとめ

凱旋門賞は最近ではテレビ中継も行われ、競馬ファンのみならずとも目にする機会が増えてきました。

重要なのはこの想いを繋げるという行為が大切で、【興味を持つ、応援する、分析してみる】などをもって競馬界全体の底上げとなれば、それがきっと悲願達成へ繋がっていくのだと信じています。

今年も有力な日本馬4頭が揃いました。

このレースを見ている時はきっと賭け事の枠を超えてみなさん応援している事でしょう。

日本のレースもそうなってくれることを願って応援したいと思います。

スポンサーリンク