【ローズステークス2022予想】☆〇〇の経験と前走距離が重要☆ 過去データと傾向
おはようございますsukeumaです。
牝馬クラシックに向けてのトライアルレースが始まります。今年も京都競馬場改修の兼ね合いにてローズSは中京競馬場にて開催されます。
重要なのは春のある経験と前走の距離となっています。
GⅡローズステークス
開催競馬場 | 中京競馬場 |
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コース | 芝2,000m |
格付け | GⅡ |
条件 | 3歳(牝) 定量戦 |
1983年に3歳牝馬限定の重賞競走として創設され、翌1984年にはGⅡに格付けされています。その後、秋華賞が創設されたことに伴いトライアルとして指定され、舞台を阪神競馬場に移されています。3着までの馬には秋華賞の優先出走権が与えられる為雪辱を果たしたい春好走馬や最後のクラシックGⅠを獲得したい上り馬達の熾烈な争いが繰り広げられます。
中京2000m【芝左回り】の特徴
中京競馬場のレイアウト上、スタート直後に上り坂を走らなくてはならない特殊なコースで力のない馬は始めに無理をするとスタミナやメンタルの消耗が大きいです。
バックストレッチ中間からなだらかな下り坂の為、全馬徐々にペースアップしていきます。
勝負所の3コーナー近辺からは曲がりが緩やかで、下り勾配でもあるのでスピードに乗りやすい反面、長い直線と急坂を考えないといけない為追い出しのタイミングが拮抗する。
直線勝負のイメージもありますが、馬の器用さやジョッキーのインテリジェンスも求められるテクニカルなコースとなっています。
要チェックデータはこちら
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
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重賞経験 | 春GⅠ経験有り 【7-4-4-57】 |
春GⅠ経験無し 【3-6-6-71】 | |
前走距離 | 1800m以下 【1-3-6-60】 |
2000m以上 【9-7-4-68】 |
タフなレース経験と距離適性が重要のようですが、春GⅠに出走していなくても秋に向けて力をつけてきた上り馬が2着3着に入る可能性は高いようです。
注目馬
アートハウス
春の忘れな草では他馬の間を突き抜けるような圧巻の競馬で勝利。
続くオークスではジョッキーが桜花賞馬よりもこちらを選択、血統やロマンでファンが制覇を期待しましたが、直線手応えなく失速。
一瞬の脚がある訳ではないので東京のようなキレが必要なコースは向いていないと思いますし、明らかに距離適性が向かなかった模様。
それでも7着に残れるのは絶対能力の証。
この特殊なコースはこのジョッキーで輝くはず。
パーソナルハイ
期待のディープインパクト産駒で、クラシック出走や重賞で好走はあるものの未だ未勝利戦1勝のみの馬。
勝利のレースと連対したフローラSでは逃げて結果を残していますので今回も積極的に出していく可能性が高く、前残りが多い中京とは相性が良い。
戦ってきた相手がキラーアビリティやスターズオンアースとGⅠ馬が多く、潜在能力は高い。
オークスでは余裕がない仕上げでしたので16着は参考外で良いでしょう。
賞金的にここで出走権を取れなければ秋華賞は難しいのでメイチでくるはずです。
サリエラ
こちらもディープインパクト産駒で、2連勝中。
前走直線最後方からふらふらと遊ぶように他馬をまとめて差し切った末脚は圧巻。
牝馬1勝クラスではありましたが、あのパフォーマンスは人気になるでしょう。
成長力というより新馬戦からムキムキでむしろ筋肉質なくらいな印象。
もうすこし柔らかい馬体になってくれると今後も長く活躍出来そうですが、今の時点でも完成度は高いと見ます。
最終予想
本命◎アートハウス
じりじりと伸びてくるタイプでこのコースは歓迎です。
追い切りでも抑えながらの超絶時計で調子や成長力も◎。
展開的にもターゲットに出来る馬を2頭程おいて3番手辺りから差し切るイメージが出来るでしょう。この時点で3人気とは意外でしたね。
懸念として言えば全馬に言える事ですが天候とそれに伴う馬場状況でしょうか。
大きなストライド走法にみえるので重くなった芝でどうでるでしょうか。
対抗〇セントカメリア
絶好調のドゥラメンテ産駒で2走前ではガイアフォースに勝利。
該当馬が次走でレコードタイム、新馬戦ではドゥデュースの2着なのですから能力値は測れます。
展開的に前走ではローズSを意識したように2番手で進めましたが、内からラーグルフに救われてしまいました。こちらもセントライト記念に出走する有力馬ですからむしろ能力の表れだと思っています。
なんといっても中京コースの経験、しかも重馬場を勝ち切っていますので相性はすごく良さそうですので同じ競馬が出来れば連対は固いと思います。
相手▲パーソナルハイ
1勝馬ながらもクラシックレースに出走し続けている馬で、展開さえハマればしぶといレースが出来ます。
競馬を見ても2000mはギリギリな気がするのですが馬体をみると春からの成長も見られますので、もってくれると信じています。
本番に出るために一番気合の入っているのはこの陣営だと思いますのでメイチの仕上げ、積極的な作戦やレースの組み立てにも期待したいです。
相手☆メモリーレゾン
メンバー唯一の3勝馬で前走は古馬相手に見事は差し切り勝ち。
ハンデ戦の恩恵はあるとは思いますがこの時期の牝馬が古馬相手に結果を出すのは成長力と能力の証。血統的にも距離延長は歓迎ですので自身の競馬をすれば直線伸びてくるでしょう。
斤量は54kgで勝利済みですので気にしなくていいと思いますが、この天候でキレがある脚が使えるかがPOINTになりそうですね。
相手△サリエラ
サリオス、サラキアを兄弟に持つ期待の良血馬。
GⅠ級の血統ですし、馬主・調教師・ジョッキーと舞台が揃った感がありますがやはりまだ幼いというかピリッとしない馬な印象です。
昨年11月のデビューから半年も空いて1勝クラス出走ですからメンタルや成長力は緩やかに改善しているのだろうと想像します。
初昇級、初舞台とネガティブ要素が多いため素直に評価は出来ず、もう少し長い目で成長を見たいですね。
もちろん絶対能力は評価しますのですべてを凌駕して勝ち切る可能性はあるでしょうけどね。
相手△ヴァンルーラー
前走古馬相手にハナ差の2着。
競馬の仕方や馬体重を見てもまだまだ成長は先のような気がしますし、距離延長や中京コースは苦手な産駒なのですが💦
レース経験も多く重賞経験もあり、牡馬混合古馬とのタフな競馬も経験済みなのはこの馬だけですので、この辺りが上手くレースに反映してくれれば3着はあるとみています。
ルーラーシップ産駒は雨や重馬場が超得意ですので天候次第では穴を開ける事を願っています。
今週の直感馬
さて、今週のびびっと直感馬はこちら↓
(リンク先ランキング紹介文に掲載しています現在80位 辺り【sukeumaの直感競馬】)
血統的に距離延長は歓迎。
デビューが遅かったお陰でここに向けて大きな成長が感じられる1頭。
古馬と戦った経験が活きるはず。