【アーリントンカップ2023予想】前走距離とトラックバイアスを読み解け 過去データ
こんにちはsukeumaです
3歳マイル戦へのトライアルです。
昨年はここからNHKマイルの優勝馬が誕生しましたから楽しみですね。
GⅢアーリントンカップ
開催競馬場 | 阪神競馬場 |
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コース | 芝1,600m |
格付け | GⅢ |
条件 | 3歳 別定 |
創設は1987年に重賞競走として行われていた「ペガサスステークス」が前身。
1992年にアーリントンインターナショナル競馬場から寄贈賞を受けて「アーリントンカップ」が創設されました。
2018年よりNHKマイルCのトライアル競走となり、3着以内の馬に本番の優先出走権が与えられることとなっています。
このレースのルーツはアメリカ合衆国イリノイ州・アーリントンハイツに建つアーリントンインターナショナル競馬場に繋がっています。
阪神1600m【右回り】の特徴
スタート直後にゴール前の坂を通過するコースです。
坂を上り切ると1~2コーナーを迎えるため、ブレーキがかからい前半のペースは速くなりにくくなっています。
向こう正面はほぼ平坦にはなりますが、3コーナー付近から緩やかな下り坂となる為、じわじわペースが上がっていき、大きく回る3コーナーと4コーナーを通過する際にはかなりのスピードに乗ったまま捲って直線に向かう形になります。
ゴール前の直線は約356mと長くはありませんので、直線のキレだけでは届きません。
レース展開への柔軟な対応力とロングスパートをかけられる末脚が必要となっています。
人気データ【過去10年】
人気 | 成績 | 単勝 | 連対 | 複勝 |
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1~3番人気 | 【7-3-1-19】 | 23% | 33% | 36% |
4~6番人気 |
【1-3-5-21】 | 3% | 13% | 30% |
7番人気以下 |
【2-4-4-67】 | 3% | 8% | 13% |
1人気の勝率・複勝率は70%越え。
その一方紐荒れは必至で10人気以下が絡むことも多々あります。
【予想オッズ】
要チェックデータ【過去10年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
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前走距離 |
1400~1600m 【9-9-8-68】 |
上記以外 【1-1-2-29】 | |
レース間隔 |
中3週以内 【0-2-2-44】 |
中4週以上 【10-8-8-63】 | |
枠番 |
1~4枠 【0-1-1-31】 |
5~8枠 【5-4-4-33】 |
※枠番に関してはBコース替わりのある過去5年のデータ
まずは距離適性
急仕上げはNG
このクラスで戦える経験が重要
Bコースは内回りなら内枠
外回りなら外枠が能力を出しやすい芝傾向
注目馬【データクリア馬】
過去データはかなり信頼出来そうですね
最終予想
本命◎ヤクシマ
データ全てをクリアし、前走好位置でOPレースを制した馬。
成績的に地味な印象もありますが、京王杯2歳Sでは2度塞がれる状況でも掲示板を確保しており、ポテンシャルに期待しています。
少し外枠過ぎかなという印象もありますが、それでもこの馬のパフォーマンスを発揮しやすいポジションだと思いますし、この騎手であれば京王杯のように包まれることも可能性としては低いので、素晴らしい上りで伸びてくるのを信じています。
あとはこの距離にギリギリ対応できるかどうかがPOINTだと思っています。
対抗〇スカイロケット
デビューから全て1人気で一度も馬券内を外していない良血馬で10月の新馬戦とは別馬のような成長がみられる馬です。
データ的に嫌っているのは前走小頭数での勝ち切りであった点で格上での展開やタフな競馬についていけるのかという不安もあるのですが、2走前の未勝利戦では馬群を突き抜けるパフォーマンスで勝利していますし、先行力がある馬ですのでこの枠であれば包まれる心配もなさそうです。
上りに期待できるようなタイプではないので、Bコースの阪神1600mでどのようなパフォーマンスをしてくるのか期待しています。
相手▲ユリーシャ
外目の枠であれば本命にしたかったところなのですが、Bコースの1枠では少し厳しいというのが正直な印象。
ただ、逃げて結果を残しているだけにこの騎手でも今回は逃げに拘るとみていますし、斤量の緩い利と馬場が荒れる今回、例年とは違う展開になる可能性も高いので、それならば逆にこの枠が勝利への道筋となるかもしれません。
全ては当日のトラックバイアスにかかっていますね。
データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
ドクタードリトル
前走適性距離以外、中3週以内からの参戦とデータ的には推せる要素はないのですが、それでも鋭く伸びてくる末脚の持ち主はメンバーでも唯一。
ここ2走ポジション取りに手間取った印象があるのでこの枠は好材料とみますし、阪神を使われている経験値もいい。
懸念材料としては1600m ⇔ 1800mに生じる圧倒的な適性力という壁に対応できるか否かだと思います。
サイン分析
2023年もテーマはHERO IS COMING.です。
重賞初勝利ジョッキーやGⅠ初勝利の調教師さん、ヒーローという言葉に関係ある馬達やエピソードを持っている人たちにも注目ですね。