こんにちはsukeumaです。
今週は2歳牡馬の位置づけレースです。
2歳牝馬戦は1人気が勝利しましたが、2着以下は大荒れで過去のデータや枠順の有利不利、コースの使用状況など様々なファクターが絡んでくる結果となりましたね。
今週もデータ通りとなるのでしょうか、それともデータブレイク馬が現れるのでしょうか。
- GⅠ朝日杯フューチュリティステークス
- 阪神1600m【芝右回り】の特徴
- 過去データ【過去5年】
- 人気データ【過去8年】
- 要チェックデータ【過去8年】
- 注目馬【データクリア馬】
- 最終予想
- データブレイク馬【直感馬】
- サイン分析
GⅠ朝日杯フューチュリティステークス
開催競馬場 | 阪神競馬場 |
---|---|
コース | 芝1,600m |
格付け | GⅠ |
条件 | 3歳 定量戦 |
1949年に関東地区における2歳馬のチャンピオン決定戦として「朝日杯3歳ステークス」が創設され、2013年まで中山競馬場を舞台に行われていました。
当時は創設時の芝1100m、1959年に芝1200mの設定を経て、1962年以降は現行の芝1600mに定着しています。
なお、2014年に競走内容のより一層の充実を図る観点から、開催場を阪神競馬場へ変更、2001年に競走名が「朝日杯フューチュリティステークス」に改称されています。
フューチュリティ(Futurity)とは、「未来」「将来」を意味する英語。
阪神1600m【芝右回り】の特徴
スタートから4コーナーに至るまではほぼ平坦に近く、コーナーもゆったりしている為、ペースが緩むことなく展開は進みます。
向正面は約473mと長いですが、残り600m付近から下り坂が始まりますので、直線に向く前から徐々にペースが上がることになります。
前でレースを引っ張っている馬たちはこの場面で焦るとラストが持ちません。
4コーナーの下りで差し馬たちは外から捲るようにスピードを出してきますから、広いコースらしく直線は内外広がっての追い比べになるのが常です。
ゴール直前に坂がありますので、前につけている馬が有利という事もなく最後はスピードと底力が問われるコースです。
過去データ【過去5年】
着順 | 馬齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 父 | |
---|---|---|---|---|---|---|
21 | 1 | 牡2 | ドウデュース | 3 | アイビーS(OP)1着 | ハーツクライ |
2 | 牡2 | セリフォス | 1 | デイリー杯(GⅡ)1着 | ダイワメジャー | |
3 | 牡2 | ダノンスコーピオン | 4 |
萩ステークス(OP)1着 |
ロードカナロア | |
20 | 1 | 牡2 | グレナディアガーズ |
7 |
2歳未勝利1着 | Frankel |
2 | 牡2 | ステラヴェローチェ | 2 | サウジRC(GⅢ)1着 | バゴ | |
3 | 牡2 | レッドベルオーブ | 1 | デイリー杯(GⅡ)1着 | ディープインパクト | |
19 | 1 | 牡2 | サリオス | 1 | サウジRC(GⅢ)1着 | ハーツクライ |
2 | 牡2 | タイセイビジョン | 2 | 京王杯2歳(GⅡ)1着 | タートルボウル | |
3 | 牡2 | グランレイ | 14 | 2歳未勝利1着 | ルーラーシップ | |
18 | 1 | 牡2 | アドマイヤマーズ | 2 | デイリー杯(GⅡ)1着 | ダイワメジャー |
2 |
牡2 |
クリノガウディー | 9 | 東スポ2歳(GⅢ)7着 | スクリーンヒーロー | |
3 | 牝2 | グランアレグリア | 1 | サウジRC(GⅢ)1着 | ディープインパクト | |
17 | 1 | 牡2 | ダノンプレミアム | 1 | サウジRC(GⅢ)1着 | ディープインパクト |
2 | 牡2 | ステルヴィオ | 3 | サウジRC(GⅢ)2着 | ロードカナロア | |
3 | 牡2 | タワーオブロンドン | 2 | 京王杯2歳(GⅡ)1着 | Raven’s Pass |
前走重賞組が多くを占めています。
重賞以外でいえば全て前走勝ち馬です。
人気データ【過去8年】
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
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1番人気 | 【3-2-2-1】 | 37.50% | 62.50% | 87.50% |
2番人気 | 【2-2-1-3】 | 25.00% | 50.00% | 62.50% |
3番人気 | 【1-1-1-5】 | 12.50% | 25.00% | 37.50% |
4~9番人気 | 【2-2-1-43】 | 4.10% | 8.30% | 10.40% |
10番人気以下 | 【0-1-3-54】 | 0.00% | 1.70% | 6.90% |
※中山⇒阪神に変更になった年からのデータです。
1人気の複勝率が圧倒的ですね。
変則的なコースから能力値が必要なコースに変更になった事が如実に表れています。
要チェックデータ【過去8年】
多少の誤差は生じる可能性が有ります💦
参考データ | |
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デビュー戦 着順 |
2着以上 【8-8-5-77】 |
3着以下 【0-0-3-29】 | |
前走上り3F | 2位以内 【7-6-5-49】 |
3位以下 【1-2-3-55】 | |
キャリア | 4戦以内 【8-8-8-85】 |
5戦以上 【0-0-0-21】 |
ある程度有力馬としての素質とキレのある末脚が必要です。
デビュー戦での実績とキャリアはかなり重要です
キレ不足では通じないようです。
前走の成績にも重要なファクターが。
注目馬【データクリア馬】
基本的にはデータをクリアした馬から軸馬を決めたいと思います。
最終予想
本命◎ドルチェモア
札幌のタフな馬場でデビュー戦を圧勝すると次走遠征を選択する積極的なスケジューリングは期待感への表れ。
レースでは小頭数、先行有利な展開とはいえノッキングポイントやシルヴァーデュークといった人気馬を抑え完勝。
2番手から上がり33秒台を出せるのはこの時期としては優秀です。
頭数や格も上がり能力を底が問われますが、絶好の内枠を引きましたので迷わず本命です。
対抗〇コーパスクリスティ
このレース相性の良い中内田厩舎で2歳には強いエピファネイア産駒。
前走は小頭数でしたが、出遅れながら直線馬群と急坂を苦にせず駆け上がってきた様子は2歳とは思えない迫力でした。
頭数も増え外枠を引いてしまいましたが阪神であの脚、あの根性を使えたという事は外を回してでも内を突いてもパフォーマンスは活きるでしょう。
相手▲ダノンタッチダウン
馬主、厩舎、血統をみても良く見る有力馬で期待も出来る馬です。
前走GⅡに挑戦しましたが内先行有利のトラックバイアスのなか大外を回さなければならない展開となり、猛追しましたが届かず2着。
それでも見たものの目には【負けて強し】の印象となりましたね。
重賞での経験は活きるはずですし、真ん中枠でパフォーマンスは出し切れるはずです。
コーナーでの加速力がないのでこの騎手の予定では先週のリバティアイランドのように早めにまくってスピードをつけていくでしょう。
無難な競馬をしてあの能力を出し切れるかがPOINTです。
相手☆バグラダス
貴重な2勝馬で、前走は直線で追い出しを我慢させるような横綱競馬。
ムチ1発でものすごい加速、1人気を完封しましたからここでも期待です。
有力馬が外枠をひいているなか先行出来るこの馬には有利な展開となりそうで、人気もなさそうなのできちんとスタートさえ出来れば我慢させた競馬が活きてくると思っています。
相手△エンファサイズ
このレース新馬戦からや未勝利戦からの相性はあまり良くないのですが、リオンディーズやグレナディアガーズのように圧倒的な能力がある馬は優勝しています。
この馬も可能性は感じていて正直新馬戦では幼さ全開での勝利。
直線でも馬場の不利な内をついたりフラフラしながらの走りでも急坂を苦にせず駆け上がり圧勝。
時計も平凡ですし、どう仕上がってくるかがすべてのPOINTとななりますが、この大物感だけでも買いだと思っています。
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データブレイク馬【直感馬】
新時代の競馬に突入しています。
過去のデータを壊して激走してくる馬はこの馬。
オールパルフェ
データ上、前走上りを使えなかった馬は評価を下げたいのですが、この馬に関してはここ朝日杯への仕上げ方が優秀でかなりの勝負感を感じています。
レース毎に体重を増やしているあたり成長力や底を感じさせませんし、逃げ馬であるこの馬が前走の超抜タイムの時より内枠を引きましたから買わざるを得ないでしょう。
サイン分析
基本的には2022年のテーマであるHERO IS COMING.がベースです。
今年はGⅠ初勝利ジョッキーも複数生まれていますのでまさにヒーローの誕生ですね。
朝日杯フューチュリティSも初GⅠ制覇のジョッキーに注目したいです。